「間違いない!」「エイ、エイ、オッパ〜イ!!」などの決めゼリフと毒舌ネタでおなじみのお笑い芸人 長井秀和が、世界に通用するコメディアンをめざして米国留学することが分かった。
今年9月に渡米し、1年の予定でニューヨークの語学学校に通う。その間、長井が海外進出の夢をかなえるため、コメディー劇場などをまわり、本場の笑いのツボを肌で感じ、自分の笑いが通用するのか見極めるという。
その間、日本の芸能界は完全休業し、平成11年に結婚した夫人の美奈子さんと2歳になる男児も日本に残すというから、長井の本気度が半端じゃないことは、間違いない!、とのこと。
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すでに、長井は留学費用として600万円を貯金。学生ビザを取得し、まずは3カ月間は語学学校で寮生活を行う、という。
長井の海外志向はもともと強く、数年前から「ピン芸人の神髄はスタンダップコメディー。その本場で修業したい。そこで、自分の笑いのセンスが世界で通用するのか見極めたい」と周囲に漏らしていた、とのこと。
実際に今年1月に発売したDVD『今日、お腹いっぱい食べれてよかったなぁ』の中で英語ネタに挑戦。その発売記念イベントでは「海外のコメディーショーに出演してみたい」と野望を口にしていた。また、2年前から都内の英会話スクールに通い始め、日常会話に不自由しない程度は話せるようになったという。
ただ、「笑いのツボやテンポ、間合いは本場でないとつかめないし、持ちネタを直訳しても意味が通じるとはかぎらない。現地の生活習慣を肌で感じないと、本場の笑いを知ることはできない」と語学留学を決意した。
レギュラー番組も今年に入って少しずつ減らし、現在 唯一レギュラー出演する日本テレビ『エンタの神様』も今月いっぱいで終える予定、とのこと。
記者会見にて長井は、カンニング竹山隆範に「行って何があるんすか」と言われたが、爆笑問題や劇団ひとりらタレント仲間にも祝福され、「先輩や友人の後押しで踏ん切れた」と周囲の激励に感謝した。帰国後は「どういう形になるか決めていない」と言葉を濁したが、「もし仕事があるなら」と米国での活動にも色気を見せた。
長井秀和は、長井本人の極めて個人的な“ある側面”のみだけは気に入らないが、お笑い芸人としては、大好きだ。
あの独特の甲高い声で「間違いない!」との決めゼリフと毒舌ネタの数々は結構好きである。
社会人になってから、「学ぶ」機会はあるようで意外に少ない。
せっかく「学ぶ」機会に恵まれたのだから、大いにガンバってもらいたい。
お笑い芸人 長井秀和が、真の“コメディアン”として成長できるかに要注目。
ただ、日本のお笑い界も、栄枯盛衰・流行り廃り(はやりすたり)のペースの波が激しい。
来年、長井秀和が、留学を終えて日本に帰ってきたとき、「あの人は今?!」になっていないことを祈りたいものだ。
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