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07/12-12:42--「単独支援は困難」　倉敷市が県に最終報告　土地返還 確定的に　チボリ問題

　倉敷チボリ公園（倉敷市寿町）の来年以降の在り方をめぐる問題で、倉敷市は１１日、市民公園化の検討について「県の支援継続が前提」とする最終結論を県に報告した。県は既に支援は困難とする方針を示し、デベロッパーなどへの土地転貸にも否定的なことから、クラボウ（大阪市）への土地返還が確定的な情勢となった。同日開かれた同市議会代表者会議で、伊東香織市長が�〇毀姥�園化の検討は県の支援継続が前提��県の責任での解決�Ｅ效亙峇垳紊六圓肇�ラボウが協議し、今後の在り方を検討する―とする当局の結論を報告。同市議会の合意を受け、河田育康副市長らが県庁を訪れ、島津義昭副知事へ非公開で内容を伝えた。これに対し、島津副知事は「最終的には、３者で話をする必要がある」と答え、県、同市、チボリ・ジャパン（チ社）の間での意思確認を提案したという。石井正弘知事は昨年９月、「県による主体的運営は困難」として同市に市民公園化を打診して以降、記者会見や県議会で一貫して来年以降の財政支援を一切しないことを明言している。こうした経緯もあり終了後、同市の河田副市長は「県の関与の考え方が変わらないということで、そういう回答になった」、末永洋之総合政策局長は「最終的な回答として受け止めてもらえるだろう」と述べた。また、島津副知事は「知事は今まで『支援は困難』と話しており、市は『できません』と返事をした。最後の道は断たれたような雰囲気」と話した。前回のチ社取締役会（６月２０日）で坂口正行社長は、現在の公園用地１２�任里Δ腺賢任忙旭翩堝飴此陛豕�都）が地代を負担してアウトレットモールを建設し、残り４�任六毀姥�園化を求める構想を提案。一方、クラボウは今月２日、独自開発で公園部分を残すのは困難だが、県や市の主体的参加を前提として公園用地を縮小、分割して貸すことは「やぶさかではない」と県へ伝えていた。同公園の来年以降の在り方について、県やチ社は８月中の決着を目指している。

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