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珠洲市課長補佐、「髪の毛長い」と元部下の髪に火つける

2008年7月12日11時39分

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 石川県珠洲市の市民課長補佐(54)が、勤務中に元部下の男性職員(22)の後ろ髪にライターで火をつけ、髪の一部を焼いていたことが12日、市の説明でわかった。課長補佐は「職員の髪が長すぎるので、注意を促そうとして火を近づけすぎてしまった。軽率だったと反省している」と話しているという。

 男性職員は珠洲署に被害届を出し、同署は傷害や暴行の疑いもあるとみて調べている。

 市によると、課長補佐は7日午前9時半ごろ、別の課の男性職員が市民課を訪れた際に、「髪の毛が長い」と話しかけて近づき、後ろ髪をつかんでライターで火をつけた。男性職員は火をつけられるまで気づかず、髪が少し焦げたが、課長補佐と一緒にすぐに手で消したため、けがはなかったという。

 2人は2年前まで、同じ課の上司と部下の関係だった。男性職員は以前から後ろ髪を肩にかからない程度に伸ばしており、課長補佐は「切ったらどうか」と注意していたという。巽一郎・総務課長は「いかなる事情でもあってはならない行為で残念。厳正な処分を検討する」と話した。(矢代正晶)

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