今ではすっかりおなじみとなりました、私の毎週金曜日の、一週間のお仕事を終えてのお楽しみになっております、日テレ『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中』。
16回目となりました今回も、恒例となりました「来週以降も、観ていた感想として、それにAZU的考え方として付記して報告していこうと思います。」なので報告します!!!
〈前出:2006年1月3日・4月8日・4月16日・5月13日・6月10日・6月24日・7月1日・7月8日・7月15日・7月29日・8月12日・9月2日・9月16日・10月7日のテレビ・映画のお話〉
内容は下記のとおり。
なお、観ていた感想として、AZU的考え方として賛成・反対・態度保留を付記。
○義務教育は必要なのか?〜いじめ・登校拒否・学級崩壊・「学力の二極化」が招く格差の拡大再生産・指導力不足教師・「バカ親」にみる日本の学校教育における不安・懸念の噴出、日本におけるエリート教育の導入の是非
日本セクシー女医党党首 西川史子「議員」提案「義務教育を廃止します!」
番組内での実際の「採決」…賛成 8名 反対18名 →否決
AZU的考え方…絶対反対
→この提案自体には大反対。
確かに、近代社会における国家による義務教育の「究極の目的」は、多くの国民を良質で均質な工場労働者と兵士を育成するのが目的であり、日本が近代国家・経済大国に成り得たのはしっかりとした義務教育制度が支えたからであるのは言うまでもない。
国家による「究極の目的」が見え隠れするとはいえ、すべての人間にとって「読み書き」ができること、「読み書き」ができる環境が保持されていることは、大いなる“喜び”であり“幸福なこと”である。今でこそ日本社会での識字率はほぼ100%であるが、かつて日本社会においては「読み書き」ができない人々が多く、「読み書き」ができる環境が容認されない時代・社会があり、これを解決・打破するために義務教育制度は大きな貢献を果たした。
現代の豊かな経済大国、「読み書き」ができる今の日本社会に生きていては信じられないかもしれないが。
しかし、今の時代 いじめ・登校拒否・学級崩壊・「学力の二極化」が招く格差の拡大再生産・指導力不足教師・「バカ親」にみる日本の学校教育における多くの不安・懸念の噴出している中で、現代 そしてこれからの時代の義務教育のあり方が根本から問われていると言えるだろう。
だが、それがすぐに「義務教育廃止」には結びつかないだろう。エリート教育の導入も「一つの方法」であるかもしれないが、第一義的にはこれからの時代にとっての義務教育のあり方への転換・改革の必要性が求められている。けれども、それは「ゆとり教育」ではない、と個人的には思う。
なお、女医・ミス日本・「年収何千万以下の男とはデートしない」など、ある種“人生勝ち組”な提案者が臆するでもなく「腐ったミカンが一個でもあれば、すべてのミカンは腐る」と発言しておきながら、提案が圧倒的多数で否決されたときに涙ぐんだ姿に、「おいおい、最後は“女の武器”ってわけですか?!」と“イライラッ”とした思った次第。
○『国民の怒り ベスト5』
番組サイトで募集した国民が怒っているニュースを、ベスト5(太田総理の選ぶ番外含む)としてカウントダウン形式で取り上げ太田総理を含む8人の「議員」と司会の秘書2人が討論する。
・参加者 太田光総理、田中裕二「第一秘書」、熊澤枝里子「第二秘書」、山本一太参院議員〈自民党〉、原口一博衆院議員〈民主党〉、評論家 金美齢、元大学教授 田島陽子、タレント 夏川純
第1位 北朝鮮核実験強行
第2位 飲酒運転による相次ぐ事故
第3位 議員宿舎なんて必要ない!!
第4位 イケメン代議士 不倫!!
第5位 広島犬放置問題
番外 ディープインパクト引退
ほ〜、太田総理の番外が「ディープインパクト引退」なんてハッキリ言って意外。てっきり「田中、○○○!」とか言って、“オチ”があると思っていたのに。
○ミニコーナー「皆さんの陳情を受け付けます!聞いてよ田中ちゃん」
今回もなし。
というわけで、『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中』も今回で16回目。もちろん、これからも観ていた感想として、AZU的考え方も付記して報告していこうと思います。
日テレ『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中』HP
http://www.ntv.co.jp/souri/
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