今ではすっかりおなじみとなりました、私の毎週金曜日の、一週間のお仕事を終えてのお楽しみになっております、日テレ『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中』。
昨夜はなんと!『どうする?消費税・9条 新内閣にダメ出しSP』という2時間SPでした。
秋の番組改編では、多くの番組が終了・リニューアルしたりするものですが、『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中』は視聴率もそこそこ良いようなので、10月以降も引き続き番組は存続された模様。
今回で番組放送も15回目となりましたので、さっそく恒例となりました「来週以降も、観ていた感想として、それにAZU的考え方として付記して報告していこうと思います。」なので報告します!!!
〈前出:2006年1月3日・4月8日・4月16日・5月13日・6月10日・6月24日・7月1日・7月8日・7月15日・7月29日・8月12日・9月2日・9月16日のテレビ・映画のお話〉
内容は下記のとおり。
なお、観ていた感想として、AZU的考え方として賛成・反対・態度保留を付記。
○消費税率値上げ議論〜日本の国家財政の危機、そして「格差社会」における税のあり方とは?
前衆議院議員・経済評論家 海江田万里「議員」提案「今の消費税に替えて『格差解消税』をつくります!」
番組内での実際の「採決」…賛成16名 反対10名 →可決
AZU的考え方…賛成
→この提案自体には賛成。
国税の間接税の最たる消費税の制度・あり方として、食料品など生活必需品の購入の際への非課税・贅沢品への重課税する「複数」課税方式は、欧米諸国ではすでに導入されているやり方であり、仮に今の消費税5%である税率を上げるとすれば、消費税「一律」課税は大いに議論されてもいいのでは。
大体、『世界バリバリ』なんとかなどに出ている「セレブ」と称する輩が、バンバン大金をつぎ込んでいる姿には、正直閉口せざるを得ない。贅沢品への重課税する「複数」課税方式があればなぁ…、とも思っている。
ただし、この提案が即 「格差社会」の解消に直結するとは思えない。「複数」課税方式の消費税には賛成だが、『格差解消税』というネーミングには賛同しかねる。
確かに、「格差って何?」という“そもそも論”に迷い込んでしまいそうだし。
また、この『格差解消税』によって増収した分を、「格差社会」解消・「再チャレンジ」支援政策に充当せねば、この提案は意味がないのでは?
なお、デヴィ夫人と元特殊法人職員で“自称”ジャーナリストの若林某がとても“ウザい”、“目ざわり”だった。
○憲法改正議論の最たる「9条」〜日本の安全保障とは?そして日本国憲法とは何か?
太田「総理」提案「『憲法9条の日』という祝日をつくります!」
番組内での実際の「採決」…賛成11名 反対12名 →否決
AZU的考え方…態度保留
→今回の提案の太田「総理」の主張は太田光・中沢新一著『憲法九条を世界遺産に』(集英社新書)の中に凝縮されているのであろうと思う。
〈前出:2006年10月7日の本のお話〉
う〜ん、ムズかしい問題だね…。
言いたいことは「理解」できるが、「賛同」はできないな…
○特別企画 草野仁・福留功男・田原総一郎〜三大キャスター 今の日本にモノ申す!
草野仁…「親子関係について」
福留功男…「言葉崩壊」
田原総一郎…「時代に取り残されたジャーナリスト」
・・・ん?福留が「言葉崩壊」を語る資格あるの?
○ミニコーナー「皆さんの陳情を受け付けます!聞いてよ田中ちゃん」
今回もなし。
というわけで、『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中』も今回で15回目。しかも今回はSPで、実に充実した内容でした。もちろん、これからも観ていた感想として、AZU的考え方も付記して報告していこうと思います。
日テレ『太田光の私が総理大臣になったら…秘書田中』HP
http://www.ntv.co.jp/souri/
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