KCT NEWS
最新ニュースインデックス

[2008年7月11日(金)の KCT TVニュースから]

高校野球岡山大会開会式(倉敷市)

高校球児にとって暑い夏が始まりました。夏の高校野球岡山大会の開会式がマスカットスタジアムで行われました。
去年の優勝校、岡山理大付属高校を先頭に、最後の倉敷商業高校まで抽選順に次々と選手が入場しました。KCTエリア内14校の選手たちも晴れ姿を一目見ようとスタンドに駆けつけた保護者や関係者などからの大きな拍手を背に、期待と緊張の入り混じった表情で行進していました。90回目の節目となる今大会には美作高校が加わり、過去最多の57校が参加しています。岡山理大付属高校の池田充輝主将が優勝旗を返還した後、薬師寺茂大会会長が「頂点をめざして毎日の厳しい練習に耐えてきたと思います。高校生らしい明るくさわやかな試合を見せてほしい」と呼びかけました。津山東高校の芦田駿太主将は次のように選手宣誓しました。「すべての人に夢と感動を、90回という長い歴史に新たな1ページを刻むことを誓います」今日は開会式のみ行われ、明日からマスカットスタジアムをはじめ県内5会場で熱戦が繰り広げられます。

魅力を全国へ 総社観光プロジェクト会議(総社市)

総社の魅力を全国へ発信しようと5月11日に設立された総社観光プロジェクト会議の2回目の会議が開かれました。
総社観光プロジェクト会議は、JR西日本コミュニケーションの浅沼唯明社長を会長に民俗学者の神崎宣武さんデザイナーの水戸岡鋭治さんと地元観光関係者など20人の委員で組織されました。片岡聡一市長から「総社市をPRしてください」と改めて委嘱状が手渡されるとさっそく、総社市の観光振興のための目的や方法について協議しました。その中で「次の世代の子どもたちのための観光を考えるべきだ」「歴史や文化を継承するための法則づくりが必要だ」「そこに生きる人たちの自信となるようなまちづくりこそが、観光振興につながる」などの意見が出されました。会議では、こうした意見をまとめ歴史や文化を守り伝え町づくりの推進につながるような「観光都市宣言」をつくっていこうということになりました。なお、次回は、9月から10月に開催される予定です。

連島中で非行防止呼びかけ(倉敷市)

少年の非行防止や犯罪被害防止を図ろうと水島警察署などは倉敷市立連島中学校でチラシを配り、生徒たちに呼びかけました。
広報活動には水島警察署員や少年警察協助員ら25人が参加して登校してくる生徒にチラシやポケットティッシュを配りました。連島中学校では普段から週2回、PTAが挨拶運動をしており、夏休みを前に非行防止とともに犯罪に巻き込まれないよう生徒に呼びかけようと広報活動を実施しました。近年はサイバー犯罪や自転車の盗難など生徒の身近に潜む犯罪が増えています。水島警察署では学校という生徒の生活の場で広報活動を行うことで生徒たちに防犯の呼びかけがより浸透すれば、としています。

あすから一般公開 ペンギンの赤ちゃん(玉野市)

玉野市の渋川マリン水族館で人工飼育中のマゼランペンギンの赤ちゃんが、明日から2日間、試験的に一般公開されることになりました。
5月26日に人工孵化したマゼランペンギンの赤ちゃんは、水族館の職員が事務所の中でかかりっきりで育ててきました。体重は3キロを超え、順調に成長しています。2日前からはイカナゴを丸ごと食べるようになっており、大人のペンギンがいるプールに返す時期も近づいています。マゼランペンギンの赤ちゃんは水族館の閉館時に、館内の散歩をして一般公開に向けてトレーニングを積んでいるということです。一般公開は、事務所の入り口付近に設置する飼育ゲージで行われます。明日から2日間の一般公開ですが、あくまでも試験的な取り組みで今回の一般公開での赤ちゃんペンギンの様子を見て夏休み以降、定期的に一般公開をするか検討するということです。

チンパンジーの赤ちゃん すくすく(玉野市)

玉野市の類人猿研究センターで先月20日に誕生したチンパンジーの赤ちゃんがすくすくと成長しています。
「初夏」と命名されたメスのチンパンジーは生まれて2週間を過ぎ、お母さんのミサキに抱っこされて群れの中で元気に成長しています。ミサキは初出産で、予定日よりも遅れましたが、無事に自然分娩で産まれました。類人猿研究センターには現在オス2頭、メス4頭のチンパンジーがいます。ミサキは出産後、群れに戻るタイミングを図っていましたが、オスの手助けもあって、10日ほどでスムーズに合流することができました。ミサキはまだ人間で言うと14才くらいで、若くしての出産でしたがしっかりと赤ちゃんを抱きかかえる姿はすっかりお母さんです。赤ちゃんのハツカはまだミサキが手放さないため、体重は量ることができませんが、見る限りは大きく元気に育っているようです。今後は人工飼育で育ったミズキが9月1日に出産予定です。今回の出産がどんな風に役立つのでしょうか?【類人猿研究センターは今年設立10周年を迎え、新たな命の誕生でますます集団としての充実した生活が期待されます。

画壇代表者から学ぶ 倉敷中央高校で日本画授業(倉敷市)

日本画壇を代表する院展作家の下田義寛さんが県立倉敷中央高校で日本画の授業を行いました。
日本美術院理事で倉敷芸術科学大学教授でもある下田義寛さんは、今年の「春の院展」に冬の富士山にのぼる朝日を描いた日本画を出品しています。倉敷中央高校で行われた出張授業は、9日から始まった日本画の展覧会「春の院展」倉敷展の開催に合わせて行われたものです。授業に臨んだのは、倉敷中央高校3年の絵画や書道を選択している生徒26人で、日本画の大家下田さんから日本画の歴史をはじめ、日本画の技法や画材について教わりました。高校では、日本画を学ぶ機会がないため、金箔を手に取ったり、天然の岩からとった岩絵具や貝殻を粉砕した胡粉などの画材を目の当たりにしたりと生徒たちは、貴重な体験をしながら、日本画への認識を新たにしていました。

倉敷翔南高校で性教育講演会(倉敷市)

倉敷市立倉敷翔南高校で、性教育講演会が開かれ最近、若いカップルの間で問題となっているデートDVや思春期における性の問題について学びました。
この寸劇は、交際相手の携帯メールを勝手にチェックして相手を束縛しているケースを表現したものです。このほか相手の行動を監視したり、髪型や服装などを干渉したりするケースも最近、十代、二十代のカップルの間で問題となっている「デートDV」です。DV・ドメスティックバイオレンスは、殴る、けるの身体的暴力だけでなく、束縛、干渉といった精神的な暴力も含まれます。倉敷翔南高校の性教育講演会の講師に招かれた岡山市の女性総合診療クリニックに勤務する助産師の梅野友子さんは、デートDVをはじめ避妊法や性行為感染症予防など思春期におけるさまざまな性に関する話をわかりやすく伝えました。倉敷翔南高校の性教育講演会は、毎年、夏休み前に開かれていて昼間部277人、夜間部66人の生徒がそれぞれ、性に関する問題や命の大切さなどを学んでいます。

(最終更新 07/11-19:09)

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