“ラブホ不倫”二岡 ざんげの五分刈り

　フリーアナウンサーの山本モナ（３２）との不倫騒動の渦中にある巨人・二岡智宏内野手（３２）が１１日、川崎市のジャイアンツ球場で行われた２軍の練習に丸刈り頭で現れた。前日の謝罪会見に続き、二岡にとっては反省の姿勢を見せた格好となった。一方、モナがキャスターを務める「サキヨミ」（日曜、後１０・００）を放送しているフジテレビには、モナの行動に批判的なメールや電話が殺到するなど波紋が広がっている。
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　炎天下のジャイアンツ球場がざわめいた。２軍全体練習中の二岡が、汗をぬぐおうと何げなく帽子を取った。何かが変だ。ない。髪の毛がない。謝罪会見から一夜明け、イケメン男が高校球児さながらの五分刈り頭に変身していた。
　練習後、二岡は表情をこわばらせながらクラブハウスに引き揚げた。痛めていた両足の状態を質問されると「大丈夫」と声を発したが、髪を切ったかどうかの問いには黙ってうなずくだけ。いつもは真っすぐ前を向き淡々と速足で歩くが、この日は少しやつれた様子で足取りも重かった。
　突然の変身に周囲も驚きを隠せなかった。「びっくりした。選手、スタッフみんなが『おおっー！』となっていたよ」と苦笑いの吉村２軍監督。その情報は東京ドームの１軍首脳陣にも伝わり、篠塚打撃コーチは「丸刈り？いいんじゃないでしょうか」と反省の態度を好意的に受け止めた。
　今回の騒動で当初予定されていた１１日・横浜戦からの１軍昇格は見送られた。そんな中、原監督は「メドは来週の頭の中日戦」と１５日、旭川で合流させる意向を示した。
　二岡は「聞いていないから分からない」と気持ちの整理がつかない様子だったが、１２日にはイースタン・ヤクルト戦（戸田）にフル出場予定。今はとにかく早く１軍に戻り、グラウンドで汚名をそそぐしかない。