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北海道洞爺湖サミット
最終日150人デモ 壮瞥
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洞爺湖畔を目指して歩くデモ隊。プラカードに書き切れない思いがあちこちに埋もれている=9日午前11時50分、胆振管内壮瞥町(玉田順一撮影) |
【壮瞥】北海道洞爺湖サミット最終日の九日、サミットに批判的な非政府組織(NGO)二団体のうち、「反G8サミット北海道(アイヌモシリ)連絡会」(札幌)が、胆振管内壮瞥町で集会とデモ行進を行った。
デモには、同管内豊浦町森林公園キャンプ場に拠点を置く「G8を問う連絡会」(東京)の参加者も合流し、計約百五十人。洞爺湖周辺で行われたデモ行進では最多の参加人数になった。午後一時現在、大きな混乱は起きていない。
デモ隊は、壮瞥町下久保内の民有地で集会を行った後、午前十時すぎにスタート。「反G8」「反貧困、格差是正」などを訴えながら、洞爺湖畔の果樹園までの約八キロを行進した。
デモには、警察官約百人が警戒に当たっている。
両団体は九日夕までに今回の活動を終了、キャンプ地を撤収する。