市健康増進課によると、市内のC型肝炎ウイルス患者数は約830人。市は昨年度、県の肝炎保健指導推進モデル事業の一環でC型肝炎セミナーを開いたり、治療状況を把握する肝炎手帳を患者に配布したりして、市民の治療への理解を深めてきた。 C型肝炎ウイルスに感染すると、1年から1年半にわたりインターフェロン治療を受け、治療費として月約8万5000円の自己負担が必要。市民から「治療費が高くて治療を始めることができない」「治療の効果が不確実」などと不安の声が上がり、市は独自助成の検討を始めることにした。
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