ジョージア州アトランタ(CNN) 米国の10代少女の妊娠が2006年、15年ぶりに増加したことが、米国立保健研究所(NIH)が11日に発表した統計調査で判明した。理由は不明。増加傾向の理由などについては、さらに調査が必要だとしている。
NIHによると、2005年に出産した15─17歳の少女は13万3000人で、換算すると少女1000人あたり21人に相当する。この数字が、翌06年には13万9000人と、1000人あたり22人に増加した。
また、2006年に妊娠した20歳未満の少女は、全体の数の約3分の1に相当し、2006年に15─19歳の少女から生まれた赤ちゃんは、43万5000人だった。
10代の妊娠については近ごろ、米人気ポップ歌手ブリトニー・スピアーズさんの妹で、人気ドラマにも出演しているジェイミー・リン・スピアーズさんが話題になった。ジェイミー・リンさんは16歳だった昨年秋に、妊娠が判明。17歳になった今年6月に、女児を出産している。