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臨床研修医の給与、全国平均上回る 医師確保へ好待遇
県内の臨床研修医の給与支給額は、全国平均を大きく上回っていることが、財団法人医療研修推進財団(東京)などのまとめで分かった。医師不足が深刻化する中、病院によっては本年度から給与をさらに増やしたり新たに賞与制度を設けたりするなど、研修医確保に四苦八苦している様子がうかがえる。
同財団の「2009年度版臨床研修病院ガイドブック」などでは、県内14病院の平均月額給与は研修1年次が31万—60万円、2年次が31万—65万円。賞与を合わせた平均年収はそれぞれ592万円、706万円。厚生労働省によると、06年度の全国平均(1年次)は427万円だった。
市立秋田総合病院は本年度から1年次67万8000円、2年次103万8000円の賞与(ともに年額)を新設。同病院は、卒後臨床研修が義務化された04年度、月額給与を1年次30万円、2年次35万円と定めたが、応募が募集定員を大きく割り込んだこともあり、2年後の06年度からそれぞれ10万円上乗せしている。
山本組合、秋田組合、由利組合、仙北組合、平鹿、雄勝中央の六病院で研修医を受け入れているJA秋田厚生連は、1年次の年収を566万円、2年次を758万円で統一。
臨床研修の義務化に合わせ、国は研修医の収入保障の適正水準として「年収360万円程度」を確保するよう病院に要請。研修医の給与は全国的に“東高西低”の傾向にあるといわれ、県内14病院はすべて国の基準を上回っている。
(2008/07/11 10:33 更新)
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