看護学生たりない…　富士吉田市立看護専門学校、入試条件を緩和

　看護学生確保に富士吉田市立看護専門学校は来年度から入試条件を緩和し、山梨県内在住者に限定した推薦入試枠を全国に拡大するなどの措置をとる。

　同校によると、定員を推薦入試１５人、一般入試３５人計５０人としているが、過去５年間では入学者が定員を満たしたことがなく、今年度はわずか２６人。来年度からは全国から推薦入試志願者を募り、県内高校に指定推薦制を設けるほか、高校、大学を卒業していても受験を可能とする特別入試枠を設ける。また同市立病院と連携し、看護師不足を補うため修学資金（月額５万円）を利用した学生が市立病院に３年間勤務することで返済を免除する。同校の平成２１年度推薦入試出願受付は１０月６日から始まる。問い合わせは（電）０５５５・２４・８７８７。