社会
市立西脇病院、県立柏原病院が医師を相互派遣
小児科医不足に悩む西脇市立西脇病院と脳外科医が足りない県立柏原病院(丹波市)は十日、互いに必要とする科の医師を派遣し合うことを決めた。西脇の市民グループの署名活動を受けた動きで、八月から医師一人を週一回送り合う。兵庫県病院局企画課は「県立と市立の相互派遣は聞いたことがない。今後こういうケースが増えるのでは」としている。
西脇病院の小児科は昨年七月に入院診療を休止。母親らが「市立西脇病院小児科を守る会」を結成し、市に医師増員を求め六万五千人分の署名を提出していた。柏原病院では、母親らでつくる「県立柏原病院の小児科を守る会」の活動などで小児科医が二人から五人に拡充したが、脳外科医は昨年末で常勤医が不在となっていた。
両病院が医師の派遣を受ける神戸大学の仲介で八月から両院長を外来診療に派遣することで合意した。
西脇病院の大洞慶郎院長(61)は「住民の署名の後押しが大きい。柏原とは連携を強めたい」。柏原病院は「手術後のリハビリなど対応の幅が広がる。診療機能回復につなげたい」と話している。(篠原佳也)
(7/11 09:26)
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