岡山放送局

2008年7月10日 19時56分更新

小林祐梨子選手 公開練習


岡山大学の学生で、北京オリンピックの陸上女子5000メートル代表に決まった小林祐梨子選手が10日、岡山市で公開練習を行い、順調な調整がうかがえる軽快な走りを見せました。

小林選手は10日午後、岡山市の桃太郎スタジアムで公開練習を行いました。

最近は、ラスト400メートルでのスパートを意識した練習に重点的に取り組んでいるという小林選手。

10日はジョギングで体をほぐした後、400メートルを66秒という速いペースで走る練習などを行いました。
小林選手は、競技場のトラックを持ち味のスピードあふれる走りで駆け抜けて、順調な調整ぶりを見せていました。

オリンピックについて小林選手は、「タイムに関係なく、レース内容の質が高くなってくると思う。そこにどうスピードで対応していくかがカギになると思うので、挑戦者の気持ちで頑張りたい。」と意気込みを述べていました。

小林選手は、今月、北海道で行われる陸上大会で1500メートルと3000メートルに出場してスピードと実戦感覚に磨きをかけるほか、今後は大分県などで合宿を行って、北京オリンピックに向けた最終的な調整を行うことにしています。