岡山放送局

2008年7月10日 19時56分更新

護身術を学ぶ教室


暴漢から身を守る方法を学んでもらおうと、10日、総社市で警察官が講師をつとめて護身術の教室を開きました。

この教室は、女性の就労支援などを行う「総社市働く婦人の家」が開きました。

講師として招かれた総社警察署生活安全課の松井晃課長が「護身術は、暴漢と対決するためではなく速やかに逃げるための方法として学んで下さい」と呼びかけました。

そして実技指導を始め、松井課長ら警察官2人が20人の参加者に、正面から腕をつかまれたときに相手の腕を引き離す方法や、後ろから抱きつかれたときに相手の指をつかむことで逃げ出す方法を説明しました。

また傘や携帯電話など身のまわりの物を使って身を守る練習や、こぶしで相手を突く練習も行なわれ、参加者たちはグローブをはめ、かけ声をかけ力強くこぶしを突き出していました。

参加した女性の1人は「万一、襲われたときには、逃げるための手段としてきょう学んだ護身術を役立てたいです」と話していました。