岡山放送局

2008年7月10日 19時56分更新

着服の岡山市職員免職


岡山市水道局は職員互助会の積立金およそ650万円を着服したとして35歳の職員を懲戒免職にしました。

岡山市水道局によりますと、企画総務課に勤務していた35歳の男性職員はことし4月、異動に伴って後任の職員から業務の引き継ぎを求められ、職員互助会の積み立て金を着服したことを今月になって認めたということです。

その後の水道局の調べでこの職員はおととし7月からことし5月までの間におよそ50回にわたって650万円を着服していたことがわかりました。
この職員は日ごろから互助会の積立金の管理を担当し、上司の机の引き出しの中の印鑑を無断で持ち出して銀行口座から現金を引き出していたということです。
職員は着服した金について「生活費のために使った」と話しているということです。
水道局は10日付けでこの職員を懲戒免職にしたものの「社会への影響が少ない」として氏名は公表しませんでした。
また、岡山市水道局はおととし3月に会計監査を行いましたが着服を見落としていたということです。