第90回全国高等学校野球選手権記念岡山大会は、あす11日から24日までの日程で開かれます。90回の記念大会となる今年は、過去最多の57校が甲子園を目指して熱戦を展開します。開幕をあすに控え、倉敷マスカットスタジアムでは、午後3時半から開会式のリハーサルが行なわれました。リハーサルでは、国旗、大会旗などを持つ、倉敷南、倉敷天城、倉敷古城池高校の選手を先頭に校名が書かれたプラカードを持つ生徒や倉敷高校、興譲館高校の野球部員たちが、歩く方向やプラカードの持ち方の指導を受けながら行進の練習に取り組みました。大会初日のあすは、午後3時半から倉敷マスカットスタジアムで開会式のみが行われます。試合は、12日から倉敷マスカットスタジアム、岡山県営、倉敷市営、津山市営、エイコンの5会場で行われます。順調に進めば、決勝戦は、24日の予定です。
総社市種井出身の清水 聡選手は現在、駒澤大学の4年生です。総社市役所を訪れた清水選手はボクシングのフェザー級で、北京オリンピックに出場する事を片岡市長に報告しました。昭和中学校3年の夏からボクシングをはじめた清水選手は、関西高校、駒澤大学へと進み素質が開花。178cmの長身で、リーチの長さを生かしたアウトボクシングを得意としており、今年1月、タイで行なわれたアジア1次予選で2位に輝き、北京行きを決めました。なお、ボクシングでのオリンピック出場は岡山県初の快挙となります。片岡市長は「市民全員で応援しています。オリンピックでの試合を思う存分楽しんできてください」と激励しました。清水選手は、今月15日から東京で合宿を行い、来月3日に北京入りする予定です。
倉敷青年会議所と倉敷芸術科学大学はこれまでにJR倉敷駅周辺の清掃奉仕活動を協働で行うなど交流を重ねてきました。今後もまちづくりや教育などの分野で、協力して地域の発展に貢献するため、協定を結ぶことになりました。調印式では倉敷青年会議所の岡裕二郎理事長と倉敷芸術科学大学の添田喬学長が協定書に署名し、握手を交わしました。今年10月には芸科大の学生が講師となり、運営を倉敷青年会議所が担当して子ども向けのパソコン教室を開くことにしています。芸科大が包括協定を結ぶのは玉島信用金庫と倉敷商工会議所についで3つめとなります。
倉敷市大畠の鷲羽山下電ホテルのプライベートビーチにやってきたのは、倉敷市児島の小川幼稚園の4歳、5歳児61人です。毎年、ホテルの好意により園児たちは、夏の海辺遊びを楽しんでいます。子どもたちは、ペットボトルで手作りしたミニバケツを手に砂浜の貝殻を拾い集めたり、岩場の陰や潮だまりにいるカニやヤドカリ、ヒトデ、エビなどの海辺の生き物たちを採集しました。岩場では、石を裏返すたびに「大きいカニがいた」「こっちにも、いっぱいいる」などと子どもたちの歓声が上がり、暑さを忘れてカニ採り遊びに熱中していました。また、雄大な瀬戸大橋を背景に瀬戸内海を往来する船に手をふりながら園児たちは、夏の磯遊びを満喫していました。およそ1時間のカニ採り遊びのあと子どもたちは、おにぎり弁当を食べ、バスに乗って帰りました。
この発表会は、ヒップホップダンスの指導をメーンとする倉敷市児島のダンス教室「ステップY」が毎年この時期に開いているもので、今年は50人の親子が日ごろの練習の成果を発揮しました。昨年までは、子供のみの出場でしたが、保護者にも参加を呼びかけ、今年、初めて親子での共演が実現しました。発表会には、幼児クラスから上級クラスまでの4つのクラスが出場し、10曲のプログラムが披露されました。ダンスの振り付けは、バックで流れる曲の歌詞をイメージして付けられたもので出演者たちは、手足を軽快に動かし、リズミカルな音楽を体全体で表現していました。出演者の熱のこもったダンスに、観客からも声援や手拍子が贈られ会場は盛り上がりを見せていました。
この大会は、倉敷中央雇用開発協会に加盟する事業所から25チームが参加して行われました。開会式では、JFEメカニカル倉敷事業所の大月 雄太さんが力強く選手宣誓を行いました。大会は3つのブロックに分かれて熱戦を繰り広げました。試合中は、45歳以上や女性を選手として参加させる特別ルールを適用し、事業所内はもちろん、対戦した相手事業所とも親睦を深めながら炎天下でのプレーを楽しみました。なお、この大会でブロック優勝、さらに準優勝チームから得失点差で選ばれた合計4チームは、8月24日に開催される決勝大会へ出場します。