(cache) 異常行動との関連見られず タミフルで厚労省疫学調査
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     インフルエンザ治療薬タミフルの服用と、飛び降りなどの異常行動の関連を検討する厚生労働省の専門家作業部会が10日、非公開で開催され、「服用と異常行動の因果関係はみられなかった」などとする、厚労省研究班が実施した2つの最新の疫学調査の結果が報告された。

     結果は今後、タミフル販売元の中外製薬が実施した臨床試験や動物実験の結果とともに、同省の安全対策調査会に報告される。調査会はこれを受け、2007年3月から継続している10代患者へのタミフル投与の原則中止を、見直すべきかどうか検討する。

     疫学調査の1つは、06-07年の流行期にインフルエンザで医療機関にかかった18歳未満の患者約1万人が対象。もう1つは、07-08年の流行期に全国の医療機関から報告された、インフルエンザ患者の異常行動に関する分析。タミフルを服用した人と服用しなかった人で、異常行動の発生率に差があるかどうかなどを調べた。

      【共同通信】

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