今日もご覧くださり、ありがとうございます。
「試聴室。」にて、ビーチェさんの新しいアルバム『かなえられない恋のために』の全曲試聴が、スタートしました。

特集ページのほうは引き続きわたくしが、不眠不休で制作中、って連日しつこいですね。前回『いつもレコードのことばかり考えている人のために。』の特集ページ制作期間中は、途中、半日だけ時間が空いた日に、車を飛ばして東京都23区内へ。都合3件のレコード屋で手当たり次第、100枚ほど買付けて(注・僕は日本のレコードを取り扱うレコード屋をやっていまして、買付けは当然、日本でおこなっております)、帰宅したら、気持ちよくなってしまって、煮詰まっていたアイディア、その「点」どうしが結びついて「線」となり、一気にデザインが完成したのだけれど。今回はそうもいかない。とにかく、締め切りも曖昧なまま原稿が上がってこないものだからデザイン部は、ハラハラしながら待つしかない。組めるだけのものを、組むしかない。。

僕は、なんて孤独なんだ、と思っていたら、昨日は日中、「青春18レコード切符」でお馴染み「レコード手帖。」執筆者の馬場正道さんがとっても気になるレコードを教えてくださって。そして夜になると、同じく執筆者で昨日登場したばかりの濱田高志さんが、僕の知らない素晴しいポップスを電話口で再生して聴かせてくださったので、少し元気になりました。お2人には感謝しています。

さあ、ビーチェさんの素晴しい作品を、メッセージを、はやく皆さんにご紹介しなくては。

今日の「レコード手帖。」は、出版社・国書刊行会の編集者、樽本周馬さんが、営業部・新人時代の苦き可笑しきエピソードをお寄せくださいました。樽本さん、はじめまして。ご寄稿ありがとうございます。それにしても、ちょっと信じ難い重労働ですね。僕なんて、まだまだ甘い。

いまやりたいこと。ひとつは、レコード屋に行くこと。もうひとつは、大きな声で歌うこと。。合わせると、レコード屋に行って、大きな声で歌うこと。。出入り禁止になっちゃいますね。

こんな馬鹿げたことを書いている自室がまた、レコード屋だったりするのですが。というわけで、週末。

(前園直樹)