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「性的不能」のリスク回避には適切な自転車選びが重要-英泌尿器外科医 RSS

【ロンドン 7月9日 IANS】自転車をよく利用する男性は、性的不能に陥るリスクが高い―英国の泌尿器外科医がこのように指摘、適切な自転車を選ぶことの必要性を訴えている。米科学系ニュースサイト「サイエンスデーリー」が伝えた。

 ロンドンの複数の病院に勤務するVinod Nargund医師は、生殖器のしびれ/無感覚、勃起障害、脚の付け根部分の痛みや皮膚炎などに注意するよう、男性サイクリストに呼びかけている。また運転の際に骨盤周辺の体温が過度に上昇することにより、自転車をよく利用する男性には精子機能に変化が生じるケースも散見されるという。

 自転車に乗ることと男性の性的不能の因果関係を裏づける証拠は今のところ示されていない。しかし、両者には何らかの関連性があるとの見方はこれまでにも存在していた。

 男性サイクリストを対象とした調査の結果、60%以上が生殖器のしびれ/無感覚を訴えたとNargund医師は指摘する。また日常的に自転車を使用する男性は精巣の損傷や機能障害のリスクが高く、中でもマウンテンバイクの愛用者では陰のうに異常が発生する確率が高いという。

 Nargund医師はこれらの原因として、自転車のサドルにより会陰部とその周辺組織が圧迫されることを挙げている。

 同時に、「予防法」もいくつか提示しているNargund医師。「自転車で日常的に長距離を走る男性の間では、生殖器のしびれ/無感覚と勃起障害を訴えるケースが最も多いようです。自転車に長時間乗る場合は、適度に休憩を取ることが重要です」。また体に合った自転車を選ぶこと、ペダルの抵抗感を軽減することも有効だという。(c)IANS


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