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民主の政策「財源が倍必要」 与謝野氏が独自試算で批判

2008年7月10日18時48分

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 民主党は「デタラメ派」であり、「ばらまき派」――。自民党の与謝野馨前官房長官は10日、BS11の番組収録で民主党の政策を痛烈に批判した。「彼らが言うようにすると30兆円必要だ」とも語り、同党が主張する15.3兆円の倍の財源が必要になると独自の試算をもとに指摘した。

 与謝野氏は「(基礎)年金を全額税方式にすると、自動的に消費税は11%になる」と述べ、実際には年金改革だけで15兆円、さらに公立高校の無償化などに3.5兆円、農家の戸別所得補償に数兆円かかり、同党が主張する暫定税率廃止分などを加えると総額30兆円超になると試算。「多少景気のよいことは言ってもいいが本気で言っているのか」と語った。

 一方、民主党の菅直人代表代行は10日の記者会見で「『何兆円足りない』という言い方は、財布の底の底まで公開した上で言うべきことだ。その前に『足りない』と言うのは、財務省の族議員になっていると言わざるを得ない」と反論した。

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