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2008年7月11日号
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「我が出産に悔いはなし」
桜台の土井さんがエッセイを出版
 
出版された本を持つ土井さん
 

 伊勢原協同病院で助産師として働く土井智恵子さん(市内桜台在住)がこのほど、エッセイ『今度いつ生まれるの−命は活きてこそ いのち−』(四六版120ページ)を太陽出版から出版した。同書は、助産師であり、母であり、主婦である土井さんの30年が込められた作品。

 「夢が叶いました。これが私の第3のスタートライン。日本中の人に『生きること』を伝えていきたい」と発刊のよろこびを話す。

 土井さんは現在50歳。22歳から12歳まで5人の子どもの母親。38歳で5人目の子どもが生まれたとき「この家族、幸せを形に残したい」という思いが発刊に繋がった。伊勢原協同病院に助産師、母親として30年以上関わっており、親子2代の出産に立ち会うケースも増えた。食育の勉強もしており、病院スタッフや患者さんからノウハウ・語録はないかという声も多かったという。

 本には、自身の助産師・母としての経験が綴られている。タイトルの『今度いつ生まれるの』は先に生まれた4人の子どもたちの声。表紙などのイラストは次男の孝成さんが描いた。土井さんは「わが出産に悔いなし」がぴったりの言葉ですと笑う。

 「私は主婦であり助産師でもあります。この本は女性をはじめ、結婚する人、家庭を持っているすべての人へ向けた、不安・不満の中で一生懸命生きるためのメッセージです」と土井さんは話した。

 同書は伊勢原駅北口のブックランドイセハラ、南口の文教堂などで扱っている。

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