<< 2008年 7月 >> | ||||||
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汚い言葉やマイナスの言葉を口にすると、その言葉どおりの人生になる。
言葉を変えると運命が変わる。
具体的には、次の3つの言葉がとても大切。
1.ふだんから、前向きに、「ツイてる!ツイてる!」。
2.いいことがあったら、「感謝します」。
3.嫌なことがあっても、「ありがとう」。
そして、次の言葉や見方も大切。
4.不安や心配事は、すぐに「キャンセル、キャンセル」。
5.幸せは、「不幸な顔」をしてやってくる。
6.「ピンチはチャンス!」。
後から見たらこれほど簡単なものはない。だれもが儲けられないなんて考えられないほど理路整然と動く。移動平均線に逆らわない事、もしコレだけの基本指標に従ったとしても、損をするなんてありえないように思える。だが時に・・あるいは往々にして負けてしまう、つまり流れに逆らってしまうような売買をするのはなぜか。それは結論するなら、どうしようもないほどの妄想にとらわれているからにほかならない。なんとなくいつかは上げるといった、あるいはそろそろ下げるといった、わけのわからない妄想。それは、ボリンシャーバンドが2αだったり次から次に出てくる巨大な買板だったり、前の高値の顔あわせだったりといった、一見納得するような理屈によって正当化され、あえて流れに逆らって基本に逆らって相場の動きと相反するような売買となってしまう。妄想はそれが妄想とわかる姿をしていないから厄介極まりない。きょうも相場関係の掲示板には妄想だらけである。そしてその妄想が現実のものとなることは残念ながらけっしてない。大暴落や大暴騰が来るのはまだ先のようだ。わたしたちは現実の世界に生きている。
なんとも日記を書くのが2ヶ月ぶりになってしまった。急に書こうと思ったらパスワードを忘れてしまっていたという始末。日経平均株価のある暮らしのはずが、すっかりそんな暮らしから遠ざかっていたというわけだ。近頃は今までわくわくしていたようなマーケットの上げ下げがとたんに意味の無いものに感じてそこから気持ちがずっと離れていってしまった。基本的な考え方としてそのこと、つまり、マーケットの上げ下げに一喜一憂するのは意味の無いことという思いは強くあるのだけれど、いわゆる金銭欲が遠のいたところにこそマーケットに対する勝利の法則があるような気がしている。せっかっくこの世界に長年かかわってきた(もう20年以上だ)のだから、長年やってきたからこそたどり着いた境地ではじめてもう一歩前に歩み出ると掴めることがあるような気もしている。
来週は下げそうな日経平均ではあるが、だからといって売り込むことはしない。ただ現れた指標にしたがってたんたんと売買する。こんな感じかなあ。
マーケットがときとして思いと反対に動き、負けてしまう売買がある。また、運良く思いのとおり動き勝つ売買がある。だが 本当は、思いの反対もなければ思い通りもない
絶対的な世界では、勝ちもなければ、負けもない。
相対的な世界では、勝ちに見える現象があり、負けに見える現象がある。
だが、勝ちの売買でさえ、負けの売買でさえ、本当は自分が選んでいること。
自分が選ばないことは、自分の前には現れない。
なぜなら、わたしは私の世界の創造者なのだから
通常、私たちが物事を考えたり、想像したり、判断したりするのは脳でいうところの新皮質と呼ばれる部分で、これは人間だけが特別持っているといってもいい、いわゆる人間の人間たる部分です。一方、自律神経やホルモン調整をつかさどる部分、あるいは過去の記憶、感情、感覚といった部分は古い脳と呼ばれ他の動物もけっこう発達したりしています。この部分はいわゆる生命の防衛本能をつかさどるとも言われています。ある場面でうれしい、悲しい、腹が立つ、恐い、不安といった感情感覚は意識とは違ってもっとその奥から自然と沸き起こってくるもので、意識でコントロールしきれないものです。力関係でいうと1対9といったように、この無意識の部分が圧倒的に強力なわけです。
さて、売買しようとしてマーケットを見つめているとどうでしょうか。今まであまり動かなかったものが動き始めました。ここでは真っ先に無意識のなんともいえない感覚が沸き起こってきます。それは過去の経験からもっと上がるという感覚かもしれません。あるいは上がりすぎという感覚かもしれません。通常上がり始めればもっと上がり、下がり始めればもっと下がると感じるのが普通ですが、これはその人の性格にもよるでしょう。順応性の高い人はもっと上がるから付いていこうとするし、反抗的な人は反転するという感覚にとらわれてしまうかもしれません。大事なことはこれらの感情は意識的な判断力以前の強力な防衛本能とも言える1対9の9の部分ということです。人間の行動のほとんどは潜在意識が強力に推し進めているといっても良いと思われます。
後になって、なぜあんな売買をしたのかと思って自己嫌悪するのは、1の部分が9の部分の行動に対して思うことで、力関係で言うと、じつは当然と言えば当然なわけです。たんに恐いから冷汗をかいた、といったことと同次元の行動だったのです。
そして、マーケットで生き残るためには、いかにもういっぽうの1の新皮質の部分を確かなものにするかにかかっているといっても過言ではありません。