1.発表事項
三重県医師修学資金の貸与者を、平成20年4月1日から6月30日まで募集したところ、昨年度の5名を大きく上回る65名の医学生から貸与申込がありました。
2.内容
三重県医師修学資金貸与制度については、平成16年度に制度を創設し、昨年度までに延べ15名の医学生に貸与していますが、年間の貸与者は、募集枠8名に対して5名程度にとどまっていました。
このため、県内の医師不足の早期解消をめざし、平成20年度からは、
(1)募集枠を8名から55名へと大幅に増加
(2)返還免除となる義務年限を短縮
(3)勤務できる診療科の制限を事実上撤廃
(4)へき地勤務の義務がない「県内勤務医コース」の新設
など、抜本的な制度改正を行っています。
さらに、県内をはじめ、全国の進学校、予備校等へのPR、三重大学医学部新入生ガイダンス等での募集活動、近鉄およびJR主要駅構内、車内へのポスター掲示、医学生の保護者へのDM送付など、さまざまな募集活動を実施した結果、大幅な申込者の増となったものです。
なお、申込者65名の内訳は、以下のとおりです。
・三重大学生 53名(三重県出身者48名、他府県出身者5名)
・他府県の大学生 12名(三重県出身者 8名、他府県出身者4名)
3.今後の対応について
平成20年7月下旬から8月上旬にかけて、申込者に対する面接を実施し、貸与者を決定する予定です。
4.その他
新・三重県医師修学資金貸与制度の概要は、別添資料のとおりです。
連絡先/健康福祉部 医療政策室 |
---|
|