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2008年7月10日

▼ 徳大医学部に「地域特別枠」


医師不足の解消に向け、徳島大学医学部に、『地域特別枠』が、設けられることがきょう、明らかになりました。

これは、きょうの県議会で飯泉知事が明らかにしました。県と徳島大学は、県内の医師不足解消に向け、ことし3月と5月、 文部科学省に対して徳島大学医学部の定員増を要望しました。この結果、5人の増員が認められました。徳島大学は、 来年度入試から、医学部医学科に設けられている県出身者限定の推薦枠を、現在の5人から10人に増枠することを決めました。そして、増枠分の5人は、『地域特別枠』として県が推薦し、学生は、奨学金などの特典を受けられるかわりに、卒業後、県内医療機関に就職することになります。

県によりますと、こうした地域枠制度は、全国で4例目です。飯泉知事は、「地域医療のエキスパートを養成し、医師不足解消につなげたい」としています。 



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