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チェックミス判明 中央保健所がデータマックスの指摘で「ほっともっと」を指導

[企業耳より情報]

 (株)プレナスが展開する「ほっともっと天神4丁目店」が、販売日より1ヶ月前の消費期限表示をしていた件で、福岡市の中央保健所は7月8日、立ち入り検査を行なった。本社の指摘を受けてのもの。同保健所は消費期限に関する表示ミスを確認、指導した。
 
 中央保健所によると、同店が7月4日に販売した弁当36個の消費期限表示が6月4日となっていた。表示ミスの経緯については、「通常は、ある一定の番号を押せば自動的に消費期限2時間後のシールが印字される。あらかじめ製造する分は年・月・日を個別に打ち込み、店長の確認後に張る。今回は店員が誤って打ち込み、店長チェックしななかったことでミスが発生したもの」としている。

 製品の記録については「通常営業日に、当該商品は3パック×7セット。21個程度が店外製造者より入荷される。7月4日は受注に対応するため3パック×20セット。合計60個納品されていた。これは過去数ヶ月の納品伝票で確認された。

 商品は午前2時頃入荷。社内規定による消費期限は22時に設定しているが、20時頃で取り下げる。売れ残った分は廃棄処分とする。これについては「商品管理記録・廃棄・ロス記録が存在する」として「書類・機械を見て表示ミスとみて矛盾はない」と判断したという。

 中央保健所は表示について今後は表示ミスがないようにすること及び店長がチェックすることを指導した。 
 


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