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Warning: include_once() [function.include]: Failed opening 'http://past.openvista.jp/blog/header.inc' for inclusion (include_path='.:/virtual/vistawalk/packages/pear:/usr/share/pear') in /virtual/vistawalk/public_html/past/blog/article/2004/06/erasehdd.php on line 1
(cache) 完全消去 - HDDを手放す前に.. - Software Linkage

完全消去 - HDDを手放す前に..

カテゴリ: こんぴーた雑多

ハードディスクを売る時、捨てる時、譲る時。OSからフォーマットしたくらいじゃ、まだ中身は残っています。最近は悪用も目立ってきましたし、消去するなら、ある程度はきっちりやるに越したことはないんです。ってことで、具体的にはどうすればいいのかということについて、その類のソフトウェアを紹介しながら進めてみます・・

例によってOSからのフォーマット(いわゆる論理フォーマット)ではデータは復元できる可能性があるわけですが、んではどうするべきかということで。

ちなみに今回はHDDを物理的に破壊せずに、内容を消去するのが目的です。

叩き割る

最強ですが、上記の通り今回の方針とは方向性が違うと思います。

大きなデータを書き込む

これは消去と組み合わせるのが基本ですが。ソフトウェアキャプチャボードをお持ちの方は無圧縮のデータを大量に取り込むのがいいかも。

市販ソフトを利用

日立ダイレクト - CLEAR-DA
アメリカ国家安全保障局、(5)は米国国防総省、(6)はNATO
オリエント測器コンピュータ - Black hole & Easy Eraser
データをゴミ箱に捨てる時に2~3回上書きする「Black Hole」と米海軍準拠方式やグートマン方式等の7種類の方式でデータを消去できる「Easy Eraser」のセット。価格は3000円前後(@nifty Store)

他にもやたらとあるワケなんですが、後述フリーソフトが結構あるのでこの辺で。

フリーソフトとの比較は以下の検証が役立ちます。

  1. フリーのデータ抹消ツール
  2. フリーのデータ抹消ツール vs. 商用のデータ復元ツールPart1
  3. フリーのデータ抹消ツール vs. 商用のデータ復元ツールPart2

消去サービスを利用

人件費がかかるためか割高なので、めんどくさい方以外は非推奨かな。一つだけあげときます。

日立IT - HDDデータ消去サービス
ホワイトニング作業は税込みで1,260円(1書き込み)に、追加1書き込みにつき税込み525円。SCSI HDDは別途お見積もり。

フリーソフトウェアを利用

DOS上で実行
DESTROY
米国国防総省方式に準拠した消去ができる。簡単な使い方が某BBSにある
外付けなどDOSで認識できないHDDは消去できない。
PowerMax
MaxtorというHDDベンダーのツールだけど、Maxtor以外のHDDにも使用できる(安全性は保証できないけど)。HDD診断ツールという位置づけだけどローレベルフォーマットが可能。
消去方法は0文字の上書き。難点は消去にはやや時間がかかる上、外付けなどDOSで認識できないHDDを消去できない点など。
Drive Fitness Test
HGSTというHDDベンダーのツール、SCSI・IDE HDDで使用可能でローレベルフォーマットが可能。
消去方法は0文字の上書き。
HDD delete FD
HDDの中身を全部消すFD
使い方はコンピュータ系blog: ハードディスクの内容を完全削除にてご参照を・・。0文字で上書きか乱数で上書きが選択できるっぽい。
Windows上で実行
Cipher.exe
Windows2000 SP3 及び Windows XPに用意されているデータ管理ツール。コマンドプロンプトから/wオプションを付けて利用する(例 cipher/w:D:)。詳しい使用法などは@ITを参照。
しかし、上記リンク先でも触れられているけどHDDのファイルシステムがNTFSのパーティションのみで、OSが入っているパーティションは当然削除できない。
Eraser
消去方法は米国防総省準拠方式 または グートマン推奨方式と非常に強力、その上オープンソース。
簡単な紹介が海外フリーソフト紹介にあります・・オススメ。
DiscRamble
Windows上から直接空きスペースをnull文字で上書き、楽チン(ただし、ファイル自体は消さない)
完全削除
強力版ゴミ箱を作る。ここで捨てられたファイルはすぐさま乱数を上書きして、再度読めなくさせることが出来る。
Disk Refresher LE
アイオーデータが販売している2002年6月以降に新発売のハードディスク製品を買うと利用できる。
Windows上で利用。100回までの0文字上書き・乱数上書きや3回ずつの書き込みを行うNSA方式・米国陸軍方式・米国海軍方式・米国国防総省方式・NCSC方式が選択可能。
ただし、OSが入っているパーティションは削除できない(*1)。外付けHDDの消去は当然可能。
その他
PGPの削除ファイル暗号化機能
あれば心強いなと。
Wipe
LinuxのUtilitiesに含まれているそうですが、詳しくは知りません。0文字上書きでの消去。
消去方式 処理内容 書込回数 信頼性評価
(100点満点)
0文字上書き HDD領域を0文字で上書きする 1 20
乱数書き込み HDD領域を乱数で上書きする 1 30
米国陸軍方式(AR380-19)
  1. 乱数で上書き
  2. ある値1で上書き
  3. ある値1の補数で上書き
3 55
米国海軍方式(NAVSO P-5239-26)
推奨方式
  1. 固定値1で上書き
  2. 001001-(27連続)-固定値1の補数で上書き
  3. 乱数で上書き
  4. 検証
標準方式
  1. ある値1で上書き
  2. ある値1の補数で上書き
  3. 乱数で上書き
  4. 検証
3 65
米国コンピュータセキュリティセンター(NCSC)方式(NCSC-TG-025)
  1. 固定値1で上書き
  2. 固定値2で上書き
  3. 固定値3で上書き
3 65
米国国家安全保障局(NSA)方式
旧式
  1. 固定値1で上書き
  2. 0文字で上書き
  3. 固定値1で上書き
  4. 0文字で上書き
新式
  1. 乱数で上書き
  2. 乱数で上書き
  3. 0文字で上書き
3か4 70
米国国防総省(ペンタゴン)方式(DoD5220.22-M)
  1. 固定値1で上書き
  2. 固定値1の補数で上書き
  3. 乱数で上書き
  4. 検証
3 80
米国空軍方式 (AFSSI5020, AFI33-202)
  1. 異なる固定値で7回上書き
7 85
北大西洋条約機構(NATO)方式
  1. 固定値1で上書き
  2. 固定値1の補数で上書き
  3. 固定値1で上書き
  4. 固定値1の補数で上書き
  5. 固定値1で上書き
  6. 固定値1の補数で上書き
  7. 乱数で上書き
7 90
グートマン(Peter Gutmann)推奨方式
  1. 乱数で4回上書き
  2. 異なる固定値で27回上書き
  3. 乱数で4回上書き
  4. 検証
35 100

下に行くに従って、確実だが時間がかかるようになる。グートマン方式は諜報機関でも採用されているが、無茶苦茶時間がかかるので、(国家に狙われているのでもない限りは)個人レベルではNSA方式や米国国防総省方式で消去できれば充分だと思う。

  1. パッケージ版(Disk Refresher DX)では可能
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