デバガメってデジカメの仲間?

なんて言う姫様、
デジカメはこの世界に存在してませんよとか
時代が違いますとかだいたい郵便だって人間や鳩を使ってて
電話がないのに瞬間移動の道具はあるっていう世界なんですよここはとか

言いたいことは天空城の高さくらいあったけど、


   今は そんな   
           余裕とか  状況 じゃ   な   なな   な



「ロザリー…そんなに可愛く鳴かれたら、ますます意地悪したくなる」





       


             あ   

なにその甘い声

背筋がぞばばばばばーーーっと逆毛になる。
愛しい恋人の耳元で囁きまくっているのはあのピサロだ。
確かに美形だし、恋人のロザリーさんもすごく可憐な方だし、
2人がすごくすごく愛し合っているのは、みんな知ってましたけど。


けど、ねぇ。なにもね!!こんな早い時間にねぇっ!!?

姫様の隣の部屋で
おっぱじめなくたっていいじゃないですか!!!!

部屋の割り当ての都合で他のみんなはちょっと離れてるし!!
薄い壁ごしに全部聞こえてるっつーの!!!


「ね?なんかすごいセリフが聞こえてくるでしょ…それに、ロザリーさん泣いてるみたいだし、
時々悲鳴まで…大丈夫なのかしら?助けた方がいいと思う?」


ほ  ぉお ら  ねえええ?

純粋な姫様はねぇぇぇ?
おまえたつぃアイのイトナミとやらを
痴話ゲンカだと思ってらっしゃるんですよぉおおおぉぉおお???
それをこのクリフトがどうやって説明してさしあげればよいんですぅぅ?


(ひゃぁっ…!!)
「ほらロザリー…お前の一番奥まで、とどいたぞ…嬉しいか?」


うわああぁぁぁああああぁああ(ばたばたばたばた)

あいつ絶対変態だ!言葉攻めじゃないですか!
そんなのもし私が姫様に言ったらわーーー素敵ぃ


いやそうじゃなくて。

姫様はその…せ、せせせせせ性交渉をちゃんとご存知ないんだ。
もう15歳だし、本当はちゃんと教えてさしあげるべきなんですが…いや個人的には私が
実戦でならこの不肖クリフト全力で!!!

いやだからそうじゃなくて。

こういう…例えば生命の誕生に関する授業とか、真面目なですね…
授業は今まで受けておられなかったんでしょうか?
あったとしても聞いておられなかったとしか思えません…。

もし、ですよ?
少しでもこのピサロのエロキモボイスにいやらしいものを感じていたら、
間違いなく同性のマーニャさんやミネアさんを呼びにいくでしょう。
それでこう、女子同士で盛り上がってみたり体験談に発展したり色々とねぇ?あるでしょう!!?



なんで…私を呼ぶんですか。
私ってきっと、姫様に「異性」だと思われてないんですね…はぁ。


「ロザリーッ!!!」

うわっ!?びっくりした!!

ひいいいいい、めちゃくちゃ高速でベッドがきしむ音がするぅうぅぅぅ
安宿なんだから自重しろよあのピサ野郎!!!!(涙


「く、クリフトどうしよ、なんか、ピサロが」
「ひ、ひめさまだいじょうぶですよおちついてくださいねあははははは」


あの野郎ぉおおそんだけ腰動かす体力あるなら昼間もうちょっと戦闘に加われ!
働け!メシ作れーーーー!!!!
あーあーあーあー聞こえないためには私がここで叫び続けるしかないのですか。
でもそうしたらピサロにも聞こえてしまうし、ロザリーさんは可哀相ですし
ど  う  す  れ  ば  ぁ  ぁ  ぁ






「……やっと静かになった…ね」
「……」

そうか、ピサロはイクときは無言になるタイプなんだな。
そんなこと知りたくもなかったですよ
ド畜生。

「クリフト?汗びっしょりだけど大丈夫?」
「だ…ダイジョウブです…ええ…」


だいじょうぶぅぅなわけがなーーーーーーい。
前かがみですよ前かがみ!ええ!当たり前だ!!
ただでさえ我々神に仕える人間たちはこういう、禁止はされていないにせよ、
やはり機会がないですからね!!
ほんと、一般の方々に比べたら実に禁欲に近い暮らしを…


(あ…ぁあっん……)
「…たくさん溢れてきたな。全てお前の中に吸収されてしまえば良いものを…」



あ い つ 明 日 ザ キ 決 定  。

誰だよあいつ仲間にしようとか言い出したヤツ。


「いけない子だ…まだ欲しいのか?ではその口でおねだりするといい…」

…………ザキ。
あ、きかなかった。チッ、今のはマジだったのに。


「ク…クリフト……」
「姫様…あの、大変申し上げにくいのですが…ピサロたちはですね、その…」
「えっちしてるんでしょ?」
「はい、えっちな行為をってええええええええ!?!?」
「し、知ってるわよ?いくら私だってアレが何か分からないほど鈍くないわよ!」

そ、そうだったんですか良かった。いやなんか複雑だ。
何も知らない姫様でもそれはそれで可愛いと思ったけど。
いやまて、それよりまさか既にご経験がおありなどということは…!?

「でも本物の…声とか、音とかこう…色んな会話を聞いたのは初めてだからビックリしちゃって。
ごめんね、こんなの聞かせるために呼び出したりして」










ああ可愛いああ可愛いああ可愛いなあもう。

「ね、ねぇクリフト、あのね、それでね」
「はいっなんでしょう!」
「なんか、あの人たちの声聞いてたら…おなかというか…もっと下っていうか…
足の付け根っていうか…へ、へんなとこがムズムズするのよね」

わたしはムズムズどころか
間もなく噴火ですっ。
……………………いやそうじゃなくて!!!!!!!!!

「ひ、姫様。とりあえず落ち着かれて、お休みになる体制をとられて」
「クリフトーー;;」
「わーーーーーーーーーーーーっ!?」


むぎゅ。すりすり。むにゅぅ。

ああ…

これってぱふぱふ屋さんの感触に似てる…けど…もっとイイ…。
ひ、姫様ってそうなんだよな、小柄なのに豊満なバストでいらっしゃ……って
えええええええええええええええ!?何ですかなんですか!?
何してらっしゃるの姫様!!!!

「はぁ…はぁ…」

う、うそでしょう?姫様、よ、よ、欲情してらっしゃる????

「クリフト…絶対みんなに言わないで…」
「な、なに?」
「これ……どうやったら…止められるの?」


むにゅ。むにゅ。寝間着の下にきちんとぶ、ぶぶぶぶブラジャーを
着けられるような姫様ではありませんよねぇぇ?
想像してましたから分かってましたともそうでしょうとも!!
ああああああリアルな感触がわ、わわたしの腰付近に懐き回っている〜〜


「……………ひ、ひyぐhじおkpl@;」
「じ、自分でスッキリする方法はあるってマーニャたちが言ってたけど…具体的に知らないのよ。
そしたら、触られても抵抗がない男の人にやってもらうのが一番いいって」
「…………………」
「…クリフトには無理?勇者に頼んだほうg」
「ずぇったいダメです!!!わたし!このわたくしがぁぁぁぁぁ!!!」
「く、クリフト?」
「ダイジョウブです無問題です姫様ご安心ください。
この私しかできないお勤めかと存じます。絶対誰にも言ってはいけませんよ!!」
「だ、だから内緒にしてって言ってるじゃないの」



ピサロ…ロザリーさん……


ザキは勘弁してあげます(一回唱えたけど)




「クリフト〜っ、なんか立ってるのが辛いのよ、どうしたらいいの!?」

ふふ…

「きゃっ!?ちょ、別に抱っこなんかしなくても」
「立ってるのも辛いんですよね?じゃあベッドまでお連れします」

初めての、これぞ「姫」だっこ。
あはははは、ダジャレ言えるほど余裕あるじゃないですか私。


「姫様?寝間着が随分湿ってますね。しかもココだけ」
「やだ!やだやだ触らないで!!」
「触らないと、ラクにしてさしあげられませんよ」
「う〜〜…」
「さ、横になってください。灯りを消した方が恥ずかしくありませんね」

なんか私って第六章からとぉっても成長したみたいです。
いやぁピサロのおかげです、あははははははは…










「う、うまくいったようですね?…ピサロ様」
「つまらんゲームに付き合わされただけだ…でもまぁいいだろう。お前をたっぷり可愛がることができた」
「もう、ピサロ様の意地悪…」
「それに…他人に行為の最中を聞かれるのは、興奮しただろう?」
「………」
「今頃、隣も同じ興奮を味わっているのか。あの神官には感謝してもらわねばなるまい」

ピサロがくしゃっと握りつぶして、くず籠に放り投げた紙切れ。
そこには、見覚えのある字で

【 いよいよ!一大企画発動
クリフトとアリーナを童貞とネンネから卒業させるぞプロジェクト 】

と書かれていたことを私は知らないままでした。




「あン、ぁ…、ゆ、指…ッ」
「指を入れられるのが、気持ち良いですか…?もっと…入れましょうか」
「だめ!!クリフト、結構、指…、ふと、いんだもん…!」
「だから気持ちがいいんでしょう?それに姫様、次はもっと大きなものが入りますよ」
「ええっ!?む、無理よ!」
「こんなに柔らかくとろけてるのに?私の指を奥に引き込もうとなさっているようですよ?」
いやーーー!!クリフトの
変態!さっきのピサロみたいよ!!」

えへ。
全然怒る気になれません。


「ぁぅ…クリフト……」
「少し喉が渇きました。…すみませんが、頂戴しますね」
「…え?あ!?ぃやっぁん…!」

透明で清潔な匂いだけど、ぬるぬるしてて喉にからまる姫様の…
ああ、こんなにシーツが濡れるほど溢れてしまって。
気持ちいいんですね、感じてらっしゃるんですね……良かった。

「クリ、フト…!もぅ、はやく、おし、まいにして…」
「…いい加減に終わらせてしまっては、おさまりませんよ。ちゃんと最後まで…」

鍛えられた細い太腿を開いて、もう随分前からガチガチに固まっている
私の…ああ、挿入するところをしっかり見ておかなくては。

「え…?…っ!?クリフトぉっ、いや、無理、いったぁ……あーーーーっ……」

あんな小さなところに、太くて長いのが根元まで…沈んでいきましたよ…!!
姫様がたくさん蜜を出してくださったから…ああ、先端がおなかの方まで
届いたようですね。こんなに飲み込んでしまうなんて…


「っ、…っ、あ、いや、わ、私…っ」
「気絶するくらい強くしないと、またすぐにムズムズしてしまいますよ…」
「う、そ!ぃや、あっ、あああ」

姫様の…きっと今の素晴らしい感触は、いわゆる膜ですね。
ここだけは私が破って差し上げたいと思っていました…光栄です。幸福です!
ピサロたちのように何度も繰り返した行為じゃありませんから、ゆっくり、ゆっくりと…

そう、たっぷり時間をかけて。
姫様が快楽のあまり気を失うまで、拷問のように続けるのです。

ふ…ふふふふふ………



「あっ、あっ、も、ぅ許して、許してぇ…!!」
「姫様、そんなに、誘わないで下さい…気が狂いそう、ですよ」
「ちが…っだめ、い、いき、そぅ…止めて、止めてぇぇぇ」

ゆっくり動いただけなのに、姫様の中が、ものすごい強く痙攣で私を促して、精を…!!









「………プロジェクト、必要ありましたでしょうか?」
「さぁ。興味はない」
「で、でも。あれだけの激しい…その、欲情をよく我慢してましたね、クリフトさん…」
「……それだけは大した忍耐だと認めよう」
「ベッド、壊れないといいんですけれど…」
「………」





「まだ意識がおありですね…そんなに欲しかったなら、すぐに言って下されば良かったのに…っ」
「も…もういやぁぁ……っ」
「ご冗談を…、ほらっ、本当にイヤなら、またこんなにここが…
こんなに締め付けるはずが、ないでしょう?ね、姫様…!」
「…っ!…あぁっ……まっ、また…ぃっ…クぅ……ク、クリフト、クリフト…!!」




「………あのぅ、やっぱり助けた方が」
「………ザキでもかけるか、あの小僧」
「…………。」
「ヤツの方が本物の変態サディストだ。明日、勇者たちにそう伝えておけ」



若さバンザイ。おかげさまで10回は軽く絶頂を頂戴致しました。
姫様にいたってはその倍近いのでは?
とても感じやすくて、制御できない不安に震える姿がたまりませんでしたねぇ。
うっかり愛の告白が後になってしまいましたが、ちゃあんと愛を叫びあいましたよ!


あれ。
そういや隣は静かですね…毎晩一回と決めているんでしょうか。
ピサロも歳ですねぇ…




「…ザキ」
「?」



「しばらく死んでおけ、このド変態神官」




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ギャグエロR18。クリアリでピサロザ。もちろん後者はオマケ。
妄想と思い込みが激しい(公式)クリフトに、爆弾のスイッチが入っちゃうのは多分
姫様からのアプローチがあった時でしょうね。それ以外はきっと…
修行僧のように、性欲に耐えまくってるんだろうなぁ。可哀相に。我慢はイクナイ、余計暴走。

聖職者が恋した相手には激しく欲情する、というシチュエーションはかなりエロい(爆

っていうかコレを会社の昼休みに書き上げてしまった私は一体何がどれくらい
欲求不満だったのかまったく思い出せません。別に…不自由してな(ry


 


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