MSN Japanのニュースサイトへようこそ。ここはニュース記事全文ページです。

ニュース: 政治 政局政策地方行政写真RSS feed

【官房長官会見】「プラスの効果があってもいい」 サミットで内閣支持率への影響(9日午後) (1/4ページ)

2008.7.9 20:01
このニュースのトピックスガソリン税

 町村信孝官房長官は9日午後の記者会見で、この日閉幕した主要国首脳会議(北海道洞爺湖サミット)の内閣支持率への影響について問われ、「福田総理のサミット議長としての活躍、活動というものを国民のみなさま方に評価をしてもらえば、一定のプラスの効果があってもいいのかな、という期待は持っている」と述べた。詳しいやりとりは以下の通り。

【サミット】

「無事にサミットも終わり、まだあと総理は数カ国の首脳と個別会談を(午後)8時過ぎまでぶっ続けで行う予定になっております。総理の議長総括はみなさん方もごらんになったとおりであります。非常に有意義なG8で、かつ、今までのところ大きな事故もなくですね、無事にサミットを終えることができ、よかったなぁと、こう思っております。まだ、完全に、総理が東京にお着きになるまで終わったとは言いませんけれども、とりあえずはほっとしているところであります。まあ全体の総括は総理が先ほどお話になったとおりでありまして、4つのテーマそれぞれについて、大変意義のある、また充実した議論が行うことができた、という総理の、議長としての発言の通りだろうと思います。特に気候変動については、いろいろな事前の報道もありましたけれども、最後まで議長として総理が大変なご努力をされて、世界全体の目標として長期目標を採択することを求める、という、(昨年の)ハイリゲンダム(サミット)よりは間違いなく一歩進んだ表現でまとまることができた。これはやはり、来年の年末(の国連気候変動枠組条約での交渉)に向けての貴重な第一歩であろうと私も理解をしておりまして、いい共同文書ができたと、このように思っております。まあそのほかテロでありますとか、ジンバブエでありますとか、幾つかの特別声明も出され、ホットな問題にも的確に対処することができたと思います。また拉致の問題、北朝鮮の問題にも、今までは共同声明に触れられることはなかったわけでありますが、今回はそれが掲載をされた、記されたということは、やはりアジアでやったサミットとして私は意義があったものと、このように考えているところでございます。午前中、昼のMEM(主要経済国会合)におきましても、昨日はいろいろな意見が5カ国からはあったようでありますけども、今日の議論のなかでは、新興国のほうから(昨日示された先進国に温室効果ガスの削減を)80ないし95(%求める)といったような発言はなく、むしろ世界のリーダーたちが真剣かつ熱心に、また建設的な議論を行って、この地球温暖化の問題に真剣に取り組もう、という姿勢を示されたことは大変意味があったし、かつこういう形で十何カ国かの代表が、首脳がですね、一堂に会して話し合い、また来年のイタリアにおいても同じように首脳が集まってこの問題を議論しようと、いうことが決まったわけでございますから、私はそういう意味で意味があったし、また日本が提唱してまいりましたセクター別アプローチ。まったく触れられていない、という間違ったコメントをする方も朝のテレビで言う方もいらっしゃいましたけども、そんなことはございませんで、文書のなかで2カ所、しっかり、有益な方法である、ということを触れておられますし、また国連事務総長もセクター別アプローチというものを大変評価したり、韓国からは福田ビジョンを高く評価する、といったような発言もあったようでございますから、そういう意味からも今日のMEMも、京都…失礼しました、ソウルでの会議を受けてですね、各国持ち帰ったその文書を今日、公表したということでりましょうから、数字が入っていないとかいろいろなご批判があろうかと思いますけれども、私は、MEM自身としてもいい結論を得ることができたのではないだろうかと思います。ただこれでもちろん、すべてが終わったというわけではないわけでございまして、来年の年末に向けての貴重な第一歩をしるすことができた。このように考えているところでございます。私のほうからは以上でございます」

関連トピックス

PR
PR

PR

イザ!SANSPO.COMZAKZAKFuji Sankei BusinessiSANKEI EXPRESS
Copyright 2008 The Sankei Shimbun & Sankei Digital
このページ上に表示されるニュースの見出しおよび記事内容、あるいはリンク先の記事内容は MSN およびマイクロソフトの見解を反映するものではありません。
掲載されている記事・写真などコンテンツの無断転載を禁じます。