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【官房長官会見】「プラスの効果があってもいい」 サミットで内閣支持率への影響(9日午後) (2/4ページ)
−−今年初めから、福田内閣はサミットを最大の課題としてきたが、改めてこの半年間も振り返り、自己評価すると何点ぐらいか
「いつも点数を私に求められることがあるんですが、私は採点者じゃございませんで、採点するのは国民のみなさん方であり、メディアのみなさん方であり、また世界の有識者のみなさん方の裁量ではないだろうかと。私もサミット成功に向けて、微力ではございましたが努力をした者の1人として、むしろ採点される側に私は立っているのではないんだろうかとこう思います」
【今後の課題】
−−大きな節目だと思うが、今後、サミットの次の目標として、内閣として優先課題はどのようなものを考えているか
「あのー、外交面の課題というのは常に時々刻々変わりますし、また拉致等々の問題も、あるいは北朝鮮の核の問題もあるわけでありますけれども、やはりこれからどういう内政面での取り組みをしていくのかと、いうことが問われているんだろうと思います。骨太の方針も決まり、月末ごろにはシーリングも決める。そして税制の議論も始まる、ということでございますから、年末に向けてですね、国内のほんとにさまざまな問題について、なんとはなくやっぱり漂っております閉塞感というものをどうやって打破していくことができるだろうかということで、積極的な福田総理の政策、内閣の政策、政府与党の政策というものを提唱をし、予算、法律という形で具体化をしていくという作業が大切だとこう思っております。特に、臨時国会では重要な法案がいくつか出されていることになると思いますんで、そうしたものを仕上げながら、予算、税制の議論をおおいにやって、日本国の進むべき道というものをですね、福田総理なりに国民のみなさんに提示をしていく、ということを年内いっぱい一生懸命やっていかなければいけないと思っています」