7/9 19:08 更新

小学校の教員採用試験をめぐる大分県教委の汚職事件です。収賄の疑いで再逮捕された参事が、中学校の教員採用試験でも「受験者の成績を改ざんしていた」と話していることがわかりました。関係者によりますと、教育委員会参事の江藤容疑者は去年とおととし、中学校教員の採用試験で、上司に合格させるよう指示された受験者の点数を増やしたということです。江藤容疑者は「改ざんした人数については覚えておらず、金品は受け取っていない」と話しているということです。また、関係者に対し江藤容疑者は「人事担当になった際、不正があるという噂は本当だったんだと思った。拒否できる状況ではなかった」と話したということです。