

〜まとめ〜
飼育の方法も定かに確定していない生物に対して何万、何十万という価格をつけて取り引きすることの可笑しさを疑問に思ったことは有りませんか?確かに見る分には綺麗な生き物では有るのですけども・・・

また、それと同時に、得体の知れない飼育器具の数々。「メーカーや商店の利益以外に何の存在目的があるのか?」とまで言いたくなるような商品が多いとお感じになりませんか?人はそれぞれにそれぞれの生計を立てなくてはなりませんので、人様の商業的な活動のすべてを否定しませんが、それにしてもいささかやり過ぎの感が否めません。

何も知らないうちがハナなのですが、いろいろと使って、散財を重ねて、行き着く果ては、「ちゃんとした水と餌さえあれば、後は何も要らないじゃない」ということが結論なのです。私自身、どれだけお金を溝に捨てたことか!! 初心者がこのように悟れる、或る程度のレベルに達するまでの道のりは実に険しく、利益第一の業者がしかけたトラップだらけです。これでは楽しい趣味の世界の話では無くなってしまいますし、多くの方が中途で挫折されるのが現実ではないかと思う次第です。

なんでこんなことになるのでしょうか?それはあまりにも「理論が語られない、そして、正しいセオリーが確立されていない」ことがベースにあるからなのです。その結果、スタンダードとして流通している知識そのものが誤謬であることも珍しくありません。わかりやすい例を申しますと、「ディスカスの餌になぜ牛の心臓を使う必要があるのか?」という問いに対してちゃんと答えられる人は日本には、いや世界にも誰もいません。そんな脆弱な根拠しかないビジネスなんです!!

ですが、プロが物事を知らないからということに全ての責任を転嫁してはいけません。アマチュアのレベルが低いからプロのレベルも低いということが本質的な問題であります。それ故、本来、そのように能力のない人たちがプロとして通用してしまうのでありますし、彼らのセオリーもどきが、その正当性を真に吟味されることなく、どんどん広まり、普及していってしまうのです。

ディスカスを飼うのは犬や猫を飼うのとは訳が違うのです(こういってしまっては愛犬家、愛猫家に叱られてしまいますが)。ちゃんと飼うためには覚えなくてはならないことが少なからずあります。ここでは、それらのセオリーとそのベースになる理論展開も解説しております。「プロもどきの、セオリーもどき」とはまるで異なる見解もあり、いささか面食らうこともあるかもしれません。ですが、ほとんどの主張はちゃんと文献研究もしくはトライアル・アンド・エラーに基づいており、間違ったことは言っていないつもりです。
みなさん、このページを読まれるのを機に、ご自身のディスカス飼育について再度考えて見て下さい。今までご存じ無かったことに触れ、そこからさらなる理論の発展に結びつけて戴ければ幸いです。
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