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年の瀬の女性に注意! 家族崩壊のピンチも
【オトナの性・恋愛講座】
年の瀬はオヤジにとって、かなり危険な季節だと、お伝えしなければならない。
なぜ危険かといえば、女性たちの中には気持ちが極度に不安定となる人もいるため、夫や父親であるオヤジたちはその被害を受けかねないからだ。それは家族崩壊のピンチでもあり、危機意識が必要だ。(2004.12.09掲載)
まず、ボーナスの季節である。支給される賞与を妻はアテにする。賞与がゼロだったり減額や現物支給であれば(実際、まだまだ大変な会社は多いようです)、妻から口汚く罵られる覚悟をしておかなければならない。それは夫だけの責任ではないにもかかわらず、全責任を夫に負わせるのが好きな妻たちもいるのだからしようがない。あなたの妻はどうでしょう。
次に子どもの冬休み。やれ、友だちのA君は海外旅行、B君は家族でスキー旅行と他所の情報に妻たちは振り回される。それに比べてウチのアンタは甲斐性がない、などと愚痴を聞かなければならない。他と比較したからといって彼女が幸せになるわけでもないのに。自分の夫と夫が契約関係にある勤務先をこき下ろすことを好む愚かな妻たちも多くいる。
そして恐怖の年末年始。毎年この時期、私は妻たちの怒声と罵声を聞き続けている。それもコンサルの一部である。
いわく、「夫が自宅でごろごろする」「クリスマスなのに夫は家事も手伝わなければ素敵なところへ連れて行きもしない」「子どもと遊ばない」といったものや、「夫は忘年会ばかり。私は結婚してからずっと夜遊びなんかしていない」「時間があるのに夫は大掃除をしない」「夫が考えるのは自分の実家のことだけ」「正月は、夫の実家でいい嫁を演じたのにほめない」などなど…。
「夫は・夫は・夫は!」と、いや、まったく彼女たちの愚痴と文句には終わりがない。不満だけでなく憎しみすらみえる。だから、夫たち、気をつけて。
残念ながら、これら妻たちの被害者意識は積もり積もったものだから特効薬はない。12月は世の中が浮足立って幸せそうに見えるため妻が抱える不幸感が際立つのだと知っておいてほしい。この時期はエキセントリックになる妻もいるんだなぁと知っておき、感情的に対応するのではなく、自分の妻はどうだろうと冷静に見つめ直すだけでも、家族崩壊を避けるヒントになる。
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●池内ひろみ
1961年生まれ。離婚、再婚を経験後、旧来のフェニズムとは異なる視点で、夫婦・家族問題コンサルタントとして活動。東京家族ラボ主宰。
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