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ホリスティック医療 伝統療法や「祈り」も活用 病と向き合って治癒力高める (3/3ページ)
このニュースのトピックス:病気・医療
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「病を癒やし健康を保つには、その人の身体性から霊性まで全人的に高めること。環境とのつながりも見直すことが大切」と事務局長の岸原千雅子さん。
岸原さんはアロマテラピーとカウンセリングを行う「アルケミア」を東京・赤坂で経営する。「例えば、つらい幼児体験は本人が封印したつもりでも心身に影響している。このトラウマに向かい合うのは大変つらいが、不安や体調不良の解決につながることがある。この心理療法もホリスティック医療の一つなんです」
さらに「患者や医師が祈ることもある。祈りの癒やし効果は米国の医師によって検証されている。ホリスティック医療はこうしたさまざまな療法のネットワークともいえるんです」とも。
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協会は「万人のためのホリスティック医療」と題した公開シンポジウムを11月9日、全電通ホール(東京・神田駿河台)で開く。
問い合わせは日本ホリスティック医学協会(電)03・3341・3418、山本記念病院総合診療部(電)045・594・2417。