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ホリスティック医療 伝統療法や「祈り」も活用 病と向き合って治癒力高める (2/3ページ)

2008.7.9 08:11
このニュースのトピックス病気・医療
ホリスティック治療で患者の脈から生活上の問題点をさぐる山本百合子医師=横浜市都筑区の山本記念病院ホリスティック治療で患者の脈から生活上の問題点をさぐる山本百合子医師=横浜市都筑区の山本記念病院

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 子宮筋腫に腹膜炎や腸閉塞(へいそく)を併発して闘病を5年以上続けた山本さんは「もともと漢方治療も行っていたが、自分が患者になって、西洋医学だけではいけないという思いが一層強くなった」と平成15年に総合診療部を開設した。

 山本さんら4医師が、「ほっとする科」「よく聴く科」「痛みの外来」などを担当。ドイツ発祥のホメオパシー、体の各部位固有の波動を応用したバイオレゾナンス、日本生まれでハワイで発展したレイキ(霊気)、それに気功や経絡刺激など、さまざまな病気にさまざまな療法を行う。自由診療なので初診は1万500円から、再診は6300円からとなる。

 「例えば血球分析で患者自身の白血球の映像を見せながら説明すると、自分に備わる生体機能に驚き、意識するだけで免疫力が高まります。ホリスティック医療は、さまざまな療法で自分の病気に向き合うことでもあるんです」

 山本さんはNPO法人日本ホリスティック医学協会の常任理事も務める。協会は昭和62年の設立で、がんのホリスティック治療で知られる帯津三敬病院(埼玉県川越市)の名誉院長、帯津良一さん(72)が現会長。会員は医師、療法士、一般市民など約1300人。

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ホリスティック治療で患者の脈から生活上の問題点をさぐる山本百合子医師=横浜市都筑区の山本記念病院
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