米の戦闘機が花嫁行列誤爆し多数死亡、米軍は否定

新華社カブール(アフガニスタン):アフガニスタン政府関係者は6日、アメリカのアフガニスタン駐留部隊の戦闘機が同日、花嫁行列を誤爆し、20人余りが死亡したと発表した。報道によると、死亡者の中には新婦もいたという。アメリカ軍は村民の死傷について否定している。
アフガニスタン政府関係者によると、誤爆は6日朝、ナンガルハール省の村で発生。地元警察部門担当者によると、米軍機は当時、付近の武装勢力への攻撃を行っていたが、爆弾の1つが目標を反れ、花嫁行列に命中したという。
地元行政長官は村民たちの話を引用し、次のように述べている。「誤爆で27人の村民が死亡した。攻撃は6日午前6時半ごろ発生。死亡した人の中には女性や子供もいる。また少なくとも6人が負傷し、病院で治療を受けている」。
目撃者の1人は、新郎の家に向かう途中、皆で一休みしているときに爆弾による攻撃を受けたと話している。道は非常に狭く、「80-90人がその場にいた」という。
別の目撃者の話によると、当時、新郎の親族が新婦の家に花嫁を迎えにいき、帰る途中だったとのことだ。死亡者の中には新婦と3人の男の子も含まれているという。
【翻訳編集:JCBB(H.A)/G-SEARCH】