2008年7月8日 19時36分更新
学生に薬物の危険性を認識してもらい乱用防止を呼びかけようと、岡山市内の私立大学で警察官による講座が開かれました。
講座を開いたのは岡山市にある就実大学です。
就実大学では学生に一般常識を学んでもらおうと、定期的に外部の講師を招いていますが、今回は、大阪や山梨などの大学で学生による大麻の事件が起きたのを受けて、薬物の危険性をテーマに開かれました。
講師を務めたのは、岡山県警察本部・組織犯罪対策第二課の戸部裕之課長補佐です。
戸部さんは興味本位で薬物を使うようになった女性が幻影に苦しむことになった例や、覚せい剤や大麻などが巧妙な手口で販売されている実態について説明し、決して手を出さないよう注意を促していました。
講座に参加した学生の1人は、「覚せい剤が簡単に手に入るということに驚きました。自分は絶対に手を染めないようにしたい」と話していました。