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Iron Outlow Zero’s 14話
日時: 2008/07/08 17:23
名前: ゼミル


長持ちする缶詰を幾つも買い物籠にポイ。


『(基本的な食用の山菜の資料や野生動物の捌き方などのサバイバルに必要そうなデータはダウンロード済みですけど?)』

「(それでも保存食とかはやっぱ必要だっての)


キャンプ用の寝袋をポイ。


『(服に関してはずっと私を展開しとくのもアリだと思いますが)』

「(・・・いや、流石にずっとあんな恰好はちょっと困る)」

『(そんな!いつでもどこでも快適に過ごせるんですよ!?)』

「(確かにそうだけど、幾ら四六時中あれはなんでも物々しすぎるわ!)」


調味料兼臭み取り兼保存料代わりの香辛料+カレー粉をポイ。


「(問題は金だよなー。仮に日本から出たとしても、両替とかの問題があるし)」

『(いえ、それも心配無いかと)』

「(・・・理由を聞こうか)」

『(どの国でもATMに近づけばあら不思議、引き出し口から紙幣がガッポガッポ)』

「(ハッキングかまして盗む気満々かよ!?)」

『(綺麗事だけじゃやってけませんて)』

「(うわーい犯罪促すデバイスなんて聞いた事ねー)」

『(いやぁそれほどでも)』

「(褒めてねぇよ!)」


キャンプ用の固形燃料をポイ。


「(問題は別の時空世界に行く事になった時だよな。やっぱ、異世界とかも転々とした方が良かったりすんのか?)」

『(その場合は技術レベルなどが低い管理外世界の方がいいでしょう。次元航行技術を持つだけの科学力がある世界は殆どが管理局と密接な関係にある管理世界ばかりですからね。
もっとも、逆に管理世界で情勢不安定な所を選ぶのも選択肢の1つです。反管理局の風潮で局が自由に動けない世界も結構多いですから)』

「(どっから仕入れたんだよそんな情報)」

『(アースラからデータぶっこ抜いた時に。各世界の転移用座標データも入手済みです)』

「(ちゃっかりしてるぜ本当・・・)」


同じくキャンプ用の備長炭とか利用した携帯浄水フィルターもポイポイ。


「(・・・にしてもやっぱ、そういう世界もあるもんなんだな。反管理局な世界とか政府とか)」

『(その世界に派遣された部隊や、いわゆる大使役の将官などの対応にもよりますよ。共同歩調を取ろうと相手に合わせるまともな局員はともかく、派遣された部隊を使って頭ごなしに現地の人間を押さえつける類の局員も少なくないらしいです)』

「(だろーなぁ。全員が全員善人な訳ねーし)」

『(私達の存在自体その証拠ですからね)』

「(同感)」


防水マッチをポイ。







・・・・・・・・・・どれだけ品揃え豊富な店なんだと突っ込んじゃいけない。

















           魔法少女リリカルなのは  Iron Outlow Zero’s

           14:Tears















「あれ?ゼロ兄やんかー学校ちゃうの今日って?」

「ゲエエェーッ!?は、はやてー!?」


な、なんばこげんなとこに居らっしゃいますだっちゃ!?


「1人で買い物する時はなー、昼間の方が夕方よりも人少ないから私には丁度ええんよ」

「あーまあ確かにはやてにはその方がいいだろうなぁ」

「ゼロ兄は何買ってるん?うわ、何か地震とか来た時の非常袋の中身みたいやん」


別の意味で非常時なんです。

てか何でこんな時にはやてと鉢合わせすんだよ!?せめて電話だけの方がまだ気が楽だったのによあーもー!

どうする、何て言った方がいいんだ!?嘘つくか、それとも正直に言うべきかまたははぐらかすか。

どうする!?アイ○ル〜って潰れたわあそこ!


『(それより相棒―、後ろ後ろ)』

「志村?」


何だよ一体――――――――――――――ってぇ!!?



ゴメスッ!!



「こぉぉぉぉんのバカぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「―――――――――――――ぁぁぁぁぁああああべしっ!?」


い、今のは!


「白っ!」

「誰が下着の色大声で叫べなんて言ったのよぉぉ!」

「ぶぎゃぎゃぎゃぎゃっ!?ちょ、アリ、馬乗りバルカンパンチは止めぶげばっ!?」


う、馬乗りギャラクティカは反則ー!止めて、俺のライフはもうゼロよ!管理局に捕まる前にあばよダチ公したくないわ!

誰か助けてーって周りドン引きしとるー!誰も俺の伸ばした手を掴んでくれません。神は死んだー!

こ、こうなったらはやて!


「うーん、ク○ーク派の私としてはドロップキックからフランケンシュタイナーに移行して「ヘーイ!」ってやって欲しかったわ」

「もう中の人も何も関係ねぇなオイ!」


腕組みして唸ってないで!このままじゃ俺ライジングギャラクティカまで食らっちゃう!

・・・・・・あ、アリサさん、いきなりボロボロ泣きだしてどうなされました?

というか胸倉掴んだまま力籠めないで極まってる、極まってるから。タップタップ!ぐぇ。


「このバカ!バカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバカバ!」

「最後カバって言った!?」

「うるさい!何よ、大怪我してたのに勝手に逃げ出して!心配してたのに私を置いて何も言わずに居なくなっちゃって!もうずっと会えなくなると思ってたのに、何で私に連絡も入れずにこんなとこで呑気に買い物なんてしてるのよぉぉぉぉ!!!」


痛い痛い頭ブンブン振るな後頭部がガンガンぶつかってああ視界がどんどん暗くなって――――


「あ、あかんよアリサちゃん!ゼロ兄白目剥きかかっとる!」

「バカバカバカバカあぁぁぁ!う、うわ〜〜〜〜〜!!」




あ、あはは、心配してくれた相手に殺されるなんて笑えねぇ・・・・・・・・がくっ








「ま、まだ世界が揺れていらっしゃる・・・」

「あ、あはは、ゼロ兄の頭秒速16連射状態やったもんなぁ。床になんか罅まで入っとったし」

「こ、これもみんなそのバカが悪いのよ!・・・・・・ほんとに、心配したんだから、このバカ」

「へーへー、どうせ俺はバカだよ」


フェイト助ける為に追って来る側な筈のクロノ達に取引持ちかけてんだからなぁ。確かにバカの部類だな、俺って。

ちなみにアリサさん、なんで真昼間にここに居るかと言えば、なのはから俺がまだ逃げずにアースラと一時的に協力すると聞かされて学校途中でぶっちぎって俺の事探しまわってたそうです。どーりで制服のまんまなのね。

で、まず俺の部屋に駆けつけて、そこでまだ療養中のアルフから俺が買い物に出たと聞いて鮫島さん運転のリムジンでダッシュして、今に至る。



はやてに対しては管理局とか怪我の事とかは誤魔化したが、俺が海鳴から居なくなる事は誤魔化しようが無いんでバラした。それに関してもあれこれ脚色とかしてあるが、とりあえず今度はいつ再会できるかどうかの目途も無い事、も。

それを聞かされた一瞬、はやては愕然とした表情になったが、すぐにまた笑顔を浮かべて「そっか、それやったら今日はお別れパーティーしよか!」と鶴の一言を放ってなし崩し的に俺はアリサと一緒にはやての家に向かってる訳だけど――――はやての本心は、一瞬浮かべたあの今にも泣き出しそうな顔なんだろう。

アリサなんて、実際にわんわん泣いてくれたし・・・代わりに俺も顔とか頭とか痛くて泣きたくなったけどな!

あ、ちなみにアリサのカバンとか俺の買い物した分の荷物とかは運んでくれるそうです。アルフ、変に反応しなきゃいいけど。



もちろん2人は止めようとした。事情を知るアリサも、事情の分からないはやても。

だがもう決めた事だ。変えるつもりは無い。

俺の面倒に2人を巻き込まない為にはどうすりゃ良いか?決まってる。2人が関われないぐらい遠くまで消えちまえばいい。それだけの話。

だけど泣いてもらえるほど大切な相手だと思ってもらってたのはありがたいし、それだけに申し訳無くも思う。

俺の都合でアリサやはやてを悲しませる―――それは2人の為でもあるとはいえ、いい気はしない。誰が人悲しませて喜ぶかっての。そこまでSじゃねーやい。






ただ、別れが近づいているのなら。

2人が、それを惜しんでくれてるんなら。


「アリサ、はやて」

「何よ」

「どーかしたん?」







「――――――ありがとうな」







俺も、面白おかしくそして優しく傍に居てくれた事を、2人に感謝すべきなんだろう、きっと。











「それじゃあゼロ兄一緒にお風呂入ろかー」

「またいきなりに場面変わったなオイ!」


またシリアスっぽくなったと思ったのに!


「ほらゼロ兄、だっこしてーなー♪」

「たく、甘えやがって、洗面所までは車椅子でも普通に行けるだろーが・・・」

「だってしばらくの間もう会えへんのやろ?だったらその分甘えてゼロ兄分補給しとかなあかんもーん」

「もーんじゃねぇもーんじゃ」


と愚痴りつつもお姫様だっこする俺。言っとくけど他意は無いからな。これが一番運びやすい抱え方なんだし。

・・・・・・だからそこ、髪赤くしてポン刀抜こうとしてんじゃねぇ!作品が違うからというかキャラも被るからぶっちゃけ怖いから睨まないでー!

そしてはやても調子のってスリスリしてくんな、SAN値が、俺の精神力が!ああっ、ポン刀に炎が纏わりついた!落ち着けメロンパン上げるから落ち着いてマジで!


「そ、それじゃあ風呂入ろうなーはやてー!」

「ま、待ちなさ〜い!

「きゃー♪」



どったんばったんぎっこんばったん



「な・・・何で明らかにギャグなのに殺されかけなきゃなんねーんだ・・・・・・・・」

「アンタが逃げるからでしょうが・・・・・・あー汗かいちゃった。ベトベトするわね」

「あ、それやったらアリサちゃんもこの際やから一緒にお風呂入らへん?もう1人ぐらいは楽に入れるやろうし」

「いやいや一緒って何だよ。アリサ1人じゃはやて風呂に入れるの大変に決まってんだろ」

「だからいつもみたいにゼロ兄も一緒に」

「だからアリサが嫌がるに決まってんじゃねーか分かりやがれこのチビ狸!」

「はうっ!?い、幾らなんでもいきなりチョップする事無いやんか!冗談やて冗談」

「さっさとそう言えってんだ。アリサ、あれだったら先に入っとけ。俺達は後でいいから――――」

「・・・・・・わないわよ(ボソリ)」

「「へ?」」

「・・・・・・・わ、私は2人と一緒に入るので構わないって言ったのよ!文句ある!!?」









もしゃもしゃもしゃもしゃ



「あー、やっぱゼロ兄にやってもらうんは気持ちええわー」

「へーへ、他に痒い所はありますかいお嬢様」

「次は下の方も洗ってh」

「ここ一応全年齢対象だからね!?一体どこのセクハラオヤジだおいもしかしてチビ狸なだけに化けてるのか、年齢詐称してんのか!?大体そっちはロクに毛も生えてn」



ガン ゴスッ!



あべし!後頭部とデコがまとめて痛い!つーかシャンプーの泡が目にいっぱい!!oh、おおう!


「目が、目があぁぁ!!」

「あ、アンタのセリフも十分セクハラよ!はやても女の子なのにそんな下品な事言っちゃダメ!」

「ううう、ゼロ兄の頭を使った連鎖ツッコミとはやるなぁアリサちゃん。ええツッコミ役になれるで」

「私はこのバカ1人でもう十分よ・・・・・・」

「痛い、後頭部と額がぶつけた様に痛い!」

「私が後ろから叩いて勝手にアンタがはやての後頭部にも頭突きしたんだから当たり前でしょ」

「謝罪は無しですかそーですか」

「自業自得よ」

「わーい泣くぞコンチクショウ」

「勝手に泣きなさい」


くっ、にべもねぇな本当。

大体3人1列に並んで洗いっこってどんだけ昔のネタだよ。今や時代は風呂場の扉開けたら全裸のヒロインと鉢合わせが定番なんだぞ?いやこれも十分使い古しか。

風呂での定番は置いといて、とにかくまだ癪だから言い返そうとアリサの方を向こうとし、


「見るなっ!」

「はぶっ!?」


鉄拳を食らった。

いやま今のは俺が悪かったよ。買い物だけするつもりで家出たからお泊まりセットなんて持ってきてなかったし、だからいつもはやて洗う時は水着穿いてたのに今の俺はマッパだし。アリサも同じだし(タオルは巻いてるけど)、はやてに至ってはいつもの通りタオルすら巻こうとしないし。

だからって問答無用で鉄拳は無いと思うけど。


「や、やっぱりはやてもタオル巻きなさいよ!恥ずかしくないの!?」

「んー、もう慣れてもうたしなー。それにゼロ兄やったらむしろウェルカムやでー?」

「恥じらい持つ以前にもう少し成長してからそういうセリフは言うこったな」


ゼロスさんはロリコンじゃありませんので。何だか若返ったりこういうお色気系にばっか遭遇してるせいで垣根低くなってる気はしてるけど。ついでに下の方も俺の意思関係無く暴走しそうな時もあるけど。

と、はやては振り向くと(その瞬間、俺ははやての顔だけ注目した。さくらいろのぽっちなんて無視だ無視)、縋るような期待してるような表情で俺を見上げる。


「・・・・・・成長してもっと胸とか大きくなったら、興奮してくれるん?」

「お、おう・・・・・・」

「そっか。ならそれまで頑張らんとなぁ」


何を頑張るのか、とは何だか怖くて聞けなかった。主に精神衛生上の問題で。

というか何なんだこの好感度MAX辺りのヒロインみたいな反応は!?立てたか、こんなにフラグとか立ててたのか!?覚えまったくねぇよ!?

そうだアリサ!早くツッコむんだそうすれば何だかこの空気返れそうだお前ならきっとやれるから!



俺自身訳も分からず焦燥しつつ、敢えてさっきみたいな鉄拳を期待しながらアリサの方を向いて―――――









「・・・うん、きっと大丈夫。お母さんも凄いスタイルしてたしあれぐらいならゼロスもきっと満足させれるかも・・・・・・・・・」









――――――神は死んだ!!


それから風呂からあがると洗面所に何故かアリサ自身のパジャマとか下着とか替えの服とかが置いてありました。鮫島さんが持ってきてくれてたそうです。




・・・・・・風呂場の会話聞かれてないよな?









「3人寝てても結構余裕のあるベッドってのも凄いよな」

「そう?うちの屋敷のベッドはもっと大きいのばっかりよ」

「・・・・・・そりゃ金持ちの所のベッドはもっとでかくて豪華なのばっかだろーよ」


はやてにおねだりされ(涙目+上目づかい+胸板にスリスリなんてどこで覚えた!?)、今晩限りは同じベッドでアリサまで一緒に寝る事になった。誰だ、3(ピー)なんて考えチラつかせた奴は。

アリサの方は何とか家族を説得させたらしい・・・・・・電話で言い合いしてるのが聞こえてきたんだけど、F単語がしょっちゅう聞こえてきたのがちょっと気になった。どんな口論してたんだよ一体。

とりあえず寝てる配置は右からアリサ・俺・はやての順。

はやてがベッドの端の傍だと落ちたらヤバいんじゃねーかと抗議したが、なぜか2人に押し切られた。その時は何でさと思ったんだがな・・・・・・


「こういう事かよ」

「ん〜〜〜〜すりすり〜〜〜〜♪」

「(ゼロスと添い寝ゼロスと添い寝ゼロスと添い寝ゼロスに腕枕ゼロスに腕枕・・・・・・)プシュ〜〜〜〜////」


抱き枕代わりですかい。ちょ、おま、柔らかいのとその先っぽのちょっと固いの押し当てないで!?下の相棒が聞かん棒になっちゃうから!

つーかアリサ熱っ!?ヘソどころか頭で茶沸かせるぞ!?


「・・・えーお二方、そんな抱きつかないでもらえると俺としては微妙じゃなくて非常にありがたいのですが」

「ぶー、ええやんか、しばらくは会えなくなるんやしこれぐらい存分に甘えたって」

「いや別に甘えたってお駄賃も何も出ませんからね?」

「こんな風に出来るんが私にとって最高のご褒美なんよ?」

「え゛ーあ゛ーう゛ーあー、あ、アリサさん何か一言!」

「・・・・・ゼロス」

「は、はいっ!」

「そんなに、イヤ?」


・・・ブルータス、お前もか。

もうこれ、なんてエロゲの展開さ?


『(諦めましょう。私はもう諦めました)』

「(お前は当事者じゃないもんな!)」

『(いえいえ、そんなの関係ありませんよ。それに八神はやての言う通りこれでお別れになるでしょうし、2度と会えない可能性も決して低くは無いんですから)』

「(・・・・・・・・・)」

『(それだけ大切に想ってくれているという証明なんです。もっと応えてあげましょうよ)』


リベリオンに返事は返さなかった。

その代わり、2人の小さな体をギュッと抱きしめる。

強く、強く、2人の鼓動が聞こえるんじゃなく、感じるぐらいに。

2人はそれを、ただ黙って受け入れてくれる。


「・・・・・・ゼロ兄」

「おう」

「また、会えるやんな?」

「・・・・・・・・・・・」

「また一緒にご飯食べて、お風呂入って、アリサちゃんとか一緒に騒いで」

「・・・・・・・・・・」

「父さんも母さんも居なくなって、本当はずっとずっと寂しかってんけど・・・アリサちゃん達と出会えてから、ゼロ兄が居てくれるようになってから幸せやってん。だから、私・・・・・・」

「・・・・・・・・・・」

「・・・あかんなぁ、明るく見送ろ思ってたのに・・・・・・引き留めるような事言わんよう決めてたのに――――」

「・・・・・・・・・」

「行かんといて・・・行かんといてぇなぁ・・・・・・うあ、あああぁぁぁっ!」

「・・・もっと甘えちゃいなさいよ」


反対側で、小さくアリサが呟く。

まるで、自分にも言い聞かせるように。

はやてと同い年とは思えない、優しく大人びた、女神みたいな雰囲気で。


「今の内にもっと甘えて、もっと泣いちゃいなさい。今まで寂しかった分まで泣けばいいのよ」

「ひぐっ・・・あ、ああああ!」







「泣いても別に・・・誰もはやてを責めやしないんだから」







「行かんといて・・・・!行かんといてぇな!一緒に居てぇな!うわあああああぁぁぁぁん!!!」

「・・・・・・悪い」








俺には、謝る事しか思いつかない。



だからただ目一杯抱きしめて、はやての涙を受け止めて――――ただ、謝り続けた。



それしか、俺には出来なかった。












「・・・何で付いて来てんだよ」

「アンタ以外にもなのはも一緒なんだから・・・・・・最後まで見届けなきゃ、気が済まないだけよ」


ベッドから抜け出して着替えた俺は、ちゃっかり付いてきたアリサと一緒に早朝の道を進む。

はやてはまだ寝ている筈だ。少なくとも抜け出した時はまだそうだった。きっと、泣き疲れて眠りはかなり深いだろう。


「・・・まさか、あそこまで泣かれるなんて思ってなかったよ」

「アンタ、変なとこで鈍いもんね」

「どーいう意味だよ?」

「そーいう意味よ」

「何だそりゃ」

「自分で考えなさい」


訳が分からん。

そっぽを向いたアリサの、朝日に照らされた横顔を見てるうちに、ふとある事を考えて思わず笑みで唇を歪めた。


「・・・何笑ってんのよ」

「いやな――――――考えてみると、アリサに初めて出会った時から、この話ってのは始まったのかもしれないなと思っちまってさ」


何かしら俺の原作の記憶から展開が変わっていくきっかけに居合わせた時、いつもアリサが傍に居たような気がする。

巻き込まれたり口出したり首突っ込んだり、あー何だか思い返せば思い返すほどそんな気がしてきた。

けどまあ正直な気持ち、


「ま、結構好きだったけどな、アリサと一緒に居た時の時間は」


少なくとも退屈はしなかったし、本当に嫌な気はしなかった。むしろ落ち着いて過ごせてた気がする。

・・・・・・アリサさん、何でそんな顔が真っ赤なんでせうか。



てくてくてく



誰も居なかった路地の塀の上からオレンジ色の狼が現れる。


「よう、アルフ、もう元気そうだな」

「ああ、ありがとう。ここまですぐ回復できたのもアンタのお陰さ―――この子は?何だか見覚えあるけど」

「うわ、おっきなワンちゃん!かわい〜!」


あ、そういやアリサ犬好きだったっけな。って喋った事はスルーかよ。


「十字架がペチャクチャ喋るよりはまだ驚かないわよ」


そうかい。


「わ、こ、こら、私は狼だよ!」

『おすわり』

「ワンっ!―――ってぇ何やらせるんだよこのポンコツデバイス!」

「はいはい遊んでんなお前ら。アリサも、アルフ弄りたかったら後にしてくれ」

「分かったわ」

「うう、な、何だか背筋が冷たく・・・」


何だかアリサのアルフを見つめる目が明らかに狩人のそれなんだけど無視しよう。俺には止めれ無さそうだから。



ぱたぱたぱた



アルフがやってきたのとは反対方向から、今度はなのはと肩に乗ったユーノがやって来る。

なのはとユーノを見るアリサの目は、アルフへの熱視線とは打って変わって冷たい。親友を見る目とは思えない。

うわー、えーっと、もしかして、これも俺が絡んじゃったせい?


「あ、アリサちゃん・・・」

「・・・なのは、謝りなさい」

「え?」

「ゼロスに謝りなさいよ。管理局に、ゼロスの事売った事を」


怖っ!あ、アリサの顔が口元は笑ってるけど目がまるで虫けらを見下ろすような悪役の目に!?

なのは、呆然とちょっと半泣き状態。

俺とアルフ、ガクブルとドン引き。

アリサ、コロス笑み。マジ怖ぇ。

そんな修羅場な空気で1人、というか1匹立ち上がったのは淫獣、ユーノ・スクライア。


「違う、なのはじゃない!彼の事を管理局に伝えたのはこの僕だ!」


おお、胸張って男らしいぞユーノ。でもフェレット形態のままだからなんだか締まらない。

うーん、売られた本人としてはなんだか複雑だ。怒るべきなんだろうけどむしろ俺の分までアリサがキレちゃってるというか怖くて動けませんハイ。


「そう・・・アンタなの」

「んきゅっ!?」


ってオイ!何時の間になのはのすぐ傍に移動した!?瞬間移動かそれとも縮地か?あとどっから取り出した100円ライター。

カシュッって火打石の擦れる音が、とっても無気味に聞こえた。


「ちょ、おま実はヤンデレ属性も持ってたのかよ!?」

「突っ込み所が違う!ていうか早く止めなよ!」

「あああアリサちゃん止めて止めて止まって〜!」

「は〜な〜し〜て〜!!この獣だけは、獣だけは〜!!」

「うぎゅ〜!ぐ、苦じい〜〜〜!」

「大体ねぇこいつ人間なんでしょ!?男なんでしょ!?こいつ温泉で私やなのはの裸も見たのよ!変態じゃない!」

「は、はううう///」

「そ、それは君達が無理矢理僕を連れ込んで・・・!」

「問答無用!覗き魔は死刑よ!」

「きゅうう〜〜〜〜!!!」

「見せちゃった見られちゃったユーノ君に見られちゃってた・・・・・・・・あうあうあう〜」

「キシャ―――――――ッ!!!!」

「もうそれ君のキャラじゃないだろー!」



















『朝から騒がしい皆さんですねえ』

「ゼロス、アンタあいつら止めてきなよ」

「・・・今のあのアリサを止めれると思うか」

『「―――――無理ですね(だね)」』























あれ?海上決戦まで行くつもりだったのに・・・

次回、最終決戦に突入。
















コメント数:70オーバー


・・・




・・・・・・・・





・・・・・・・・・・・・・・・





チーン(驚愕の余り心臓停止)





ま、まだだ、まだ終われんよ!!




とりあえず、やっぱり神はコメントくださる皆さんです。

メンテ
Page: [1]

Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.1 )
日時: 2008/07/08 17:33
名前: ふむ

一ゲットか…。
つーか更新ペース速いにもほどがある。
季節柄蒸し暑くなってきたんで体にだけは気をつけてください。
次も楽しみにしております。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.2 )
日時: 2008/07/08 17:35
名前: 座布団

一番?
初コメですが、ほんとに更新早いですね!
これからゼロスがどうなるのか、激しく気になります!これからも執筆がんばってください!!!!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.3 )
日時: 2008/07/08 17:40
名前: にのまえ かずや

いっそのこと、魔法技術を公開してしまえば?
魔法技術を餌に政治家や企業を巻き込んで、日本人の子供(学校に行ってるなら戸籍はあるはず)を拉致しようとしている外国(異世界)の犯罪組織に対抗させるとか。
莫大な利権になるだろうから、やりようによっては国の一つや二つ牛耳れるかも。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.4 )
日時: 2008/07/08 17:40
名前: 鬼神

…いくらなんでも早すぎる。
ゼミルさんの一日の書く量が気になるぜ。

ペースが速いのもいいですが、体などにはお気を付けください。
メンテ
Re: Iron Outlow Z ( No.5 )
日時: 2008/07/08 17:43
名前: 通行人A

いやいや、ここまで早い更新する貴方が神でしょう。最初から読んでますがここまで質がいい作品はありませんよ。
これからも頑張って下さい
メンテ
Re: Iron Outlow Z ( No.6 )
日時: 2008/07/08 17:48
名前: Tシロー

更新お疲れさまです。
なんというラブフィールド!甘くて口からハチミツを吐きそうになりました(w
まぁゼロスは気付いてなかったようですが。
これだけはやてに懐かれて、今からAs編が楽しみです。
そして次回はフェイトとの決戦ですか。
楽しみにお待ちしてます。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.7 )
日時: 2008/07/08 17:52
名前: ババ

いえいえあなたが神です。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.8 )
日時: 2008/07/08 17:52
名前: 通行人B

そろそろ更新されるんじゃないかと、20分置きに更新チェックしてましたよ。
今回もとても面白かったです。
次も楽しみにしてます。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.9 )
日時: 2008/07/08 17:56
名前: 白いクロ

いや、何をおっしゃる
貴方が神ですよ
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.10 )
日時: 2008/07/08 18:01
名前: YOU

渋いね〜。まったくおたく、渋いぜ。
あなたの謙虚さに全俺が泣いた。更新速度がヤバすぎですがお体には気をつけて下さい。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.11 )
日時: 2008/07/08 18:02
名前: むにゃ

ふふふっ 無理矢理?何を言ってるのかな?
皆が、服を脱いでル時に逃げレたハズだヨネ?
スコシ・・・アタマヒヤソウカ?
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.12 )
日時: 2008/07/08 18:26
名前: サブ・ミリタリー

更新乙です。
それにしても、相変わらずなんて更新スピードだ!!

>とりあえず、やっぱり神はコメントくださる皆さんです。
それならば、あなたは聖魔王だな!(ネタ分かるかなぁ・・・)
メンテ
Re: Iron Outlow Zero's 14話 ( No.13 )
日時: 2008/07/08 18:38
名前: 剣製

更新お疲れ様です。
ていうか、更新スピード早ェェ!
リアルに体が機械で出来てるんじゃないんディスカァー?
ともあれ、体には気をつけてください
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.14 )
日時: 2008/07/08 18:39
名前: てんしん

 実は一話から読ませていただいてましたが、今回が初コメです。
 この更新速度には脱帽です。

 しかし、ゼロス君主人公してますね。格好良すぎる。あとおそらくA`s編まで見られないであろうはやての慟哭と、ちょっと素直なアリサが最高でした!!
 あとなのはとアリサの親友フラグがぽっきりといきそうな雰囲気がひしひしと……。大丈夫ですよね?
 ああ、淫獣はそのまま燃えてしまえ! それ以上の償い(主にアリスとはやての悲しみに対する)は無い!!

 これからも体にお気を付けて。


メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.15 )
日時: 2008/07/08 18:41
名前: 冥水

あっはっは

いいかげん一日10回ここのサイトで更新確認してる俺きめぇ

ちょっと暴走ネタ分が多かったですね・・・面白いからいいといえばいいけど(笑い

あああ・・・淫獣の裁きはもっと盛大に!

つーか淫獣なにどうどうと威張ってるのかと!おまえが一番に事実に吹っ切れてどうするんだ

ふむー、結局プレシアはゼロスに干渉というかゼロスを強奪にはこなかったか

正体わかってないせいかな

>コメント70オーバー

普段ROMってる人がどれだけ多いのかといういい証明でスナ(いや、モチロン俺も必ず感想書けるわけじゃないけどね

ついに最終局面(無印の)次の更新も待ってるよー!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.16 )
日時: 2008/07/08 18:43
名前: 人骨

いつも思いますが、更新スピードがすごいですね(汗)

それにしても次回ついに最終決戦ですか・・・

  TA☆NO☆SI☆MI☆DA☆ZE!!

頑張ってください!応援しています!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.17 )
日時: 2008/07/08 18:44
名前: 露須斗露偽亜

二、三日経つごとに毎回このページにとぶ私です。
いやーはやてとアリサはゼロスにベタ惚れ具合がもうニヤニヤというよりニタニタものです。
そういえばこのまま逃避行に移るとなるとすずかの好感度アップが出来ない=フラグが起たない!?

はやてとはいちおーお別れしましたがA’sではどういう風に絡むのか期待しています。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.18 )
日時: 2008/07/08 18:49
名前: 渡し守

お初&更新お疲れ様です。
つまり貴方が主神(ゼウスあたり的な意味で)ということで。
今までコメしてませんでしたが、質・速さ、共に凄すぎで楽しませて貰ってます。

メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.19 )
日時: 2008/07/08 19:17
名前: リョウ

更新お疲れ様です。
まさかまさかのアリサも一緒にお風呂イベント!! 子供だからぎりぎり許されるけど、StrikerSまでいってやったらもう人生のゴールインですね(笑) 
できればフェイトにも一緒に入ってほしかった!! とりあえず、ナイスツンデレ!!

淫獣はまじで抹殺すべきでしょう。これでなのはと仲良くなったらまじで最悪です。そして反省しているように思えません。
それにしても、A'sのときにどうなるかが全く想像できませんね。そもそも3人が管理局に入るのが流れ的に無理なような気がしてきました。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.20 )
日時: 2008/07/08 19:17
名前: YOU

馬鹿なっ!!この俺が遅い……この俺がスロウリィ(コメントの速さで)……冗談じゃないっ!!
まあ、それはともかく待ってました。
ゼロスの外堀がどんどんと埋められていくのをニヤニヤしながら見ていました。
これからも頑張って下さい。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.21 )
日時: 2008/07/08 19:19
名前: GIASU

毎日更新を確認している今日この頃相変わらずの更新速度に脱帽です。

今回はアリサとはやてとのお別れのためのイベントでおもわず泣いちまったぜ。

それにしてもアリサが途中炎○灼○に(笑)淫獣への制裁も炎だったしこれはアリサが炎を操る超能力に目覚めてゼロスについて行くフラグか(笑)

次回はとうとう海上決戦か。なのはのバインド+SLBコンボ見たらアリサ引きそうだな(汗)

お体に気をつけて執筆頑張ってください。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.22 )
日時: 2008/07/08 19:19
名前: ゼウス

あなたが神ですか
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.23 )
日時: 2008/07/08 19:24
名前: マシュマロン

いいぞアリサ そのまま火の付いた日本刀で淫獣を抹殺してしまえww

ところでこの頃、ゼミル氏は実は何人もいるとか妄想してしまう自分は何か末期orz
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.24 )
日時: 2008/07/08 19:41
名前: clonos

この世界には魔法技術が無いっていうのは、やっぱりかなりのネックですね。
反管理局組織の数がどれだけ存在するのかが気になりますけど、それを全部統合した組織ができたならかなりの規模になるのではと推測します。
そこら辺のパワーバランスとかもかなり気になりますが、はやて分とアリサ分がかなり補給できましたね。
ゼロスが組織を立ち上げるとは、無いのでしょうか運営とかはアリサに手伝ってもらうことができればかなりの物だと思うのですが、ただ・・・年齢的な問題でかなり初めはなめられそうですね。
しかし・・・淫獣よくたヴぁれば良かったのに、ゼロスよ止めるでない止めるでない!
それにしても何故ゼミルさんはここまですばらしい速度で作品を出すことができるんだ!ゼミルさんショックを起こさないよう気をつけてコメントは処方してくださいw
これからもこの作品は楽しんで読ませていただきます、執筆がんばってください。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.25 )
日時: 2008/07/08 19:45
名前: エアーマン

ゼロス・・・・よし、死んでくれ。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.26 )
日時: 2008/07/08 19:49
名前: 夜猫

初コメですが、更新スピードが神ですね。
アースラのゼロスに対する対応はどうなることやら。
暑くなってきたのでつけてください。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.27 )
日時: 2008/07/08 19:52
名前: 愚痴を聞かされた人

ふむ、今回は20番代くらいか

相変わらず、早い更新速度で読む側としては
うれしい限りです。

ゼロスはなんて女泣かせ野郎なんだろうと思ったり、やはり淫獣はもっと罰せられるべきだと思うんだ・・・・・

次回も、楽しみにしてますね〜
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.28 )
日時: 2008/07/08 20:00
名前: ヴァイスロンド

 毎回、楽しませてもらってます。次回で第一部(無印)最終決戦!もう既に亡くなっているとはいえ、夢を介してメッセージを伝えてくるアリシアの運命は?この戦いのあと、他の皆さんの言うとおりあちこちの次元世界を放浪しながら仲間を増やしていくのか?この調子でいくとマジで「黒の○士団」興しそう(爆)。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.29 )
日時: 2008/07/08 20:05
名前: ハロルド

むしろ感想早いな

Stsではもうハーレム状態かと疑っちまう

淫獣なんて雑巾を絞るようにギュ〜ってやってしまえ

下手したらA,sとんでしまいそう。でもそしたらStsメンバーを落としそうだな・・・

メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.30 )
日時: 2008/07/08 20:20
名前: デルタ

 _ _ ∩
( ゚∀゚)彡 アリサ!アリサ!
  ⊂彡
やっぱアリサがメインヒロインっぽいですな。次回も楽しみです。
いっそバーニンなアリサにして一緒に逃避行を(マテ

>コメント70オーバー
たぶん今回か次辺りで100超えるのはほぼ確実視かと。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero's 14話 ( No.31 )
日時: 2008/07/08 20:29
名前: パンだろう

14話来たー!!
ども、パンだろうっす。今回はアリサとはやてに久々のゼロスとの絡み、そして淫獣は断罪っと。わくわくしながら次話も楽しみにしています。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.32 )
日時: 2008/07/08 20:32
名前: 子猫煉

更新速度が速いですねすごいです。
でもやっぱりアリサがヒロインみたいですね
次回も楽しみです
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.33 )
日時: 2008/07/08 20:45
名前: 56

( ゚д゚) ・・・ ( ゚д゚ )
更新速度の凄まじさに呆然としています〜。
これから移行するだろう激しい戦闘シーンの展開をwktkしながら待ってます〜。

メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.34 )
日時: 2008/07/08 21:08
名前: morgle

この更新速度はすさまじいですね。質も高く嬉しいです。

はやての慟哭、アリサの想い。それを鑑みるとユーノは死罪確定っすね(イイ笑顔)
そしてなのはは地味に謝っていない事やら何やらで負い目を引きずりそうな雰囲気。
リョウさんの言われるとおり、三人娘が管理局に所属するフラグがボキボキ折れてて実に素敵です。
次回の最終決戦も楽しみにしています。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.35 )
日時: 2008/07/08 21:13
名前: MT

更新早や!!
うう、はやてがかわいそうだ;;
なんとかしてあげてー!!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.36 )
日時: 2008/07/08 21:21
名前: パゥ(Vista)

はやてぇぇぇ(悲)!!
…どうも、はやての叫びが悲しすぎる。開かれて蒲焼にされてまえ淫獣!!
ゼミル様いわくそう簡単にはハッピーエンドにならないと、誰かこの子達に幸せを!!
追伸・ほかの人もいっておられるが、神はあなただ。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.37 )
日時: 2008/07/08 21:26
名前: 越前ガニ

ユーノとクロノには自分の行動の結果を自覚するためにも是非今回の話を見てもらいたい。
勿論、お風呂シーンはカットで(w
しかしおそらく情報伝わってて監視しているであろうグレアムさんは何を思っているのかなぁ…
次回はいよいよ最終決戦ですね。
なのははまあ割り切りというか、一つのことに集中してれば他を気にしない部分があるので大丈夫でしょうが…ゼロスはこのプレシア戦でどこまで傷つかないかがポイントでしょうか。
負傷すればするだけその後がまずくなるわけですし。

しかしこの展開…なのはは普通に丸め込まれそうではやては闇の書がある以上どうしようもないとして…
フェイトが管理局入り(ていうか養子になる)することはあるんだろうか。
管理局入り=ゼロスを捕まえる=自分がゼロスを地獄いきにする
という可能性があるからなぁ。
なのはあたりは捕まえるのがゼロスのためとかだまされそうな気はしますけど。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.38 )
日時: 2008/07/08 21:46
名前: 生物體

もはや笑うしかないですネ。この更新速度。
だしか3娘が管理局に入るフラグがほどんど崩れているように見えます。
よほどのきっかけがないかぎり。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.39 )
日時: 2008/07/08 22:24
名前: 夕風

You are great writer!!! coooooooll!!!!!!!!!!!!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.40 )
日時: 2008/07/08 22:27
名前: 瞬き

hahahaha…更新早すぎだZE!
ゼロス君はやはり別世界に移住ですか。
管理局から逃亡するなら反管理局勢力下に身を置くのも一つの手かもしれませんね。
そして長期の逃亡をするなら管理局の戦力の分散を図るために質量兵器をばら撒くのはどうだろうか?
第97管理外世界からAK-47は勿論、歩兵携行装備をフィールド貫通機能を持たせて大量生産すればかなりの打撃を与えることができるかも。
これからも頑張れ!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.41 )
日時: 2008/07/08 22:36
名前: 猫1号

更新速度はやすぎ…作者さん体調は大丈夫ですか?

とりあえずアリサかわいい&KOEEEE
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.42 )
日時: 2008/07/08 22:38
名前: 通りすがり

相変わらずの更新速度とその内容驚嘆に値します。
今回はギャグになってましたが、
元凶は淫獣とはいえゼロスが管理局に追われる限りなのはとアリサの仲はこじれたままなんでしょうね
となるとJS事件終了までこのまま?
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.43 )
日時: 2008/07/08 22:38
名前: libellus

최, 최고군요..
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.44 )
日時: 2008/07/08 22:41
名前: 監獄

いっそのことはやてに管理局のことバラして
3期まで原作似で所属してもらって
最後にひっくり返して実は反管理局なんです
ゼロスのモノなんです的な展開はなし?
メンテ
読ませて貰いました ( No.45 )
日時: 2008/07/08 22:52
名前: 中ボス

初めまして

とりあえず、ごめんなさいと謝らせて下さい…

なんというか、読み始めた時は「俺最強モノかよ…どうせ作者の自慰行為でなんでもありのウザい話か」なんて思ってしまったのですが(謝)、読み進めていくうちに引き込まれてしまいましたw

主人公はこれでもかってくらい強すぎるのに、時空管理局という「組織」を前にしたら逃げるしかない。正直、ここらへんが一番良かったです。
正面からぶつかって勝つ俺正義でTUEEEなんてのが良く見ますが、組織を相手して個人が出来るのなんでたかがしれている。安易に力で脅しをかけるとか情報操作とか、自分が第三勢力とかになれる訳がない。
そして、裏と表がある様に管理局をアンチで書かなかったのが安心できました。
それが感じとれて、主人公が好きになれました。

この先どう展開していくかは分かりませんが、どうかお身体には気をつけて頑張って下さい。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.46 )
日時: 2008/07/08 22:59
名前: kf

この更新速度、話の質、ギャグの質やはりあなたは神なんですね。

いろいろと話が込み合ってきて今後が楽しみです。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.47 )
日時: 2008/07/08 23:12
名前: SF

神だ、神が降臨なされたぞ。者ども祭りじゃー!
どうも、SFです。
今回はゼロス君逃亡準備の巻ですな。彼が逃亡する先ではどの様な出会いが待ち受けているのでしょうか?と、その前にプレシアとの対決ですがどうなるかが楽しみです。
それにしても、三人娘+αの管理局入りフラグが清々しいまでに潰されていますな。仮に局に関わる事になっても積極的に協力はしなさそうですね(寧ろ消極的になりそう)。
無理はせずにお体を大事にして執筆を頑張って下さい。
P.S ユーノよ、今までの罰として去勢くらいは覚悟しておけ。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.48 )
日時: 2008/07/08 23:13
名前: D,

 アリサとはやてフラグは震度6以上でも倒れないほど完璧にたったと!!
 そしてなのはとアリサの溝は日本海溝なみに深そうですねぇ…
 淫獣は淫獣でダメダメだし…
 そしてなのはVSフェイトのラストバトル!楽しみです!!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.49 )
日時: 2008/07/08 23:14
名前: 食用人外

『何より速さが足りないっ!!』

――と叫んだのは縁無き衆生の敬愛を一身に受ける、とある兄貴ですが。
類稀なる更新速度は細かい誤字脱字やご都合主義を突破する正義(おもしろさ)ですよ?

それはさておき、この作品を私が高く評価する一点は「『最強君』たるゼロスがここに至っても、根っこでは道化でヘタレな小市民」であるという事でしょう。
読者に愛されるヒーローかくあるべし。
自分酔いのカケラも無いところが実に宜しいと思われます。
メンテ
Re: Iron Out ( No.50 )
日時: 2008/07/08 23:16
名前: 這い寄る混沌

僕が50番目かい?今回もおもしろかったよ
このまま頑張ってくれると僕も嬉しいね
メンテ
Re: Iron Out ( No.51 )
日時: 2008/07/08 23:22
名前: 久遠

初めまして。久遠って言います。
連載が始まった頃から読んでましたが、ここまでいい作品はなかなかないですよ。
応援してるんで頑張って下さい。
めざせ!100レス
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.52 )
日時: 2008/07/08 23:24
名前: にたに

1話からリアルタイムで読みつつも初カキコです。
なんかもうすごすぎて言葉がないです。

しかし6時間でコメント50オーバーとは…。

続きを非常に楽しみにして待たせてもらいます。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.53 )
日時: 2008/07/08 23:39
名前: Ans

うん、やっぱり何度読んでも面白いっす。
そしてそんなssが書けるあなたこそが神だ!!!!

今回のはやての願いの部分を読めば読むほどA's編のラスト(闇の書が覚醒するとき)がどういう風になるのかの妄想が止まらないです。
少々気持ちが先行しすぎてしまいましたが、お体に気をつけて下さいね。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.54 )
日時: 2008/07/08 23:53
名前: SNMAGN

もう50を突破し・て・い・る・・・・・・!
大人気ですね。次を楽しみにしてます。

PS.ニヤニヤガトマラナイ
メンテ
Re: Iron Outlow Zero's 14話 ( No.55 )
日時: 2008/07/08 23:55
名前: 無銘

はやての慟哭に思わず泣いてしまいました。
こうなれば二期ではやてが管理局入る前にゼロス迎えにいって逃亡仲間にしてしまえ。

なのははこのまま管理局員になったらもうアリサとの仲は回復不可能になっちまうな。
体に気をつけて執筆頑張って下さい
PS・きっとチートデバイス・リベリオンならリィンフォースを何らかの形で存続させられそうなのは気のせいかな?
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.56 )
日時: 2008/07/09 00:30
名前: コー

ゼミルさん更新乙です。
しかし、感想が1日もせずに50突破ですか・・・ゼミルさんやっぱり貴方の更新速度と内容はネ申だ!!

ゼロスよこうなったらアルザス地方に逃亡だ!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.57 )
日時: 2008/07/09 00:38
名前: 摩天楼

↑の人も言っていますが、アルハザードの技術使って創られたゼロス&リベリオンならリィンフォース生き残らせる事出来るかも。
というか、ぜひ生き残らせて欲しいです。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.58 )
日時: 2008/07/09 00:58
名前: 邑葵

なんと!?この時点でコメ数60が間近とわ!!

相変わらずのクオリティを保ちつつの神速更新お疲れ様です!!反管理局世界の響きに、おらワクワクがとまんねえぞww

これからの展開をテカテカしながら待ってます
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.59 )
日時: 2008/07/09 03:21
名前: メルマック星人

更新速度は神かジェバンニレベルなのに、あまりにも面白過ぎる為、最近「もっと速くならね?」とか思うようになった私がいる。あなたのSSが面白過ぎるのがいけないんだ!!
はやてやアリサに別れを告げ、フェイトを助けにいざ時の庭園へ。プレシア戦後に満身創痍になったゼロスが管理局に捕まるんじゃないかと超不安。ゼロスは無事逃げ切れるのか!?
とにかく、ゼロスの逃亡生活にアリサも同行(もちろんフェイトも一緒)に一票!!
フェイトと言えば、こちらのSSでフェイトは、なのは・アースラ組と原作ほど仲良くなれない(ならない?)気がする。ゼロスが追われる身になった原因を作った訳だし。
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.60 )
日時: 2008/07/09 01:57
名前: レイス

管理外世界に逃亡したように見せかけて、実は月村家に隠れていた!!・・・ってのは無し?
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.61 )
日時: 2008/07/09 02:03
名前: パンダ

初めてコメントします。
前から読んでいるのですがとてもおもしろいうえにこの更新スピードは神だとおもいますw
これからも体に気をつけてがんばってください!!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.62 )
日時: 2008/07/09 02:05
名前: くろけっと

素晴らしいとしか言いようが。
次の話が早くも楽しみです。
ただ、ユーノに対するなのはの態度がよく分からない。
アリサとの不仲の原因で、というか何も良いところない気がするんだけどなw
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.63 )
日時: 2008/07/09 02:10
名前: 電豚

更新速度の速さに驚きです。
これからも頑張ってください!
メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.64 )
日時: 2008/07/09 02:43
名前: 旅人

更新お疲れさまです。
面白すぎです!アリサとはやてがすごく、すごくイイ!!
このまま別れるのは彼女達にはつらすぎる・・・ゼロスが今後どうなるのか非常に気になるところ。
次回も期待しています。執筆がんばってください!!

メンテ
Re: Iron Outlow Zero’s 14話 ( No.65 )
日時: 2008/07/09 04:21
名前: GUM

65ゲトー更新の早さに眼球露出しつつお疲れ様です
ゼミルさんが描く海上決戦の魔王の片鱗も見てみたかった気がしますが・・・
アリサさん最高です、淫獣は死刑の方向でw
目指せコメント100オーバー!コメント数がどこまで伸びるかっていうのもこの作品の一つの楽しみですね〜
メンテ

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