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橋下改革議論は「劇場型のガラス張り」 平松大阪市長が批判
このニュースのトピックス:どこへ行く、橋下府政
大阪市の平松邦夫市長は8日開かれた市議会の市政改革特別委員会で、橋下徹大阪府知事が進める改革に比べスピード感がないなどとの指摘に対し、「直接行政(市)と間接行政(府)の違い。間接行政だから、あれだけのことができた」と反論した。
橋下知事の手法についても「劇場型のガラス張り。メディアが議論がオープンになったように見せているだけで、本当の議論がなされたかどうかには疑問をもっている」と異例の批判を展開した。
前回の市長選で、関淳一氏を推薦した公明の待場康生幹事長の質問に答えた。普段は元アナウンサーらしく淡々と答えることが多い平松市長が、珍しく顔を紅潮させ答弁に立った。府改革案には「60点」を付けたが、特に文化論争では「一歩も引くつもりはない」との姿勢も示した。
待場幹事長は「市長は、市職員に丸め込まれているのではないか」とも指摘。平松市長は「丸め込まれているかもしれないが、その職員の協力を懸命に仰いでいる」と反論した。
さらに「裏金問題についておわびしているが、市役所と区役所が市民の方向に向けて動くいい機会。そうした動きが平松カラー。この秋に今までとは違った形で(平成21、22年度の事務事業見直しの検討項目を)出せるようにしたい。こうご期待」とも述べた。
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