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グリンピース鯨肉窃盗事件の怪しい幕引き (ゲンダイネット)

 調査捕鯨船の乗員が土産用とした鯨肉を運送会社の配送所から盗んだとして、グリーンピースのメンバーが逮捕された事件はその後、すっかり音なしだが、いまだに腑に落ちない点は多い。持ち出したくせに「調査のためだ」と居直ったグリーンピースも問題だが、この事件、おかしなことだらけだ。

「まず、本当に鯨肉は土産用だったのか。船員が持っていたのは畝須(うねす)と呼ばれている部位で、高級鯨ベーコンになる。極めて市場価値が高いものです。しかも、送られた量が半端ではない。税金を使った調査捕鯨の“公共財産”を乗組員が着服して、小遣い稼ぎをしていたとしたら、大問題に発展するが、グリーンピースの逮捕で、疑惑は封印されてしまいました」(業界事情通)

 そもそも、グリーンピースが鯨肉を持ち出したのも、こうした横領を示す内部告発が寄せられたからだ。それによると、畝須の末端価格はキロ2万円以上で、加工前でもキロ5000〜1万5000円もするという。グリーンピースが持ち出したのは1箱(23.5キロ)だが、乗組員はお土産用として4箱も自宅に送る手続きをしていた。ざっくり100万円ものお土産を自宅に送ったことになる。しかも、こうした鯨肉が47箱もあったのだ。総額1000万円(キロ1万円の場合)のお土産ではないか。

「鯨肉の保存方法には、2種類あります。ひとつは冷凍で、こちらは長期保存がきかないため、持ち帰る重量も限られ、家族や隣近所などへの土産が目的。もうひとつが塩漬け。グリーンピースが持ち出し、記者会見で示したのはこちらの方です。これは長期保存がきき、闇市場に流せる。長年、横流しをしてれば、一財産を築ける。“鯨御殿”を建てた人もいるという話も流れています」(事情通)

 この事件については2日、都内で公開討論会が開かれ、保坂展人衆院議員(社民党)や谷岡郁子参院議員(民主党)ら3人の国会議員が出席した。「国政調査権を発動してでも徹底的に真相解明すべき」(保坂議員)という発言が出ただけに、今後、一波乱あるかもしれない。

【2008年7月5日掲載記事】


[ 2008年7月8日10時00分 ]


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