ダビング10で不具合 松下製の11機種で録画したデジタル放送番組のコピー制限を緩和する「ダビング10」をめぐり、松下電器産業製のブルーレイディスクレコーダー(BD)など11機種で不具合が発生し、約300件の問い合わせが同社に寄せられていたことが4日、分かった。 北京五輪を控えたボーナス商戦が本格化する中で、大手メーカーとしては運用スタートからつまずいた格好だ。 松下によると、先月30日から放送用の電波を利用して、ダビング10対応ソフトのダウンロードを開始。対象の23機種中、11機種で電源を入れた際に内蔵のハードディスクについて「初期化を実行しますか」などと確認する場面が表示される不具合が報告された。 誤って初期化を実行した一部のユーザーは、録画データを消去してしまったという。 松下は3日午後以降、不具合が発生しないよう修正ソフトの送信を開始。その後、問題は発生していないとみられる。
【共同通信】
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