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【奧運(オリンピック).com】(9)「反中か?」外国人を監視せよ (3/3ページ)

2008.7.8 11:55
このニュースのトピックス奥運(オリンピック).com
四川省徳陽市で取材中に、記者(野口)は、突然現れた「市宣伝部」を名乗る男ら(右の2人)に妨害≠ウれた(山田俊介撮影)四川省徳陽市で取材中に、記者(野口)は、突然現れた「市宣伝部」を名乗る男ら(右の2人)に妨害≠ウれた(山田俊介撮影)

 五輪では外国人記者やビジネスマンだけでなく、入国する外国人観光客も一定の監視対象になるとの見方がある。

 「中国の法に従い、プライバシーは守られる」(中国外務省報道官)。しかし、テロや抗議行動の防止を使命とする関係当局は、中国では違法組織の「法輪功」に関係するか、あるいは同情的な特定の外国人を警戒することだろう。「違法な宗教活動を行った」「秩序を乱した」などとして、国外退去を命じられる外国人が出ることも予想される。

 五輪を前に、外国人の数次の査証(ビザ)の発給が厳しくなり、「一般ビザの取得もなかなか難しくなった」との指摘も多い。こうした動きは、外国人の出入りを抑え、テロリストや“不良外国人”の入国を押さえ込むのが狙いとみられる。

 一方、外国人の方も、中国が五輪開催国にふさわしい国際的な振る舞いができるかどうかを注視している。(北京 野口東秀)

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四川省徳陽市で取材中に、記者(野口)は、突然現れた「市宣伝部」を名乗る男ら(右の2人)に妨害≠ウれた(山田俊介撮影)
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