2007年09月05日

天上天下!念動!爆砕剣!!


いや……すいません、最近ね、何が検索ワードになるかわからないから、こんなのもありかなあと。それに、ここ数編、あまりにも言葉が殺伐としていたのでバカな記事もあげとこうかと。


でもね、一応これにもちゃんとエピソードあるんですよ。飛鳥がまだ教師だった頃、N町(現在のHM市)のH小学校で書き初め指導しましてね。「先生もなんか書いてよ!」と子供らにせがまれて書いたのが、「天上天下念動爆砕剣!!」


いやいや、結構マジで書いたんですよ!で、評判もよくてしばらく飾ってましたから。


あ、そうそう、この「リュウセイ」っていうSRXのパイロット、名字が「ダテ」なんですわ。バンプレストのオリジナルキャラクターとしては大分ベテランな彼ですが、スタッフに政宗ファンがいたと飛鳥は読んでいます。


それに、このリュウセイとともにSRXを操るライという男のミドルネームは「フジワラ」。奥州藤原氏か!?



さらに、ちょっと後の作品でも、この「キョウスケ」は、やはり名字が「ナンブ」ですよ。


むう、スタッフに東北人が?主役クラスのネーミングがみちのく過ぎるんだよね。


でもまあ、ゼンガーの示現流とかは九州だし、2.5のコンパチカイザーは浅草雷門生まれだし、バランスはとれてるかな?


でね、検索ワードみてて気になったんですが、なんか飛鳥の素性を知りたくて仕方ない方がたくさんいるようなんですよ。「教師、懲戒免職、脅迫メール、女子高生、ストーカー、脅迫100件」とかいうワードがずらり並んでてね。本館開設した頃と同じだなあと笑ってしまいましたよ。


そういう方は、メール下さい。ここからでも本館からでも。その時は、場合によっては飛鳥含め登場人物の本名などもきちんとお話ししますし、さらにおもしろい証拠をお見せする場合もあります。そう、不特定多数に公開するととんでもないことになる、しかし決定的な証拠を、ね。


それと、本館ではかなり素性も暴露してきています。ワード検索なんて回りくどいことしないで、本館記事を眺めてみて下さいな。


しかし、ここでの語りはちょっと怖いですね。なんせ、いつの間にか関係者と話してる可能性もありますから。でも、「飛鳥の語りをなんとか止めたい」というような話はまったく徒労に終わりますのでご遠慮下さい。本館では何度も語っていますが、飛鳥はこの語りに命を賭けています。本気でね。


望ましいラストが得られなかった場合、飛鳥は自ら人生に幕を引きます。ただし、絶望に打ち拉がれて泣きながら逝くのではありませんよ。充実感と満足感に包まれて、安らかに逝くのです。だから、「どちらにしても最後に勝利するのは俺だ」と言っているのです。


コメントはどんどんほしいところですが、「やめろよ」というご意見なら、命がけでお願いします。飛鳥は、冗談抜きで「死と隣り合わせ」で楽しく生きています。HUNTER×HUNTER幻影旅団長・クロロ=ルシルフルのようにね。死を常に傍にあるものとして享受すると、人間楽になるものです。ただ、他者の命をも軽んじてしまうという弊害がありますので、その対象は「敵」のみとするよう留意はしていますが。

  

Posted by 飛鳥エイジ at 19:59Comments(0)

2007年09月05日

転落教師暴れすぎか?

どうもね、昨日から脳みそ荒れてしかたない。まあ、本当にニュースの中身がバカすぎて頭にきてるんだが、やはり少々俺自身も不機嫌なようだ。

理由としては、昨日が九月四日であったこと。

2004年9月4日
マチとテルが俺の部屋を訪れて、俺とある約束を交わした日だ。しかも、その日テルは俺の部屋でさんざん大笑いして帰って行った。そんな「良い日」であるはずの9月4日の約束を裏切ったのは、他でもないマチ自身だった。

元はといえば俺を一方的に裏切った奴らに責任の大半があるにもかかわらず、それに譲歩する形で事を収め、「干渉しない」との約束を申し出た俺。

さて、誰が悪党なのだ?

そんなワケで荒れまくっていた飛鳥のもとに、餃子が届きました。いや、チャオズといっても「さよなら、天さん」とか言ってハゲの背中で自爆したヤツとは違います。ぎょうざという美味しい食べ物です。



このギョウザ、1000㎞を旅してたった今届きました。届いた瞬間に熱いフライパンで焼かれ、美味しく飛鳥のおなかに収まり、いずれ血肉となります。しかもこれ、純手作りです。

うまかったぁ……。味ももちろんとして、なんかね、荒れた飛鳥を鎮めてくれる力がありますねえ。

留置場&拘置所で、作った人間の顔もわからず、もちろん愛情なんぞもこもってやしない家畜の餌以下の食事を半年も食い続けた飛鳥は、「食事」のありがたさがそんじょそこらの人間より理解できるわけです。

ま、焼いたのは飛鳥自身ですが。
まだ冷凍されてる分がたくさんあるので楽しみです。ウマイものを食うと、人間心が落ち着くものですよ。

ありがとう。

さてっと。掃除して洗濯して買い出しして料理して、次の戦いの準備を始めるか!次の戦いは、さらに危険なものになる。飛鳥の行為がどんなに正当なものでも、国家権力に言いがかりをつけられるとさすがにどうしようもないのでね。その時は、残念だが最も簡単で最も気が晴れる結末を作るしかない。これ以上、「日本国家による日本国民の拉致」の被害者にはなりたくないのでな。
しかし……何度も言うが、その場合腐れマスゴミどもを喜ばせる可能性が……。それだけが心残りなんだよね。なんとかあのゴミ野郎どもの口をふさぐウマイ手はないかね?そうなればもう、何一つ思い残すことなく成仏できるんだが。

まったく

クソにたかる蠅以上に鬱陶しいな、蚊屋どもはよ。

おや、まだ落ち着いてないのかな?いかんいかん、今夜はせっかくゆっくり眠れる数少ないチャンスなのだ。

もう少し気持ちいいことを考えよ。
  

Posted by 飛鳥エイジ at 14:10Comments(0)

2007年09月05日

本編 2-4 体罰教師VS知的障害児(仮)

本題に入る前に、別の話に触れておく。


 M県のA野前知事は、障害のある子も普通学級で学ぶべきだと公言している。障害者、障害児を地域社会にもどし自立させることがベストだと信じて疑わない。
 まあ、それも一理あることなのだが、養護施設の解体までしようということになると冗談では済まなくなってくる。
 障害児が普通学級にいるということがどんなものか、一自治体の長ともあろう者が推察できないのだろうか?それとも、これまた金八のように、健常児と障害児の感動的交流に涙爆流のエンディング「ばかり」を夢想しているのだろうか?




 A野前知事は旧厚生省出身と記憶している。「障害」というものの実態に無知であるとは思えないのだが……。

 障害児が普通学級にいることにメリットがないわけではない。現に、この本編中でもミトコンドリア病の美樹が俺のクラスでごく普通に過ごす話を紹介している。
 たとえば、寝たきりの子や、身体的障害だけで授業には参加できる子などはよかろう。交流や介護実践という観点で、障害児本人にも、周囲の健常児にも大きなメリットがあるといえる。
 しかし、だ。「知的障害」というのがどんなものか、よく知らない人は相当「舐めてる」というのが現実だろう。頼むから、その恐るべき実態に触れたことのない脳天気な連中よ、これから俺が記す文字を、一つ残らず追ってくれ。

 「自閉症」というなかなかにやっかいな症状がある。それに「多動」が付いたら、もうこれは大変だ。某ゲーム大阪夏の陣で、徳川本陣に突撃する真田幸村のよーなもんである。本当にこれは、「もう手が付けられん」のだ。




 最近は、自閉症児のドラマなどもあったおかげで、以前の誤った認識は少しずつあらためられてきてはいるようだ。「自閉」とは、決して自分の殻に閉じこもって周囲とのコミュニケーションを絶っている状態のことではない。わかりやすく言えば、その人物なりにある事物事象に強いこだわりをもち、それが自分の思い通りにいかないと猛烈なパニックに陥るというものなのだ。

 ある養護学校の自閉症児は、階段の登り方に「こだわり」があった。ある特定の段数だけを、毎回同じリズムで踏んで登るというものだ。それを知らない他の子供や教師が、「早く登ろうね」なんて背中を押したりしたらもうアウトなのだ。その子は大の字になって両手両足を千切れんばかりに振り回し、奇声をあげて泣きわめく。なだめに入る人に対しては、ひっかく、噛みつくと、もう野獣と変わりない。そして、それが収まるまで30分ほどもかかるのだ。
 これは決してオーバーな例ではない。この件を現役養護学校教師が読んだなら「フツー」と思うことだろう。もちろん、驚くことなどない。日々茶飯事的に体験していることなのだから。
 さてと、そんな自閉症児が学級に一人いたら、どんなことになるか。
 異常な行動をとる同級生に対し、「ちゃんとやろうよ」と声をかけたとたん、大声で泣きわめかれたり、殴られたりしかねない。クラス全体がパニックに陥ることさえあり得る。(実際にあったし)
 純粋に善意で声をかけたその子は、「自分は悪くないのに」と心に傷を負うことになるし、周囲の児童も同様の思いを抱くことになる。
「障害児との交流は有意義」と単純に結論づけるのは、きわめて危険なことである。そもそも、教師の制止もきかず授業中に教室内をうろうろする子をどうすればいいのか?「この子はこういう子なんだから放っておこうね」とでも言うか?そんな子供を意に介せずに学習に集中しろと?そんなことができる日本教育界なら、崩壊する学級なんて発生しねえっての!


 そもそも、養護学校や特殊学級は隔離施設ではない。一人一人の症状や能力に応じて適切な指導を行うための教育機関なのである。その存在意義については、もっと広く理解されるべきだろう。障害児をめぐる問題は、決してきれい事では語れないものなのだ。これまで曖昧にされてきたこと、目を背けてきたこと全てを明らかにし、皆が苦渋の中で議論せねばならない重大な問題なのである。
 ただでさえ学力低迷が続くM県で、パフォーマンス知事の夢精のようなきれい事を通してしまったら、瀕死のM県義務教育はトドメを刺されることになっていただろう。

 俺がこうまで確信を持って口を開けるには確固たる根拠がある。
 平成12年当時、R町立S台小学校5年生で、上記の出来事が実際に起こっていたのだから。

 平成12年 冬
 外は大雪。R町は東北の中心都市S市のベッドタウンとして急発展した町だが、丘陵地帯を造成した住宅地が多く、平地に比べて雪が異常に多い。中でもS台は、斜面の北側に位置し、I岳を吹き下ろしてきた風が海に出る前に直撃するためR町の中でもさらに雪の多い団地なのだ。


 「雪国かよここは」と思わせるような白い粉の乱舞を眺めながら、俺はぐったりと机に突っ伏していた。現在体温、39度。学校中に蔓延した風邪やインフルエンザに俺もつかまってしまったようだ。目の前では、5年1組の子供たちがテストに取り組んでいた。正直、とても授業などできる状態ではなかった俺は、給食後の5時限目を急遽テストにして、机で休ませてもらっていた。


 誰に休ませてもらったかって?もちろん、子供たちにさ。
 なんとタイミングの悪いことに、3クラスある5年生の他の担任二人は、午前中にダウンして早退していた。他の学年も似たような状況で、とても5年生のフォローに入れる人員はいなかった。暇をもてあます校長は当てにならないので人員には含めない。もうこうなると「早く倒れたモン勝ち」である。俺はちょっと乗り遅れたわけだ。


 とにかく俺は、子供たちを下校させるまでは自分も帰るわけにはいかなかった。まあ、39度で勤務を続けた経験は一度や二度ではないし、なんとかなるだろうという思いもあった。なにより、子供たちが俺を気遣ってくれていた。昼休み、職員室にも戻れず机で死にかけている俺を、子供たちは懸命に看護してくれていた。「うつるから近づくな……」と言っているのに、自分のジャンパーをもってきてかけてくれたり、背中をさすってくれたりと、たくさんの子供たちに囲まれたおかげで、俺は寒さを全く感じることなく30分の休憩時間をゆっくりと過ごすことができた。なによりも、こんな子供たちに見守られて、体以上に心が暖かだった。
 T田の言葉を思い出し、ちょっと不快になる。


「あんたはクラスをまとめ切れているのか」


 T田よ。今すぐここに来て、この子供たちを見ろ。




 俺は、来年度もこの子供たちと一緒にやりたかった。この子供たちとなら、S台小学校をさらに力強く発展させることができる。間違いなく、だ。

 T田と言えば、担任編成の件ばかりでなく、俺が全く身に覚えのないことまで「俺のところには情報がきてるんだけどね」と俺を校長室に呼びつけることがしばしばあった。確かに俺は一部の親には毛虫のように嫌われていた。だが、その親たちはとにかく学校に自分の権威を広げたいと躍起になるクソどもだった。脅してもすかしても効き目がなく、常に我が道を行く俺が、よほど目障りだったのだろう。校長や町の教育長に直接俺の悪い噂を持ち込み、指導を約束させることがしょっちゅうだった。




 まあ毎年あることだが、今年は特に校長がT田だ。放課後、山のような雑務を片づけようと言うときに、暇人T田に呼び出され、訳のわからない呪文をきかされる俺の精神的苦痛は、日に日に蓄積されていった。

「このままでは、俺は壊れてしまうんじゃないか。」
 そんなことをうつろに考えていたときだった。隣の2組の女子が駆け込んできた。
「飛鳥先生!Cちゃんが!」
 ああ……またか。もうこれ以上ぐったりできないくらい弱り切っているというのに。


 Cというのは、2組の女子で自閉症だ。あ、いや、親は娘を自閉症と認めていないので正式には健常児なのだが、行動から判断して自閉症であることは100%間違いなかった。
 Cは、「本」や「活字」に異常なまでにこだわり、一度読み始めた本を途中で取り上げたりすると、もう大暴れだ。以前、その状態に陥ったCをなだめようとした近づいた男性教師が、急所に前ゲリをくらって悶絶したことがあるほどだ。とにかく、このCは扱いが難しい。不謹慎だとおもわば思え。パニックを起こしたCは、もはや「危険物」と呼んでよい。
 正式な検査を受ければ自閉症と診断されることは火を見るより明らかだったが、Cの両親が「娘は普通です!失礼なこと言わないでください!」と頑なに拒み続けているため、Cは健常児として普通学級で授業を受けているが、授業中に突然学級文庫に向かい、本を読み始めるなどその行動は誰がどう見ても「異常」なのだ。
 実際、こういったケースは日本中にあふれていることだろう。「親」というのは、本当に困った生き物なのだ。

 よろよろと歩きながら2組に行ってみると、本棚の前に寝そべって本を読むCがいた。他の子はテスト中である。
「席に戻れ、C」
 無駄とは解っていても、一度声をかけてみる。
「ちょっと待ってください!」
 いつものCの返答だ。Cは声にも特徴がある。きんきんと響く高音で、まるで常に裏声でいるかのようなのだ。
「他の子はテスト中だぞ。テスト中に席を離れてウロウロしていいのか?」
 一応健常児扱いなので、無意味ではあるが当たり前の説得を試みる。
「わかってます!」
 耳が痛くなるような裏声でCが叫ぶ。わかったと言いながら、目は本から一瞬も離れない。


 その後はいつもの展開だ。力ずくで席に戻すのである。しかも、下手に腕をつかんだり、近づいたりすると何をされるかわかったものではない。腕をのばして、Cの髪の毛をつかんだまま立たせる。
「痛いです!やめてください!」
 手足をばたつかせながら訴えるC。だが、相手が俺だからこんな程度で済んでいるのだ。この体制で攻撃を繰り出しても、俺には一切当たらないことを知っているので、ただ声をあげジタバタするだけなのだ。これが他の教師相手だったなら、手足が激しく飛んできて、最悪急所にきつい一撃を食らって一発労災になりかねん。


 しかし、今日はいつもより「抵抗」が激しかった。Cが逃げ出さないよう、俺は力を込めてCの頭を押さえつけた。逃げ出せば、Cは学校中を走り回ることもあるのだ。Cは体が大きく、走り回ると危険極まりない。低学年児童とのニアミスも何度もある。まったく、全国版ニュースぎりぎりの事態が幾度あったことか。
 故に、ここでCを自由にするわけにはいかなかった。
 すると突然、Cが髪の毛を掴まれたまましゃがみこんだのだ。Cの全体重が頭皮にかかる。その時だった。Cの頭皮の一部が、頭蓋から剥離を起こしたのだ。Cの頭にはコブのようなふくらみができたが、俺はまだそのことには気づいていなかった。
 その後ようやく席に戻ったCはテストを続け、40度近くまで熱の上がった俺は、児童の下校とともに早退した。それから二日ほど、俺は床から起きあがることができなかった。

 数日後出勤した俺は、Cが頭皮から血を抜き取る治療を受けていたことを知った。
 思えば、このときの俺はバカだった。髪の毛を掴んだ行為がCのけがの原因かも知れない旨を教頭に報告してしまったのだ。
 熟慮するべきだった。
 T田がそんなネタを手に入れたらどうなるか。

 結果的に怪我をさせてしまったことに弁解の余地はない。だが、これは無論故意ではなく、不可抗力によるものである。髪を掴んだのも自己の安全のためで、冷静な判断によるものだ。一見、髪を掴むという行為は野蛮に感じられるが、相手が女子であることを考えると、抱きかかえたり羽交い締めにしたりしたら、それこそ別の言いがかりを付けられかねない。

 そもそもだ。「力ずくでなければ制止できない」自閉症児が普通学級にいるということに問題はないのか?
 学校から何度検査を勧められても「うちの子は普通です!」と逆上する親に、責任はないのか?

 だが、T田にそれを言っても無駄なことである。親の機嫌をとることばかりに必死な男に、何を言っても始まるものではない。ましてやT田は、俺をつぶしたくて仕方ないのだ。
 T田の反応は予想通り「ひたすら謝りましょう」というものだった。

 Cの自宅に謝罪に行ったときのことだった。
 T田は、事情説明など一切しないまま、ひたすらに俺の落ち度を詫びる言葉を並べ続けた。よくもまあ、こうまで卑屈になれるもんだとある意味感心してしまう。こいつはこうやって世を渡ってきたのだろう。しかし、こんな気概のかけらもない腐った男が校長か。M県の教育界のレベルが推し量れるというものだ。まあ、実際に学力レベルもお粗末なのだが。


 が、俺に落ち度があることは事実。


 その点に関しては俺も全面的に詫びるつもりだった。両親に謝罪し、同席していたCに声をかけたその瞬間だった。
「わたしが悪いんです!」
 Cが、叫んだ。
「わたしがテスト中に本を読んだからいけないんです!飛鳥先生は悪くないんです!」
 Cは自閉症であったが、学力は健常児と変わらなかった。また、パニック状態が収まると、自分の落ち度にも気づくことができる子でもあった。もっとも、次の自閉的行動の際にその反省は生かされないのだが。
 しかし、皮肉なものだ。一番痛い思いをしたC本人が、一番真実を理解しているとは。
 だが、T田はなおも点数取りにひた走る。
「いいんだよ、Cちゃん。Cちゃんは悪くないんだから、そんな風に言わなくてもいいんだよ。」
 おいおい、授業中に学級文庫前に寝そべって本を読み出すのが、別に問題ないことなのか?全くわかりやすい男だ、T田は。

こいつの目的はただ一つ。俺を追いつめることのみ。


 だが、ことは案外早く、そして静かに収まった。


 当然である。Cの両親としても、事が大きくなれば娘を検査にかけなくてはならなくなる。もちろん、俺も自分に重大な処分が科されることになればCの検査を正式に求めるつもりであったし。前述したように、両親がなんと言おうとCが検査にかかれば、自閉症と診断されることは間違いない。そうなれば、適切な対応を怠ったとして学校やR町教育委員会も責任を負わねばならなくなる。


 俺、親、学校の思惑が絡み合い、この件は公にはならなかった。当然だろう。Cの両親は、Cを一生、健常児として育てたいのだから。

 だが、学校内での俺は、ただでは済まなかった。
 揺るぎない「口実」を手に入れたT田は、その権限を存分に振るい、俺を学級担任から外すという人事を行った。平成13年度、俺は算数科のTTをつとめることに決まった。悔しくはあったが、俺がCに怪我をさせたことは事実である。俺はT田の悪意に満ちた決定を受け入れた。

 しかしだ!その決定を告げるとき、T田の口から出たあの言葉だけは、俺は決して許すことはない!俺は、自身の命が尽きるその時まで、T田というクズを人間として認めることはないだろう。

「何もなければ、アンタを6年生担任にするつもりだったのに。」

 殺意さえ覚えた。奇跡の村を野盗どもにつぶされたトキが、我を忘れて飛びかかったように、俺もこいつの醜い五体を引き裂いてやろうかとマジで考えたほどだ。できるし。



 俺はこれまで、幾度もこのT田のもとを訪れ、担任の件で話をした。しかしそれは、「6年生担任にしてくれ」というものではなく、「考慮してくれ」というものだった。だが、T田の答えはいつも決まっていた。「いや、もう決めてるから。」と、まるで九官鳥のように「もう決めた」を繰り返し、とりつく島もない。

 このT田という男との間には、建設的議論などあり得ない。ミジンコ相手に、宇宙創生について語るようなものだ。


「6年担任にするつもりだった。」だと!?ふざけるのもいい加減にしやがれ!だからテメェは金八だというんだ!それでドラマの一コマにでもするつもりかっ!


 もう俺は、T田と語ることをやめた。

Cの件があった日、俺は確かに体調も最悪だったが、T田のそれまでの言動により精神的に極限まで追いつめられていたことも間違いないのだ。だが、T田は結局、そのことには一切触れなかった。自分の責任など認めるような男ではないので、至極当然のことではあるが。

 校長室を出た俺は、「ドオオォォン」という擬音とともに血の涙を流していたことだろう。
 学級担任から、「体罰」により算数TTに。

 俺の、転落が始まった。

2-5 教職員異動内示 に続く

補足
さっき、熱血教師が教え子の中学3年生を妊娠させてしまった話が本になっていると知った。ま、熱血ってのがどんなものかそもそも曖昧なんだが。
「いい教師」ってのは、いつも綱渡りなんだと思う。対して、糞教師ってのは無難に無難に日々を過ごし、ン千万の退職金を手にすることだけを生き甲斐にしているから、まず免職になどならない。
それで、いいのか?
腐れ役にも立たない教師が安穏と一生税金で養われ
リスクを理解しながらも子供たちのために全力でぶつかった教師が、一度躓いたり、アホ校長と出会ってしまったがために教壇を逐われる。
本当にそれでいいのか?

俺は、いまでも教壇に立てば、あらゆる問題に立ち向かう自信がある。そこら辺のわけわからん教育評論家やら、マスコミに「みこし」として担がれている変わった教師連中など、現場で何が出来たというのか。

俺は、現場に、誰にも否定できない「結果」を残し続けてきた。
結果にチャレンジさえしない「教師」が、今も現場にいる。

教育再生とかいうギャグぶっかましてる暇があるのなら、俺のところに相談に来い。

さて、今日の本編から始まる一年間は、俺の教師生活最後の一年といっていいだろう。ますます現実離れしていくエピソードだが、それはすべて、学校で起こった事実なのだ。

それと、この辺から動画証拠が残っているものが多くなる。いずれHPでも作って、膨大な画像と併せて公開していく。修正するのが面倒だが。

  

Posted by 飛鳥エイジ at 12:18Comments(0)転落教師本編」

2007年09月05日

福岡の飲酒運転死亡事故に思う

この報道にしても、冷静に事実を出来るだけ要点を押さえて伝えてくれれば良いんだがね。どうせ出来ないだろうが。

いや、俺が気になったのは、亡くなった3人の母親が、「懲役25年より1年でも短い判決だったら、私が殺しに行く」と言ったそうだが。

まあ、供述調書にあったという報道だから、いくら日本のマスゴミが嘘八百連中とはいえ、これは事実なのだろう。

で、そのような「証拠品」に、「殺す」というのは、いくら被害者でもいかがなものかね。まあ、その怒りは理解するが、どうも検察がその辺の供述を誘導している節がある。検察お墨付きで「殺す」なんてセリフが使えること自体、問題ではないのかね……。仮に俺がどこかで、奴らに対して「殺す」なんて宣言したら、これ幸いとS台地検は襲いかかってくるんじゃないかね?理不尽に「平穏幸福な生活」をぶち壊されたという点では、飛鳥も大上さんも同様なんですがね。

むしろ、大上さん夫婦は、怒りの対象がはっきりしているし、犯人はもう100%悪者なわけで、ああしてマスゴミどもにもよくしてもらっている。お子さんを亡くされたことはあまりに不幸なことで飛鳥も心痛むが、俺はこうして悪党どもに生活ぶち壊されて、声をあげることさえ出来ずにのたうち回っている。

生きている息子に、会うことも出来ない生活に追い込んでくれたあの糞野郎どもこそ、しかるべき報いを受けなくてはならない。まあ俺は殺されたワケじゃないから「殺し」たりしたら過剰報復になっちまうから、殺人未遂相当の「罰」が下ることを求めるがね。

ただ、感情の問題で言えば、やはり死んでもらいたいよ。酔っぱらって人の車に突っ込むヤツも悪党だが、人の人生ぶち壊しておいて「お前が悪い」と嘘重ねて開き直るヤツの方がよほど悪党だと思うがね。罰も受けず、反省さえしないわけだから。

やはり許せない。T田もM県教育委員会もS台地検も、マチもテルもだ。

いずれ決着はつけてやるさ。「殺す」までは言わないけどな。そう言っておかないとまた「脅迫だ」とか言いがかりつけられるので気をつけないと。



この国は、マスゴミも検察も一部「とんでもねえ阿呆」が巣くってるから注意しないとな。





あ、そうそう。これも言っておくが、飛鳥の母親も、マチやテルを殺したいと考えているだろうね。そりゃそうだ。何が「交際を迫って」だ?俺の家で、俺の父親が捌いたサンマの刺身を「美味しい!こんな刺身食べたことないよ!」と味わったマチを、隣で見ていたのは飛鳥エイジの母親だ。
高校生集団献血が地元の新聞K北新報の取材を受けたのは俺の自宅だった。その時、集まったマチ、テル、飯田、キョウコらに茶を出したのも母だ。

ま、そういうことよ。真実を知るものほど、それを踏みにじられたときの怒りは抑えがたいほど激烈なものになる。

世の親どもよ。てめえの息子娘が悪党に拉致されたら、どうだ?

俺は国家権力に拉致されたんだけど?

北朝鮮とかいう異常国家に拉致された方々と、どう違うんだろうね飛鳥は?

教えてくれよ、S台地検。一方的な都合(というか単なる嫌がらせだったと俺は判断しているが)で裁判をどんどん延ばし、それでいて保釈に強硬に反対するその傲慢さ。お前らの行為は、自国民に対する「拉致犯罪」だろうがよ。

その原因を作ったマチやテルはもちろん、そこに至る数々の不当処分を繰り返したM県教育委員会とT田、N津川。こいつらは犯罪者ではないのか?

T田の供述調書

「彼(飛鳥エイジ)には、この事件を契機に真人間として立ち直ってほしい。」



すいません、殺してもいいですか?

真人間に立ち直ってほしいのはてめえのほうだこの糞野郎が!!

というわけで、母親が子供壊されたら、「殺してやりたい」と思うのは仕方ないのかね……。



あ、ちなみにマチの母親は、そもそも勘違いで俺を免職に追い込んだ張本人でもありますので、マチが苦しめられたとか言う資格は一片もありません。むしろ、今からでもいいから、俺に詫びに来い。

「あの時娘が苦しんでいたのは、学校内でレイプされていたからなんですね。娘のためにその秘密を守り抜いて懲戒免職にまでなってしまって。すいませんでした。」

とね。

ま、飛鳥エイジも、自分が死ぬまでには、それなりに心安らかな瞬間をつくりたいですね。

奴らにも、25年くらい入っていてほしいですよ。刑務所より、拘置所にね。


ちなみに、上の写真は飛鳥エイジの親戚が集まったホームパーティーでのマチの姿(手前)。俺と彼女の付き合いは「密会」的なものでは決してない。一族にフルオープンだったし、かつての同僚にも教え子にも広まっていた。それだけに、「交際迫った」とか、「強姦した」とかいう事実は一つもないことを多くの人間がずっと見続けている。作り話に振り回され、真実など一つも見ていなかったS台地検。幼稚園から通い直せ。

  

Posted by 飛鳥エイジ at 08:02Comments(0)

2007年09月04日

遼くん テレビ局にまた“襲撃”される 

 石川遼(15=東京・杉並学院高1年)が3日、またもテレビ局に“襲撃”された。ギネス記録認定証授与式の晴れの舞台で、日本テレビの情報番組「ラジかるッ」の出演者に番組の決めポーズを強要される事態が起こった。

 石川はこの日、マンシングウェアKSBカップでの優勝がプロツアー世界最年少記録(15歳245日)と認められ、日本版「ギネス世界記録」の発行元であるポプラ社(東京・新宿区)での授与式に出席。「まだ実感がわきません。中学校の図書館で友達と読んでいたギネスブックに自分が載るとは思っていなかった」と喜びを語った。

 ところが、会見を終えて退場しようとすると、お笑い芸人のKICK☆(27)と番組のカメラが急接近。石川に「ラジかるッ」の決めポーズをさせてしまった。

 この事態に憤慨したのが、ポプラ社の担当者。せっかく用意した会見を利用された上、番組スタッフが「きちんと申請しました」と話したため「全く聞いていません!会見の取材ということで入ってきたのに」と激怒した。

 6月の関東アマでは、TBSの情報番組「ピンポン!」による“盗聴工作”や同局「NEWS23」の膳場貴子キャスター(32)の手紙を手渡そうとする行動が問題視されたばかり。試合では周囲のガードが堅い石川のスキを狙って、再びテレビ局が暴走した。



 ポプラ社さん、災難でしたね。
 ホントに、どこまでクソ野郎なんでしょうね、この国のテレビ局ってのは。ここまでやったらもう犯罪でしょ!!いい加減、生け贄とか見せしめが必要だろうがよ!!動けよ警察!

どうなんだよ弁護士先生よ。こういう非常識バカにきちんと反省させる法律は存在しないのか?

ほんっとに胸くそ悪くなるわ。「きちんと申請しました。」とかぬけぬけと嘘こくような糞野郎どもが電波で好き勝手言い放題な世界か、ここは!!

なんとかならないのかね?こういうことが起こるたびにちょこっと騒ぎになるが、すぐ忘れ去られてしまうだろ?1年でも10年でも追いかけて反省させねえとこういうバカ野郎どもはのさばるばかりだろうがよ!ほっといて反省するような連中ならもとよりこんな非常識かつ無神経な暴挙に出ることはないんだから。

これは、犯罪じゃねえのか?



たくよ……俺の件でも腐れ暴走しやがったテレビ局どもが。奴らに反省なんて無ぇよ!俺の両親がどんな目に遭わされたかいずれ全て語るが、本当にアレは犯罪ではないのか?たとえば、俺がマチやテルの家に押しかけて、延々何時間も呼び鈴ならしたらそれこそ捕まるんじゃねえのか!!??なんであのクソ蚊屋どもはつかまらねえわけだよ!ふざけんな!!



ああ~疲れる。まともな番組作ってるテレビ人まで悪くは言いたくないが、ゴミ野郎が明らかに存在するマスコミ界には、もちっと自浄作用を強めてほしいんだが。無駄だろうけど。

なんかよ

クローズアップ現代で刑務所の映像観てるんだが。
やはり拘置所の方がひどいかもな。あの中では「動く」ことも出来ん。他人との会話もない。風呂はわずか5分。テレビなんか半年間一度もみていない。

本当に……殺意が消えない。俺の人生を半年も無意味なものにしてくれた奴らに、相応の報いが与えられないのか?この国は?

そして、それに乗っかっていい思いしやがったマスゴミども。そろそろ俺に詫びに来い。今度は何時間も呼び鈴ならさねえでも出てやるからよ
  

Posted by 飛鳥エイジ at 20:02Comments(0)