2007年10月01日

本当にあった怖い話

といってもテレビの低劣番組とかじゃなくて、実話。
それが飛鳥の語りの中には数多く登場する。昨日の記事にあるような、信じられない事件が、学校では茶飯事。それほどまでに学校はどうしようもない魑魅魍魎の世界と堕ちている。

不思議なのだが、普段学校での事件というと大騒ぎする連中が、なぜ「身近な危機」には無頓着なのだろうね?本当に飛鳥はそれが不思議でならない。今こうしている間にも、あなたの息子娘が通う学校で、昨日のようなことが起こっているかもしれないんですけど。
一生懸命頑張った組み体操チームの子供達が、いきなりメンバー変えられたり、委員会の企画も完成し、明日実行というときに突然校長から理由もなく中止命令が出たり、具合が悪くて保健室に行きたいとうったえたら「保健室は休む所じゃねえ!!」と叱られたり。

自殺やらなにやらも大ごとだけど、そういう「日常の中の異常」の方が、実は子供達の人格形成に与える影響は大きいんだよね。

まったく……。

あ、でも、今ブログ殿堂の週間ポイントが49に達しています。あれは、一日一日の累計じゃなくて、週間ごとの累計らしいんです。そうなると、単純に飛鳥の「一押し」の願いに応えて下さった方が49人はいらっしゃるということです。ありがたいことです。
そういう声を集めていき、いつか「事態の平和的解決」と行きたいんですがねえ。

しかし、学校や企業はどうどうと飛鳥の声を聞きに来て下さるんですが、どうもマスゴミどもはこそこそと……。本当に、普段の仕事ぶり同様、卑怯な連中です。朝日新聞がたまに堂々と読みに来るくらいですかね。某地方新聞&放送局は、どうせ個人ドメインでも使ってのぞき見てるんでしょうが、困ったスケベ根性です……。悲しくなります。

と、不思議なことなんですが、「工業高等専門学校」さんのアクセスが多いんですよ。日本全国から!なんでしょう、まさか先を読まれているんでしょうか?M県の、M工業高等専門学校がもうすぐ本編に登場するんですよ……。それも重要な存在として。
偶然ですよね?まだ書いてもいない記事が外部に漏れるはずはないし。でも、どうして高専からこうも……。不思議なこともあるものです。

では、高専のみなさんもぜひ一押しお願いします。余談ですが、昨日、M高専を卒業した教え子から嬉しいメールをもらいました。うん、楽しみますよ。でも、相手も大変らしいんです。飛鳥も癒されますが、その分元気にしてあげたいですね。また報告するんで。
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あ、そうそう、そのメールくれた子の絵が、今も飛鳥の部屋に残っています。小学6年生の時に、8人で押しかけてきたときの落書きが、今も……。
  

Posted by 飛鳥エイジ at 20:22Comments(1)

2007年10月01日

あまりにも脱力系な最後の事件よ

 
 校長室にはろくな思い出がない。この日も、T田を叩き殺したい衝動を抑えるのに一苦労だ。
「あんた4月からSヶ浜町ね。」

 異動さえ希望していない俺が、いきなりSヶ浜町か。確か、留任希望でも記入必須の「希望地」にも、俺は「T城市」「R町」と記入したはずだ。こうなると、もうT田個人ばかりでなく、R町教育委員会や教育長も俺に対してかなり私的な怨念を抱いていると感じられてならない。
「希望していませんが。」
「いえ、その方向で進んでますので。」
 T田との会話は不毛だ。これならTVと会話した方がよほど話がかみ合うことだろう。

 この時期の俺には、「太陽」の記憶がない。
 毎日がどんよりと厚く雲がたれこめた空ばかりだったように思われる。それは俺の心が描いた風景なのだが、実際にS台小学校は、常に重苦しい空気に包まれていた。

 卒業1週間前。
 数日ほど俺のとところにやってきていなかったユナが、アイナとともに現れた。
 クラブ教室は荒野と化していた。その一角に、脱力したようにべったりと座り込む俺がいた。
 そんな俺の傍にしゃがみこみ、ユナは言った。
「YTにね、『飛鳥先生とは会うな。お前のためだ』って、言われてたの。だから最近来れなかったの、ごめんなさい。」
 なんで謝るんだ?それはユナが悪いんじゃないだろうに。俺の右腕にしがみつきながら涙を流すユナ。アイナもまた、泣きそうな顔でいる。
 アイナ
 ユナ
 マリカ
 この3人を、1年間苦しめたものはいったい何だったのか?
 俺が荒れ狂い、学校の不満を口にし続けたことも、彼女たちを苦しめていたことは認めよう。だが同時に、クラスが崩壊していく中、自分たちの居場所がないことや、学級担任のえこひいきに悩まされていたことも事実。そもそも、T田という悪魔が存在しなければ、俺がこうまで狂うこともなかった。元を辿れば、ヤツこそが全ての元凶に違いないのだ。
 だが、誰に責任を問おうとも、この3人が苦しみ傷ついてしまった現実はもう変わらない。
 なぜこんな純粋な子ども達が苦しまねばならないのか。何も深く考えることなく、日々ぎゃあぎゃあと秩序を乱す児童が放置される中、彼女らは「飛鳥派」というだけで担任に邪険にされた。
 こんな学校も現実も、許されてよいはずがない。

 卒業式6日前。
 卒業式は体育館で行われるため、この時期体育館を使用しての体育はほとんど行われなくなる。
 その日、清掃のチェックのために体育館に入った俺は、何気なく天井を見上げた。
「あ?なんだ、あれは。」

 天井のH鉄骨に何か奇妙なものがぶら下がっている。それも一本だけではない。まるでうどんげの花のように見えるそれは、数えてみると5本もある。下までいってよく確認してみると、それはなんと子ども達が個人で使うなわとびだった。今にも落ちてきそうなきわどさでぶら下がるなわとび。そして、その真下は卒業式で6年生が座る場所であった。
 ともかく、まずはそのなわとびを取り除かなくてはならない。卒業式の最中、6年生の頭にこんなものが落ちてきたらシャレにならん。
 ドッジボール用のゴムボールを投げ、なんとか1本を落とした。緑色のなわには、名前が入っている。持ち主に返すと共に、きっちりとお灸をすえてやらなくてはならん。まもなく6年生が卒業式だということは、1年生でも知っている。こんな時期にこんな馬鹿やらかすのはどこのヤツだと思い、名前を見た俺は……もう全身の力が抜け、その場にへたり込んでしまった。

『6年3組%%%%』

 見間違いかな?と思い、俺は目を凝らしてもう一度名前を確認した。
 やっぱり、6年3組だ。こいつら……自分らが卒業式を行う体育館で何をしているのだ……。

 報告を受けたT麻さんは、「え?」と固まってしまった。さっきの俺と同じ顔だ。そりゃそうだ。これはとても卒業を控えた6年生の行動ではない。

 持ち主の6年生を呼びつける。「飛鳥先生から指導してやって下さい」とのT麻先生の判断で、俺がこの件を預かることになった。

 呼ばれたその男子児童は、俺の手にある自分のなわとびを見て、全てを悟ったようだ。
「じゃ、どういうことか説明しろ。」
 俺の一言に、その子は事の顛末を全て正直に話した。
 体育の授業が終わった後、仲間の一人が天井に向かって思いっきりなわとびを投げたらしい。それがたまたま天井の鉄骨に引っかかってしまったわけだ。
 そこからが何ともマヌケな話よ。他の男子が、ひっかかったその一本を落とすために、次々となわとびを上に放り投げたというのだ。結果、一本のなわとびを落とすどころか、天井に五本のなわとびがぶら下がる優曇華状態となってしまったのである。

「は~~~~~~…………。」

 俺は頭を抱えてデスクに突っ伏してしまった。これが6年生のすることか?お前ら、毎日その場所で練習してるだろうに……。
 こんな思慮の足りない6年生は、少なくとも俺がS台小学校に赴任してからは初めて見る。
 言いたくないが、言わねばなるまい。
 担任の、責任だ。

 しかし……しかしだ、この事件はこれだけで終わりではなかったのだ。最大の「オチ」が、もうすぐ明らかになる。

「今すぐお仲間一人残らず連れてこい。」
 俺が静かにそう告げた。数分後、なわとび投擲隊は俺の前に全員集合した。もう自分たちの運命を悟っているようで、みな泣きそうな顔をしている。
 だが、俺はあえて厳しい指導をしなかった。その顔を見れば、自分たちが何をしたか十分に理解し、後悔と反省を感じていることがわかる。バカしでかして悪びれない者に対しては、俺は容赦しない。だが、自分の行為に後悔している者に、反省させるのは容易い。のべつまくなし叱責し、罰すればよいというものではない。
 集まった6人の6年生男子に対し、俺は卒業を控えた者の心構えを説いた。神妙に聞き入る6人。もともと、この学年の子どもに根っからのワルなどいない。今回のことも誰かを傷つけたりしたわけではなく、単に思慮が足りなかっただけのことだ。
 最後に俺はこう告げた。

「先生からは以上だ。あとは、分かってるな?T子先生のところに行って、今回のことをきちんと謝ってこい。担任の先生に頭下げなきゃいかんぞ、お前達。」

 当然だ。なわとび事件は俺が発見者だが、6年3組の子ども達に対する最終的な指導は、やはり担任のT子先生が行わなくてはならない。俺は、6人にすぐさまT子先生のもとに向かうように告げた。

 しかし-

「ん?どうしたお前たち。」
 6人が皆もじもじと顔を見合わせている。あとは担任に事の次第を話すだけではないか。いったいどうしたというのか。T子先生に話すのが怖いということはあり得ない。彼らはたった今最大の恐怖を乗り越えたばかりなのだから。
「早く行け。それとも、まだ何か話すことがあるのか?」
「あ、はい、そのぅ……。」
「大丈夫だ、あったことは全部話していい。今、聞くよ。」
 俺に促されて、一人の子がようやく話し始めた。
「飛鳥先生、その、実は……T子先生はもう知ってるんです。」
「あ?」
「俺たちがなわとび投げてるとき、T子先生はそばで見てました。」
「そうなんです。笑いながら、俺たちがなわとび投げるのずっと見てました。」


「……

…………

 ………………?」



 俺は、凍り付いた笑顔のまま、事態が把握できず思考を止めていた。
「……先生?」
 心配そうに声をかける子どもたち。俺はようやく我に返って事実を整理した。
「あー……えーと君たち、君たちがなわとびを投げてるとき、T子先生はそばで笑って見ていたと、そうなんだね?」
「はい。」
「えーとね、なわとびが次々ひっかかったことに、T子先生は気づいていたのかな?」
「はい、気づいてました。」
「もしかして、君たちもう担任の先生に叱られたのかな?」
「いいえ。」



 辛いなぁ……。

 あまりにも情けないオチだ。どこまで俺は脱力すればいいわけ?卒業式直前の式場の天井になわとびを引っかける6年生。それをそばで笑ってみている担任。俺は呆れることさえ出来なかった。ただ、悲しかった。いったいS台小学校はどうなってしまったのだ……。
 また、式場天井にぶら下がるなわとびを、担任は誰にも報告しなかった。取り除きもしなかった。俺が発見しなかったら、そのまま放置するつもりだったのだろうか?

 こんな話、事実だと言っても信じてもらえないだろうなあ。だが、これは平成14年3月、S台小学校で起こった紛れもない実話。

 俺がここまで書いてきた学校の話題は、全て実話だ。今、学校はここまで乱れている。それは、いじめや校内暴力、学級崩壊などというセンセーショナルな「乱れ」ではなく、教師そのものの指導力が見る影もなく衰えているという、外部に漏れにくい乱れなのだ。

 教師の問題行動というと、体罰やわいせつ、飲酒運転など話題にしやすいものにマスゴミどもが飛びつき、さあ稼がせて下さいとばかりにかき立てるが、実は「何もしない教師」こそが、最大の問題教師なのである。こいつらが、学校を破滅に導く元凶なのだ。
 そして、部下の能力を適切に、公正に評価できない校長の存在もまた、学校を腐らせる原因である。

 もはや、手遅れ。

 今年の卒業式は、ただの通過儀礼で終わる。子どもたちの中で、何一つ節目の意味ももたず、早々に忘れ去られることだろう。

 この出来事は、この一年のS台小学校を象徴する事件であった。


2-22 土星食の夜に~卒業、そして……飛鳥転落へ へ続く

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Posted by 飛鳥エイジ at 15:57Comments(4)転落教師本編」

2007年09月29日

ギルガザムネ!!


「独眼竜政宗」と時を同じく放送されていたアニメ「機甲戦記ドラグナー」の最終ボスですな。


ギルガザムネ……その名を聞いたときの衝撃は今もなお記憶に焼き付いて消えないな。


ちなみに飛鳥は、藩祖政宗公の頃より代々仙台居住の、生粋仙台人です。路面電車にも乗ったしね。←しらねえ人も多いでしょ?


で、コイツに関するちょい記事を本館本編で。最新の本編記事を覗いてみて下さいな。珍しく毒の無い内容なんでね。

  

Posted by 飛鳥エイジ at 20:04Comments(5)

2007年09月29日

9月30日……

平成14年だから、もう5年になるわけか……。


マチと
とある不動尊で合格祈願をして、帰ってみればあの3人からの手紙だ。

あれこれ3人の親の気持ちを擁護する考えもあるようだが、あの内容が事実無根であることはまちがいないのだ。そんな手紙が根拠となって懲戒免職とは、一体どういうことだ?

あの親どもは、自分がひと一人の人生を破壊したということを全く自覚していない。もちろん、裁きも受けていない。
3人の父親のうち、一人は警察官だ。それも、後々飛鳥の「処遇」に関係していたかも知れないと思うと、いっそう怒りが激しくなる。

どこまでも「自分たちは被害者だ」という立場を貫こうとするあの親たちの行動は、許されるものなのか?

あの子達の平穏を誰よりも願い、己の立場を犠牲にしてまで3人の一番の望みを叶えようとした人間が、もっとも理不尽な目に遭う。それが、この国か?

また、9月30日がやってくる。
来年は、どんな思い出この日を迎えるのだろうな?

俺は、命ある限り語る。全ての真実を。そして、証拠も順次公開していく。己の名誉を回復するために。

飛鳥は、己の落ち度を詫びた。

だが、飛鳥を陥れた人間は、まだ誰一人として詫びにも来ないし、報いも受けていない。
過ちを犯して謝罪も反省もしない人間。それは、罪人としても「最悪」の部類に入る人種ではないか?

俺は、殺されかけた上、全てを奪われた。
許せるはずがない。



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Posted by 飛鳥エイジ at 19:03Comments(2)

2007年09月29日

ミャンマーで

日本人ジャーナリストが撃たれて死亡した事件が騒がれてますが

基本、彼らは命がけなんでしょうね

自分より強いものに立ち向かうということは、常に何らかの危険を背負うことになるわけです


いえ、

弱いものしか叩けない
善し悪しも考えず時流に諂うだけのどっかの新聞屋とかテレビを思い出すとね

悲しくなるね

まぁあくまでたとえ話なんだが

やつら、飛鳥と正面切ってどつきあいになるとなっても、俺に対して「この犯罪者め!」と言えますかね?
それならまだ漢として尊敬出来ますが……

なんだかね

長いものにまかれ
強いものにへつらい
刹那の快楽に溺れる

そんなカスが多すぎるように思う。


とりあえずよ
年寄り二人の住まいに押しかけて、何時間も呼び鈴押すのはやめろよ、M県報道屋ども


詫びにくるまで、死んでも忘れねぇよ


ところでさ
ある町の教育長が、多数の教師の前で児童の実名、学校、学年までべらべらと明かし、侮辱したとしたら、これは問題ない?しかも、その児童は人違いというオチ付き(爆
詳しく知りたい方は、メールかコメを
もちろん実話です
てかその場に飛鳥いたし
侮辱された子、担任したし☆

全く……恐ろしいことです

まぁ数年前の話なんだけど
過ぎたことならもう構わないかね?
そいつ、まだ教育長してます♪  

Posted by 飛鳥エイジ at 18:03Comments(0)