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ギララの逆襲:「サミットやっても無駄」 河崎監督が“社会派”宣言 “ビトタケシ”も登場

映画「ギララの逆襲」のイベントに登場した「タケ魔人」(中央)と監督の河崎実さん(手前左から2番目)
映画「ギララの逆襲」のイベントに登場した「タケ魔人」(中央)と監督の河崎実さん(手前左から2番目)

 松竹のまぼろしの怪獣「ギララ」が登場する映画「ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発」(河崎実監督)に登場するヒーローで、ビートたけしさんが声を担当した「タケ魔人」のお披露目イベントが、東京・秋葉原のクラブグッドマンで開かれた。河崎監督、主題歌を担当する5人組音楽ユニット「デブパレード」らによる「魔人呼び出しダンス」に乗せてタケ魔人が登場。中からはビートたけしならぬ、ものまねタレントのビトタケシさんが登場し、会場の笑いを誘った。

 「ギララの逆襲」は、東宝のゴジラに対抗して67年に松竹が製作、公開した怪獣ギララが登場する特撮映画。「北海道洞爺湖サミット」中の札幌に現れたギララをめぐり、各国首脳がさまざまな退治法を提案し、地球防衛軍がそれを実行するがすべて失敗する。さらに地球制服を企む悪の軍団に会議場がジャックされてしまう……というストーリー。「タケ魔人」は、魔物を退ける力を持つ洞爺湖の守り神という設定で、不動明王をモチーフに河崎監督がデザインした。当初、たけしさんが着ぐるみの中に入る予定だったというが、声の出演のみとなった。

 「いかレスラー」「ヅラ刑事」「日本以外全部沈没」などカルト的な作風で知られる河崎監督は、ギララをあしらった帽子をかぶって登場。新聞の社会面に「G8風刺映画公開」という内容で取り上げられたことを明かし、「これからは社会派監督と呼んでください。サミットなんてやっても無駄」と独自の理論を展開。5日に先行上映された北海道では同日上映された「スピードレーサー」を超えたとも語ったが、デブパレードのハンサム判冶さんが「次回作の主演が僕に決まりました」とぶち上げるとあわてて否定していた。

 映画は、26日から東京・新宿ピカデリーほか全国でロードショー予定。北海道ではサミットに合わせて5日から先行公開中。【立山夏行】

2008年7月7日

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