東京・秋葉原で17人が殺傷された事件は、8日で発生から1ヶ月を迎えますが、警視庁が先月下旬、容疑者の男を現場に立ち会わせ、犯行の状況を詳しく説明させていたことがわかりました。
この事件は先月8日、静岡県裾野市の派遣社員、加藤智大容疑者が秋葉原の歩行者天国にトラックで突っ込んだ上、ナイフで通行人を次々と刺し、17人を殺傷したものです。
加藤容疑者については、およそ3ヶ月間の鑑定留置が決まっていますが、先月下旬、警視庁が加藤容疑者を秋葉原の事件現場に立ち会わせ車に乗せたままで、犯行の状況を詳しく説明させていたことがわかりました。
加藤容疑者は、犯行の動機について「携帯サイトの掲示板に書き込みを行ったが無視されたので、現実の世界で大きな事件を起こせば、ネットで無視した人たちを見返すことが出来る」と供述しているということです。(07日11:44)