赤字28億円も前年度比3億円改善/横浜市立3病院決算速報値

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赤字28億円も前年度比3億円改善/横浜市立3病院決算速報値

 横浜市病院経営局は七日、市立三病院の二〇〇七年度決算(速報値)を発表した。経常収支(病院運営に伴う収支)は二十八億六百万円の赤字だが、前年度に比べ三億千八百万円改善した。一般会計からの繰入金は四十七億二千九百万円で四億二千七百万円縮減しており、同局は「実質的な経営改善が進んでいる」と説明している。

 病院別では、市民病院(保土ケ谷区岡沢町)が三千八百万円の黒字。病床利用率が92・1%(前年度比0・4%増)と高い点が特徴で、〇五年度から五年連続の黒字を達成。繰入金も三千七百万円少ない十四億千八百万円だった。

 脳血管医療センター(磯子区滝頭)は十二億八千五百万円(同八百万円増)の赤字で、繰入金は二十三億四千九百万円(同五千五百万円減)。医師を十七人から二十一人に増やしたほか、回復期リハビリテーション病棟の拡大などで入院患者が増加。病床利用率は67・8%から75・7%に上昇した。

 〇五年四月にオープンしたみなと赤十字病院(中区新山下)も十五億五千九百万円(同三億円減)の赤字で、繰入金は九億六千二百万円(同三億三千五百万円減)。指定管理者制度を導入し、〇七年度から減価償却費として五億八千八百万円の「指定管理者負担金」の徴収を開始したことで、収支の改善や繰入金の縮減がみられた。

 赤字となった両病院は経営改善が進んでいるものの、さらなる病床利用率の向上が課題となっている。

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