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40 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
B'z。成人式記念ベスト。, 2008/5/13
さてさて。
B'z20周年です。
「最先端から加速する。(空想の未来なら、いらない。)」
そう言ってこの世に出て20年ですよ。
青年館8列目でLIVE-GYMを観た日には。
「HURRY UP!」で歌詞間違えて半べそかいている稲ちゃんを見た身には。
こんな日が来るとは想像していませんでした。
一口で20年と言うが。
1988年に生まれた子供が成人式なのである。
その頃に生まれた子供たちにとって、
B'zの初期の作品は、遥か遠い作品なのだ。
このベストアルバムは20周年記念のベスト第1弾である。
惜しいなぁと思うのは、
デビュー曲「だからその手を離して」が入っていないこと。
どんな作品でも。デビュー曲は大切だと思うよ。
…B'zは無かったことにしたいみたいですけれど(笑)
メイキングもあったよね。
…版権か。版権問題か。
ビギナーのためには、とても良いベストアルバムなのではないでしょうか。
最初からのFanは、すべて持っている曲。
それは当たり前である。
Fanだからこそ、一枚一枚購入しているものなのである。
しかし。
赤子がCDを買えないのは当たり前の話で。
曲は、デビュー時に赤子、あるいは生まれていない者たちへの選曲なのである。
最初からのFanへの20周年記念は、
LIVE-GYMDVDでしょう。
これは、ぜひもう一度見直したい映像ばかり。
通常版より限定版に価値があるのは当然ですよ。
限定版にLIVE-GYMDVDをつけるのは、
愛を試されているのよ。
試すな、ちゃんとFanだから(笑)
新旧どちらのFanにも20周年の記念として、
よく出来ているベストアルバムだ。
次は、25周年か、30周年記念ですね(笑)
ついていきますとも、ええ。
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マジョリカマジョルカFanに, 2008/5/1
マジョリカマジョルカとのコラボ付録。
Goldの化粧ポーチ付き1冊500円。
かなり入りそうなキラキラポーチです。
お出かけに使うのが楽しみです。
一般売りされていないポーチですから、
マジョリカマジョルカの
コレクターアイテムとしてもいいのではないでしょうか?
綴じ込みにマジョリカマジョルカの特集記事が。
マジョリカマジョルカFanにはお勧めの1冊。
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桜の花と隼と。, 2008/5/1
俺は、君のためにこそ死ににいく
映画館で観て来ました。
観て良かったと心から思う。
静かに。静かに泣いて来ました。
ああ、彼らの真心に支えられて、
日本はあるのだなと。
心から、そう思いました。
武士の国、日本だけの真摯な心。
中学、高校生は、必ず見るべきだと思う。
日本はアメリカと戦争をした国だと言う事を、
知らない子もいると言う現実。
それは、間違っているよ。
ただ、ちょっと説明不足の面があるかな。
わたくしのように、戦闘機が好きで、
零戦が好きな人間は、下地があるので、
ああ、これはと納得できるのですが。
まったく興味が無い人が見ると、
わかりにくい部分があると思います。
実際の特攻出撃フィルムも使われていましたね。
俳優陣も、特攻隊員を演じると言うことで、
髪型もその当時にあわせていて。
きびきびした動作も、
基地に響くその声も。
とても、その時代を反映していたと思います。
ただ。
十七歳から二十三歳くらいの少年兵を。
随分年かさな俳優たちが演じているのだなぁと。
演技力などの問題もあるのだろうけれど。
今の日本人は。
あの頃の少年兵達より幼いのだろうか。
朗らかに高らかに響く歌声。
軍歌ではあるけれども。
あの時代の青春の歌なのだ。
「靖国神社」の桜の木。
その桜の木の待ち合わせ場所を決める隊員たち。
ああ、あの神社は、
特攻隊員たちの待ち合わせの場所でもあるのだ。
桜の木一つ一つに。
特攻隊員の心が宿っているのだろう。
彼らは、最後の打ち合わせに約束したとおりに。
靖国神社の桜の木の下で、
出会えているのだろうか。
…いや。きっと。
約束は叶っているだろう。
アリランを歌う朝鮮出身の隊員。
彼は、日本に取り込まれている祖国を思い、
その祖国のために特攻へ志願し散華していった。
朝鮮の行く末を思いながら。
多くの特攻隊員の写真は、
遺族が取りに来て、家族の元へ帰っていったというが、
朝鮮出身の特攻隊員は売国奴と取られ、
引取りにも来てもらえないのだそうだ。
どうして、彼らが売国奴なのだろうか。
彼らは、そのときの情勢の中。
精一杯の愛を持って、
“祖国”のために
そのひとつしかない命を捧げたのだ。
その心が日本にあったとは、
誰も言い切れないだろうに。
陸軍一式戦闘機“隼”
軽量なその戦闘機が、
250キロの爆弾を抱えて、
けなげにも、散ってゆく姿。
あの時、あの戦局で、
戦争へ突き進んだ日本人の総意として。
すべてを背負ったのは、
まだあどけない少年兵たちだったのだ。
阿波踊りを踊る少年兵。
彼は振り向くことをしない。
子犬に愛情を注ぎ、
ホタルになって帰ると告げる少年兵。
それぞれに。それぞれの思いがある。
鳥濱トメさん。
彼女が。
その少年兵たちを真摯に世話をする姿。
母の愛は、特攻隊員へ惜しみなく注がれる。
彼女は戦後も、彼らを弔い続ける。
知覧には知覧特攻平和会館がある。
あの狂気の時代。
鳥濱トメさんが知覧にいてくれて良かった。
ありがとうと思う。
ご本人には多くのご苦労も合ったと思うけれど。
特攻隊員が救いの無いままに。
散華しなくてすんだのは、
すべて彼女のお陰なのだ。
特攻隊員。
彼らの願いに報いるにはただひとつ。
戦争の無い平和な日本を維持しつづけることである。
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4 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
『地球へ…』ドラマCD全プレあり。, 2007/9/11
TVテラ公式HPを覗きましたら。
アニメディア9月号の全プレ。
10月号でも引き続き応募可能なんですねっ。
あらすじも公開していました。
SD582年のある日の物語。なんだそうですよ。
あの、空白の時間をドラマ化なんですって。
全プレ未応募で、応募希望者の方は、アニメディア10月号を。
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15 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
すべての子供たちへ…, 2007/7/4
「亀が空を飛ぶ」
この発想自体が既にファンタジーなのですが。
モスラに続きガメラもファンタジー路線か。
強い憎憎しい破壊の象徴は、これでゴジラだけですな。
…ファンタジーにはなるなよ、ゴジラ。
ガメラという存在はけして人間の味方ではなかったはず。
一番最初から、「子供の味方」だった。
大人のわからないところで、あの巨大な亀は、
子供の味方だったのだ。
平成三部作でさえ、子供は守るが大人は知らないと言うガメラだ。
亀が空を飛んだ瞬間、その亀は「ガメラ」と呼ばれる。
「ガメラ」は卵から生まれる。
怪獣の中で、生まれがはっきりしているのは、
これで、モスラとガメラとジラ(笑)
冒頭のアヴァンガメラが、超カッコ良かったのですが、
人間を守るためというより、矜持のための自爆に思いましたね。
ガメラにだって、ガメラの考えがあるはずで、
自分の矜持を守ったら、
それが人間を守ることに繋がったと言う感じ。
そう感じるのは、けしてガメラは人間の味方ではないと言う、
今までの思いがあるからでしょうね。
それを人間が都合よく解釈している。
しかし。トトは違う。
トトは、己の敵と戦うと言うDNAを持ちながら、
透のトトなのだ。
自分の使命と、透との友情。
一番最初から、ガメラが本当は欲しくて、
築きたかったものなのではなかろうか。
子供ながらに敵と戦うことを知っているトトは、
小さくてもガメラで、雄々しい。
あいざわ食堂を無邪気に探検し、
太古の記憶に従って、ギロンに見えた包丁に火球を吐く。
可愛くて可愛くてしかたが無いあんなに小さなトトが、
ジーダスに立ち向かう。
その姿は、健気であるとともに、メッセージだ。
子供の敵は、いつだって巨大なのだ。
恐れて逃げちゃダメだ。
立ち向かっていくのだと。
トトは、全身で、言葉なんか無くとも、
それをスクリーンから訴える。
トトの赤い石を,子供たちがリレーして行くのも良い。
いつだって、ガメラは子供を守っていた。
今度は、子供がガメラを守るのだ。
「トトへ」ただひとつの合言葉を、
子供達は、その意味を忠実に知る。
それは、大人になった人間には理解できない合言葉なのだ。
そうして、透は、生きるためにと、その石をトトに渡す。
自爆なんてしちゃダメだ。生きるんだと。
絶対に自爆は選ぶなと。
トトは、生きるために巨大な敵と立ち向かう。
辛うじて握った勝利に、生も根も尽き果てて、
ぐったりしてしまう。
やはり、子供なのだ。
そしてトトの敵は、大人の人間に。
子供たちは、ガメラの味方に。
そう。
子供でも巨大なトトは、ガメラなのだ。
子供たちに守られて、トトはガメラとして空へ舞う。
透は、トトを忘れないと言った。
きっとトトも透を忘れないだろう。
そうして、一瞬、純粋な心を思い出したものは、
泣いちゃうんだよなぁ。
ホントに泣いたよ。
きっと日本だけだね、泣いちゃえるファンタジーを、
怪獣映画で作ってしまうのは。
平成三部作は、平成三部作のよさがある。
あのガメラは素晴らしくカッコ良かった。
ガメラが、この地球のどこかに生息していると言う、
理屈を作ってくれたのは、良かったと思うし、
怪獣映画らしさに満ち溢れていた。
トトは、怪獣映画らしさと言う部分は薄くなるが、
ガメラらしい…子供が好きなガメラらしい映画だと思う。
カッコ良さは…まだ子供なので今後の成長に期待。
トトは、地球のどこかで、透との思い出を大切に、
でも、ガメラはガメラなので、
凛々しく雄々しくカッコ良く
巨大な空飛ぶ亀に成長するのでしょう。
透は…そうだなぁ。
隣りに住んでいた、麻衣姉ちゃんを姉さん女房に貰い、
めっちゃ可愛い母親似の一人娘が生まれて。
あいざわ食堂を継いで、
トトスペシャルなんていうメニューが合ったりして。
「お父さんは、ガメラの育ての親なんだぞ」と、
自分の娘に自慢して、
娘はそんなの嘘だぁと信じなくて。
けれど、新たなる敵が現れた時、
娘は父の言葉を信じるのでした。
気が付けば、ガメラになったトトは透がわからなくなっていて、
その娘が、ガメラと交信し、
新たなる敵に立ち向かう(笑)
透は、あれは、トトだと感動しながら、
大人になった自分を知るのでありました。
そんな感じで、どすか?
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6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
超娯楽SF架空戦争映画, 2007/4/23
樋口監督は、
あの長い小説をうまく纏めたなぁと、改めて思いました。
腐女子熱烈支持のフリッツ少尉を出さない英断も、また良し。
その代わり、萌も消えたがな。
腐女子には萌が必要なのにな。
女子の支持が薄くなったとは思うが。
中途半端な美形に演じられるよりはよっぱどいいさ。
おお、あたしゃ、フリッツ少尉萌だよ。
スーパーフォートレス。
B29を潜水艦で撃ち落としちゃうのは。
ファンタジーだよなと思う。
帝国日本海軍、陸軍の悲願。
撃墜王たちが命がけでやっと落とした爆撃機。
それが、潜水艦で撃ち落しちゃうんだからなぁ。
このありえなさがローレライなんだよな。
史実ではないのだ。
敗戦国だって、このくらい夢見たって良いじゃないか。
ローレライは音楽も良い。
かなり音楽に救われていると思う。
今回、モーツアルトでもいいかって思えたので。
て、いうか。沈黙の艦隊ごっこ(笑)
原作は。
ダイス、キタ━━━(゚∀゚)━━━!!!!!って感じなんですが(笑)
映画は映画の味があってまた良し(笑)
肩の力を抜いて。
超娯楽SF架空戦争映画として楽しめば良いのだ。
ヤマトでガンダムって思っている映画ですが。
デスラー総統ご出演に。
樋口監督の遊び心が。
この感性。わたしは好きです。
まるでケロロ軍曹のようで(笑)
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
紫電改。ともに生きともに果てる。, 2007/3/4
松山343空の若き撃墜王
菅野直大尉。
江田島出身の彼の青春譜でもある。
343空の中では一番の実力者に感じる。
そのやんちゃぶりも、
尉官あるものだからこそ。
繊細で豪快な人柄は、
主人公の魅力たっぷり。
華がある人だ。
同じ343空の
鴛淵孝大尉は優等生なんだけれど。
日本の撃墜王の最後は。
敵に撃墜されるというよりは、
不慮の事故の場合が多い。
悲劇な撃墜王として有名なのは、
203空の西沢広義飛曹長。
命令により零戦を置いて、
輸送機で移動中、
その輸送機が撃墜されて戦死。
菅野直大尉もまた。
紫電改の銃暴発により、戦線離脱。
そのまま未帰還になる。
その日の紫電改は、彼の愛機ではなかったという。
彼の愛機に乗っていたら。
菅野大尉の運命も変わったのだろうか。
偉大なる撃墜王、
岩本徹三氏の零戦撃墜王にも、
紫電改の描写がある。
岩本氏は、
紫電改に乗りたかったのだろうと思われる。
彼に誉められていた部隊は、
菅野大尉の新選組だったのだろうか。
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15 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
片恋のうた, 2007/3/4
美しい一粒のダイヤモンドのような小説。
恋を知ること。
それを失うこと。
すべては、戦闘妖精の意のままに。
戦闘機の話と言うよりも、
人工知性体の話である。
そうして。
この話はとても日本らしい感性の話だと思う。
神はすべてものものに住まわれる。
もちろん、戦闘機にも。
自我に目覚めた人工知性体は、
淡々と日常をこなしていった。
すべては本能の命じるままに。
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戦神に愛された男, 2007/2/28
日本海軍トップの撃墜王。
彼の淡々とした戦史の中に。
戦いが日常化している現実を見、
また、男の闘争本能をみる。
理不尽な軍隊の中で、
精一杯自分に与えられた任務を果たした、
下士官の記録。
彼の記録した撃墜数202機は、
男の矜持である。
これを信じなくて、なにを信じようか。
天下の浪人虎徹。
彼は自らを浪人と評している。
日本の海軍の中で、
自分を浪人と感じていた彼が。
哀しくて愛しい。
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5 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
戦神に愛された男, 2007/2/23
日本海軍トップの撃墜王。
彼の淡々とした戦史の中に。
戦いが日常化している現実を見、
また、男の闘争本能をみる。
理不尽な軍隊の中で、
精一杯自分に与えられた任務を果たした、
下士官の記録。
彼の記録した撃墜数202機は、
男の矜持である。
これを信じなくて、なにを信じようか。
日本の搭乗員は大変優秀だった。
あの長い戦争の中で、
前線に立ちながら、生き残ったいた
撃墜数202機は、太平洋戦争一である。
あの長い戦争を
撃墜王として生き残った。
それだけでも、素晴らしい。
戦神に最も愛された零戦搭乗員である。
光人社編集がちょっとなぁと感じているので、
星は4つ。
現在入手困難だが、
零戦撃墜王―空戦八年の回顧
こちらなら星5つ。
天下の浪人虎徹。
彼は自らを浪人と評している。
日本の海軍の中で、
自分を浪人と感じていた彼が。
哀しくて愛しい。
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