長い梅雨がまだ明けていない地域では、日々“じめじめ”と戦っていることと存じます。ここ北海道では雨が降らず、農作物への影響も懸念されているところではありますが、からっとしたお天気が続いています。
7月になり、富良野ではラベンダーが満開になりつつあります。 (写真1)富良野のラベンダーです(撮影:山口真佐美) テレビドラマ「北の国から」以来、観光のお客様が飛躍的に伸びた富良野ですが、ラベンダーのイメージが強すぎて、季節はずれにいらしたにもかかわらず「なんだ!ラベンダーがないじゃないか!!」とクレームが、それはもう沢山きたのだそうです。 (写真2)ミツバチもラベンダーがお好き(撮影:山口真佐美) おかげで、今、富良野では6月中ごろから順に咲き始めるラベンダーを、8月いっぱいぐらいまで見ることが出来るようになりました。 花の香りが一番強いのは蕾から満開に向かう途中です。 ですから、ラベンダーもすっかり薄紫に開ききってしまっては、香りがしません。あのラベンダーの香りが、むせ返るほどに漂うのは咲き始めのちょうど今頃です。 (写真3)ファーム富田の一部分。向こうに見えるのが富良野盆地(撮影:山口真佐美) (写真4)こちらもファーム富田の一部(撮影:山口真佐美) (写真5)ポピーの花も満開(撮影:山口真佐美) (写真6)こんなところもあります(ファーム富田)。(撮影:山口真佐美) だんだんと広がる丘には、じゃが芋をはじめ、麦やとうもろこし、アスパラガス、豆などがパッチワークのように栽培されていて、それは美しい景観を作り出しています。ここのじゃが芋の多くはカルビーのポテトチップスになります。湖池屋のポテトチップスになる芋もあります。 (写真7)美瑛のじゃが芋畑(撮影:山口真佐美) (写真8)じゃが芋の花です。(撮影:山口真佐美) 観光バスツアーで廻ると、コースに旭川の旭山動物園も付いていたりしますが、富良野・美瑛だけでもたっぷり一日かかるので、いらっしゃる時は充分に時間を取っていらしてください。北海道は広いですよ。 もし、お泊りのようでしたら美瑛の近くにある白金温泉がお勧めです。 【参考】JR北海道「ふらの・びえいフリーきっぷ」 【記者注】写真はいずれも2007年撮影です。
30点
あなたも評価に参加してみませんか? 市民記者になると10点評価ができます!
※評価結果は定期的に反映されます。
|
empro は OhmyNews 編集部発の実験メディアプロジェクトです |