2008-06-30 委員長って言うなぁ!
■「アニメ批評家はまだ生まれていない-山本寛インタビュー」(季報『唯物論研究』第104号所収)
ヤマカンさん、このインタビューを受けたのは失敗ですよ。
「グダグダグダグダ」書いてもしかたないので一番残念だった発言を引用。
オタクだからモテなくてしょうがない、という意識は今も依然としてあると思うんですけど、僕の個人的な経験上、それはあり得ないと思ったんです。オタクだって女の子はゲットできるし普通にしゃべろうと思ったらしゃべれる、当たり前のことですよ(笑)。
結局、「ルサンチマン」とかファッションで言ってたことが透けて見えてしまった(「モテない→オタク」というベクトルが考慮されてない)。
あと、「ハルヒダンス」でみんなが踊ったことを好意的にとらえているのも気になった。そりゃ仕掛けた本人にしてみれば「してやったり」だろうけど、本編が蔑ろになってしまった側面もあるはずである。うがった見方だが、作品のバランスより自己顕示欲を重視していたように見えてしまう。
このインタビューで、山本寛氏が私の想像の域の内側でしかないことがわかってしまったのが残念だった。氏には『かんなぎ』で作品を通して今度こそ(いい意味で)裏切ってくれることを切に期待する。
それよりなにより非道いのが注釈である。注釈を設ける言葉の基準もわからないが、その文章が非道い。この本で批判されているあらゆる商業誌の文章より客観性を欠いている。不快極まりない。糞だ。
このアニメ批評特集がどういう経緯で組まれたのかという、この雑誌の流れを考えなくてはならない。
つまるところ、マルクス主義の延命手段として「唯物論」に特化し、さらにその延命手段として「アニメ」が注目されたのではないかということである。
その中で、山本寛は見事に「客寄せパンダ」の役割を担わされたのである。まさに広告塔のタレントである。例えば、山本寛のインタビューが載っているからこそ私はこの本を手にしているのである(更科修一郎だけだったら購入するにまで至らない)。その姑息さだけでも批判されるに値する。
あと、インタビュー最後の山本寛の(画質の悪い)スナップ写真は、切り抜いてサイババの写真みたいにパスケースにでも入れておけということなのだろうか。
■anime
ヤッターマンの裏でタイムボカンをやってる東京MXは性格が悪い。
ソウルイーター(第13話)
むしろ職人と武器の間に肉体関係があるのが自明すぎて気にならないのか。マカとソウルが裸で同じベットで寝てても「へぇ~」としか思わん(逆に日常的なエロさがあるかもしれない)。
犬夜叉の再放送
そういえば桔梗って「私のこと好きなんでしょ、うりうり」みたいな変な女だったな。
今思えば犬夜叉が終わったのは必然的だった。描写が古臭すぎる(「絵」じゃなくて)。
S・A(第13話)
キャラクターと声優の同化をつきつめた面白さがある。
新OPと新EDが楽しすぎる(特にED)。
クラスメイトとのわだかまりを結局金で解決してるのは引っ掛かるが、ノブレスなんたらってことで。
D.C.2S.S.(第13話)
義之の帰還はアニメの主体性の回復である。そして、桜の消失は魔法の消失、アニメと現実の橋渡しの消失である。『D.C.2』には今のアニメが失ってしまったユートピア性を再び取り戻すことへの希望が描かれている。
由夢、学校サボってたのか。
今シリーズも面白かったが、もっと面白くすることができた。そして、そのためには2クールであることが不可欠だった。思ってた以上に優れたコンテンツだったので、残念でならない。
これだけ私が本作を評価しても身の周りに観てる人間が誰一人いない。